2024年5月24日金曜日

灯台下暗しとはこのことーオール探しがこんなに難しかったとは!

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!





23日は、Lipari島で失くしてしまったテンダーノール探しと、アンカーのウィンドラスのモーターオーバホールに必要な部品の後追いで一日が終わりました。テンダーのオールなんて、どのシップシャンドラーでも手に入ると思ったら、これが大間違いだった。サイズとか形がうちのは特殊だったのです。

朝一番の仕事は、ウィンドラスのスピンドルの部分を、オーバーホールに必要な部品キットをオーダーしてくれているショップにもっていくこと。

ショップはフミチーノエリアにあって、ここ数日毎日来ております。メカニックがモーターを分解したら、やはり消耗している部品が沢山あったので、部品キットをオーダーする必要があったのです。それをこのお店でオーダーしてもらっています。このお店はウィンチ販売をしているので、どうも新しいウィンチを丸ごと売りたいようであまりメンテナンスキットを売りたくなかったようだった、と主人が言っていました。でも依頼をしたので手配はしてくれており、スピンドルの部分にも取り換えする部分があるはずだ、ということで連絡が来たそうです。


なんかクッションみたいな部分があって、これもちぎれていた!メンテナンスキットにはこれも一緒に入っているそうです。で、モーター本体部分はメカニックがやるんですが、スピンドルの部分は主人が自分で部品取替えができる、とのことで、それをお店の人が説明してくれました。

その後、テンダーのオールを探しに、フミチーノエリアのボートショップに行きます。

ここにも川があって、結構大きめのマリーナがあるんですが、こっちの川は水深が2メートルないぐらいのなので、私たちは入れません。

漁船みたいなのも結構います。近くにはコーストガードの大きな建物もあります。

で、ここにたどり着くまでにグーグルが示したボートショップに行ったのですが、それは単なるシップヤードだったのですよ。で、別の場所に行こうと思ったら、なんか一方通行とかでなかなかたどり着けず。結構道に迷ってぐるぐる同じところを移動しちゃいました。フミチーノの川沿いにもレストラン街があるんですが、そっち側はもういつも渋滞しているんですよね。でしばらくぐるぐるした後で、川の反対側のコーストガードの建物がある方にシップシャンドラーがあった気がする、と気が付きそちらに向かいました。オスティアでもそうですが、片道一車線でしかも単純に左折できなくて、一旦反対方向にしばらく進み、それからラウンドアバウトでやっと反対側に行けるっていう道路がここにもあり、そこがすごくいつも渋滞。

なのかんのすでにお昼を過ぎていて、午後1時近くになってきました。こうなるとお店が閉まってしまう可能性があるので、急がねば!で川の反対側に来てやっと「あ、そういえば、あの角を曲がったとこにあったはず。」とやっとたどり着いたのです。
で残念ながらこのお店にもテンダー用のオールは、うちのにあうタイプはなくて、決まった形のものしかオーダーできないとのこと。多分午前中の閉店間際だったみたいで最初はそっけなかった店主でしたが、主人がオーストラリア人だとわかったら、途端に愛想がよくなったのです。店主は若いころ、シドニーベースのクルーズシップでシェフとして働いていたとのこと。オーストラリアが大好きなんだそうです。で、いろいろ相談に乗ってくれたのですが、オールはダメみたいでした。オール以外にも主人はウィンドラスモーター周辺に熱がこもるのでブローワーを取り付けようと思っていて、ブローワーがあるかどうかを聞いたら、いろいろサイズを出してきてくれて親切に対応してくれました。午後1時半に一旦閉店なのに、すでに2時近くになっており、表のゲートも半分締めてたんですよね。でブローワーとオイルを購入。

その後遅いランチ。こっち側の川沿いにも数軒レストランがありますが、反対側ほどおしゃれで数が多いわけではありません。4年前にはなかった「Old Wild West」がここに出来ていました。昨日もオスティアのこのお店で食べたけど、また今日もここにしちゃった。


私はビーフサラダ。

主人はビーフブリトー。コーンチップスがついてきたんですが、ちゃんとしたコーンチップス(ギリシャの時は偽コーンチップスだった。)だったので、次はナチョスを食べてみたいと思った私でした。(最近メキシカン食べてないし。)安定した美味しさでお手頃価格なので、ついつい選んでしまいます。


お腹は一杯になったのですが、テンダーのオールがまだ入手できていません。月曜日にフミチーノマリーナ沿いのシップシャンドラーで一度聞いたのですが、そこにはまだ戻っていなくて、私的には、そこにもう一度行けばオーダーしてくれそうじゃないの?と思っていたのですが、主人は「あそこも他の店と同じものしか扱っていなかったんだよね。」と言って期待うすでした。でもダメ元で行ってみることに。フミチーノからまたテビレ川を越えてオスティアまで行くのって、面倒なんですよねぇ。一旦マリーナを通り越していくので。

で、月曜日に覗いたシップシャンドラーに行ってみると、閉まっていたのですが、一人の男性が近づいてきたんです。主人が「お店の人ですか」と聞くと、「そうです今から開けるとところ。」ということでグッドタイミング。さらにその声と風貌にも覚えがありました!例に廃業になった大きなシップシャンドラーのご主人だった!主人もすぐ気が付いたようで「前にあっちの店にいましたよね。」と言ってました。で、オールを見せたら「あ~そのタイプはうちでは扱っていないだけど、HONDAのモノだと思うからあっちのホンダ・マリンなら手に入ると思うよ。」と教えてくれました。見ただけでわかるなんて、やっぱりこの人頼りになる!4年前も毎日のように主人は彼のお店に通っていて、品物購入だけではなく、配線のことなどもいろいろ質問していたのです。

で、そのホンダ・マリンはほんの50メートルも行かない所。ショーウィンドーに展示されていたテンダーを見るとうちのオールとそっくり!ちなみにうちのは別メーカーのテンダーなんですけどね。展示してあるモデルに持参したうちのオールを取り付けてみたらぴったりでした。

在庫もあったので、めでたく新しいオールを一組買いました。テンダーに取り付けるネジみたいなのがあるんですが、それも劣化していたんですよね。無料でその部品も付けてくれました。お値段も良心的だったそうです。半日探し回ってあきらめかけた時に、なんと最初に声をかけたシップシャンドラーに例の人が働いていたとは!しかも見ただけでどこで買えるか教えてくれたし。こんなに身近な場所にあったなんて、灯台下暗しとはまさにこのことですね!


フミチーノのお店で買ったきたブローワー。なんか加工スタートさせてますが、まな板を使われるのは困るなぁ。


ウィンドラスを外した後はこんな風でした。

アンカーが落っこちないよう、念のためひもで結わえてあります。

日曜日にオスティアに着いてから、毎日いろいろ部品や作業の手配で走り回っていましたが、ようやくすべてが手配し終わったので、来週まで「届くのを待つ」だけとなりました。そこで、明日(24日)から2泊3日でナポリまでドライブ観光に出かけることにしました!

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