2024年5月28日火曜日

世界一のピザにナポリの絶景ー短期間でもポイントは押さえたつもり!ナポリ観光旅行DAY2

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!




ナポリ観光DAY2の25日は朝9時前にお宿を出発してできるだけ沢山の観光スポットを見るべく精力的に移動しました!

ナポリの港とヴェスヴィオ火山が一望できる絶景ポイント!

5月25日(土):朝8時半にはお宿を出て地下鉄を使って市内観光スポットを目指しました。宿泊先から最寄りの駅Materdeiから観光スポットが集まった港近くのMunicipioという駅までは直通で5駅ぐらい。だいたい15分ほどです。この路線は市内中心地を主に走っている路線です。料金はネットで調べたら1回90分以内乗り換えOKで1.8ユーロでしたが、郊外路線の駅に行かなければ1.5ユーロ(でも乗り換えはできないよう。)で良いらしいという張り紙が。自販機でカード決済で切符を買えるので簡単でした。私たちが利用したい駅は全て中心地路線だけで乗り換えもしないので、丁度良かったです。で最初間違えて反対方向の電車に乗ってしまい、折り返してきたタイムロスがあったので、最初の目的地に着いたのは9時15分ぐらいでした!

駅を出るすぐそこにナポリの港が!大型クルーズ船が数隻接岸していました。


最初の観光スポットはヌォーボ城。13世紀後半にこの地を支配したフランス・アンジュー家により築城され、15世紀半ばに次ぎの支配者であるスペイン・アラゴン家により改装、戦後に修復され現在の姿に至ります。5本の塔で構成され、中央の入口には再建主であるアルフォンソ1世の凱旋門が鎮座します。

内部には州の貴重な絵画コレクションや彫像を収蔵する市立美術館があり、屋上は港や歴史地区を一望する絶景スポット!尚、アクセスは地下鉄1号線の「ムニチーピオ駅」からすぐとナポリ初心者にも簡単なのがうれしいですね。」(ここクリックでそのサイトに移動できますよ。)


上記は今回のナポリ一日観光にあたり参考にしたサイトから引用です。全てを網羅したわけではありませんが、紹介されたコースを参考にしたので、効率は良かったです。


でもねぇ~見かけは結構見ごたえありそうな、いかにも「中世の城」!という雰囲気の建物ですが、実際に見学できた場所はちょっと期待外れな感じでした.。入場料は一人6ユーロだったから許せたけどね。
入ってすぐの中庭。

で、中に入れる場所は限られていて、最初に入ったところは床がこんな風になっていて当時の建物のファンデーションが見れるようになっていたのすが、その部屋自体はギャリーとなっており、コンテンポラリーなアートが展示されていました。

他の部屋はなんか会議かワークショップで利用されているらしくその準備が行われていました。

で、あとはというと・・・・お城の中という雰囲気はあまりなく全体が美術館になっているので壁には絵画が飾られているんですね。お城に当時からあったものではなさそうで、単に美術館として利用されている、という感じだったので写真も撮らずに終わった。

バルコニーからはいい眺めでしたけどね。

次に訪れたのは、ウンベルト1世ガッレリアという1890年に完成したアーケードです。

数軒の建物がドームの屋根で繋がっていてカバーされている全天候型ショッピングセンターという感じ。建物の1階にはカフェとかブティックなどが入っています。まだ10時前だったのでお店はまだ開いてなくて静かでしたが、お昼ぐらいになったらすごい混雑しそう。



このスィーツおお店は有名だそうで、ちょっとした列がありました。真ん中の段のでっかいキノコみたいな形をしたスイーツがナポリ名物らしい。まだ朝食を食べてなかったので、かなり心がぐらっとしましたが、実はこのあとナポリで一番、いえ世界で一番と言われているピザのお店に行くことにしているので、じっと我慢我慢で通りすぎました。

ピザのお店は11時開店ですが、10時半から並ぶのがいいってグーグルにコメントがあったのでそれに従います。必ず行列ができるそうですが、どうせなら開店同時に入れる方がいいしね。そこまでは地下鉄で二駅ぐらいの距離でしたが、徒歩で市内観光をしながら行くことにしました。徒歩では20分ちょっとの距離だし。

