2024年5月30日木曜日

整備されたウィンチモーターに新しいマットレス&追加ソーラーはここに固定します

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!



進む時は一気に進むもので、29日にはウィンチモーターの整備が終了しました。新しいマットレスも完成し、追加ソーラーパネルも既存ビムニーに設置するための第一段階が完成。このシステムは実は主人がデザインしたのです。

こんな風にカバーでソーラーパネルをくるみます。ベルクロではなく、ファスナーでしっかり固定するシステムは主人オリジナルのデザイン。セールメーカーはベルクロでパネルを直接ビムニーにくっつければいいと言っていたそうです。

5月29日(水):先週から手配していたものがこの日一気に形になってきました。まずは追加ソーラーパネルの設置システム、やっと第一段階が終了。既存のビムニーにソーラーパネルを固定するために、主人はまずソーラーパネル3つをそれぞれカバーに固定して一枚の大きなパネルみたいにするシステムを考案しました。カバーにはソーラーパネルにもともと開いていた穴の位置に合わせて穴をあけてもらい、それをスクリューでしっかり留めます。この穴開け作業は前日に完了するはずだったのですが、一日遅れで仕上がってきました。どうもこれがイタリア風みたいで、どの仕事もだいたい最初に聞いた期日よりも一日遅れで仕上がんですよねぇ。これも毎日催促の電話をしていて、やっとこんな感じなのかもしれませんが。それでもギリシャで仕事を依頼する時よりはましです。ギリシャだと一日遅れどころか一週間遅れになりますから。

3つのパネルを全てスクリューで固定させることができます。このカバーに四隅にカバーが付けてあって、それで既存ビムニーにくっつけるのです。最初セールメーカーは単にソーラーパネル自体にベルクロを付けて、直接ビムニーにベルクロで貼る方法を提案してきたのですが、それでは強風の時とかに外れる可能性が否めず、もっとしっかり固定するためにこの方法を主人が考案しました。


こういうところ本当に我が主人ながらすごいなぁと思います。こういうのメカニカルエンジニアリングですよね。SATOMI号のアップグレードは、既存のシステムにはない方法で行われていることが多く、それらは全て主人が自分で考えているんですよね。専門の職人さんでも考えつかないというか、だいたいは依頼したことをその通りにしかやってくれないので、主人が設計図を書いて、それを実現してもらうのです。それでも職人さんがやってくれない場合も多く、そんな時は主人が自分で材料を入手して自作しちゃいます。


カバーで固定された追加ソーラーパネルはこのビムニーの上に乗っかります。

こんな感じ。次の工程はどこにファスナーを付けてもらいたいか印をつける作業。両端からの位置を測って、ほぼ真ん中になる位置を決めました。

そしたら、白い鉛筆でビムニーとソーラーカバー両方に印をつけていきます。



印をつけ終わったら、ビムニーとソーラーパネルをまたセールメーカーに持っていき、印の位置にファスナーの片方を付けてもらったら完成・・・・といってもその後電気系統の接続をする仕事が残ってますけどね。それは勿論主人が自分でやります。ラインセンス・エレクトリシャンですから。(オーストラリアの国家資格を持った電気技師)

ついでにドッジャーのビニールウィンドの部分も新しいものかえることにしました。4年間酷使してきたので、どんなにきれいに拭いても曇りがちで視界があまりよくなくなってきました。素材的に数年に一回は取り換えないといけないようです。でもお手入れ方法を最初の頃は知らなかったので、今後は新品の状態をできるだけ長く保てるように頑張ります。(クリーニング関係は私の仕事)

ドッジャーをはずします。

ビムニートップも外したので、なんかいきなりプライバシーがなくなった感じ。

早速主人はセールメーカーにドッジャー、ビムニートップ、ソーラーパネルカバーを配達にいきました。

さらに、待望のウィンチモーターも仕上がったよ、と朝連絡が来ていたので引き取ってきました。スピンドルの部分もピッカピカになってもどってきた!

オーバーホールしてもらったウィンチモーターとギアボックス。部品代と作業代で計600ユーロなり。もし新品に買い替えたら軽く3倍以上の値段になってたので、かなりな節約になりました!

さらに、午後3時すぎにマットレスメーカーから電話があり、マットレスが完成したので配達します、とのこと。やった~!!!マリーナまで運んできてくれるのですごくありがたいです。こちらのお値段はメモリーフォームと取り外し可能なカバーを付けて400ユーロでした。

普通のダブルベッドより大きくクィーンサイズより小さいので、結構いいサイズなんですよ。だから普通のダブルベッドに新しいマットレスを買う事を考えたら、こちらも格安です。1000ユーロ近くするんじゃないかなって思っていたんで。

早速寝転んでみたら、もう快適そのもの!メモリーフォームのマットレスは2重構造になっていて、上側がメモリフォームで下側は通気性のある高反発スポンジになっています。なので湿気がこもらないのだ!

一日で一気に物事が進み、スケジュール通りとなりました。でもこの後本格的に作業がスタートするんですけどね。ウィンチモーターを元の場所に戻さないといけないし、ソラーパネルが戻ってきたら電気系統の接続があります。日曜日6月2日に出発するのを目標にしているので、次の日からまた主人は大忙しです。そこで、ちょと前祝い?で久々にディナーに行きました。マリーナ隣接のレストラン。

川の向かいにはSATOMI号が見える!マリーナ隣接のレストランはグーグル評価でも、すごく高い評判です。週末は物凄く混雑していましたが、週日の夜は静かみたい。


まずは前菜でカルパッチョに、ストリートフードというメニューの中からタコミンチのパン粉フライ。タコミンチは、中身がたこ焼き風でそれをパン粉を付けてあげた感じで、すごく美味しかった!

で、メインは真鯛のグリル。これ1キロあるんで、結構大型です。身がたっぷりで二人でシェアしても、私は半身部分全部食べ切れなくて、主人が最後頑張って平らげてくれました。皮がパリパリで香ばしく、身はしっとりの絶妙の焼き加減でしたよ。

付け合せはグリル野菜をオーダーしました。

デザートはクリーム・ブレ。濃厚なので二人でシェアで十分だった。私はお魚でお腹いっぱいになっていたので、2口、3口ぐらいしか食べられなかったしね。

どの料理も評判通りの美味しさで、魚は焼く前に見せてもらいましたが、見るからに新鮮で身がぷりぷりしていそうなのが皮の上からでもわかりました。ワインも進み、とても楽しいディナーとなりました。ほろ酔い気分になった後でもお家(SATOMI号)まで渡り船で送ってもらえるので帰りも楽ちん!

6月2日の出発のためには、今日30日を入れて残り丸3日です。風予報的には日曜日は微風すぎるので、マリーナは出たとしてもフミチーノマリーナ近くでアンカリングして風待ちをすることになりそうです。


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