ブティックとかが立ち並ぶ通りを通過したのですが、どうもお店は11時ぐらいからにぎわうみたいで、半分ぐらいのお店がまだ開店してませんでした。その分通りがそれほど混雑していなくて良かったけど。とにかく観光客が多いナポリ、どのお店にいっても結構行列なんですよねぇ。
「L Antica Pizzeria Da Michele」その名もミッシェルの老舗ピザ屋!ミシュランスターも獲得しているようです。着いたのは10時半ちょっと過ぎでしたが、数人並んでいました。でも私たちはすぐその後ろだったので、開店と同時に入れるぞ!が、しかし実はこの時間違ってテクアウトの列に並んでたんですよねぇ。入店して食べ達人たちはなんか、道を挟んだ場所にうろうろしていた人たちだったよう。で、11時ちょっと前から入店して食べる人たちが誘導され始めたんですが、私たちは入れてもらえなさそう。その時間違ったラインに並んでいたことに気が付きました。それでおじさんに大きい声で「タブロー」(イタリア語でテーブルという意味)で行ったら、イートインしたかったことが通じたみたいで、間違った列でしたが前から2番目に並んでいたのはおじさんも知っていたので「OK」と入れてくれました。どうもですねぇ~入店希望の場合は予め番号札をもらっておく必要があったようです。

間違った列にいたけど、前の方にいたおかげでちゃんと開店と同時に入店し席を確保できました!

しかもピザ窯の真正面の席!奥の席の人たちがわざわざ写真を撮るために移動してきましたが、目の前でナポリ一番のピザが焼きあがるのを見れるなんて最高です!


ペーパーのランチョンマットにはミッシェルおじさんのイラスト?1870年からやっているんですねぇ。そりゃ老舗だ。メニューは5種類のピザのみ。それも5.5ユーロとお安いです。ただどれも殆ど具がなくてチーズとソースの身という感じなので、原価はかなり安いと思うんですよね。だから5.5ユーロでも利益率はかなり大きいとみた。

出てきたピザは巨大!でもペラペラなので、食べられると思う。

主人がオーダーしたのはマリナーラなんですけど、シーフードは入っていません。濃厚トマトソースにガーリックのスライス、それにバジル。もうすっごいガーリック風味満載でした。チーズもなし。

私はやはり王道のマルガリータ。ピザ専門店ならやっぱマルガリータしかない!とにかくトマトソースが濃厚でトマトペーストっていう感じ。チーズにフレッシュバジルの風味がすごく生きていました。さて、肝心のお味は?・・・・・正直いうと今まで食べたピザの中で一番美味しいとか、凄い特別な味ということはありませんでした。私が本場のピザの美味しさがわからないだけかもしれませんけどね。トマトソースとチーズの味なんですよ。ピザ生地はとっても薄くて、あつあつだからなよッとしていました。とにかく薄いからこんなにでっかくてもペロッと完食できたのは良かったです。

とっても有名だからね「行くことに意義がある」という感じでしょうか。店内には有名人の写真とかもあって、ジュリア・ロバーツがピザをほおばる写真もありましたよ。私的には美味しすぎてまた行きたい!というほどではなかったなぁ。あくまでもグルメではない私個人の感想です。グーグルでの評価は皆さん「今まで食べた中で一番美味しい!」って言ってますよ。

食べ終わって出てきたら、さらに行列は長くなっていた!やはり開店前の時間に並ぶのがベストだと思います。

朝ご飯とランチ兼用だったので食べ終わった時は11時半ぐらいでした。主人がコーヒーを飲みたいといったのでカフェに入りましたよ。すでにかなり歩いてたのでここで休憩も兼ねて。

休憩後、再び地下鉄を利用して朝下りたMunicipio駅まで戻ります。だいたいの観光スポットはみんなMunicipio駅周辺にあるんですよね。でもグーグルマップを見たらなんかすごい曲がりくねった道のりを示していたので、港沿いを行く方が簡単じゃない?と思いグーグル先生に逆らったら大間違いだった!!!!ナポリ、街並みに高低差があって、港沿いからいくと、この王宮がある高さまで階段を登らないと行けないんですが、その階段に通じる公園に移動遊園地が出てきていて、通過できなかったのだ!!!!結果すっごい大回りをする羽目になりました。30分ぐらい余分に歩いたな。

ナポリ王宮です。

この広場も観光スポットのプレビシート広場。付近にはオペラハウスもあります。





まず最初に目に入ったのがこの壮大な階段。なんて美しい!大理石で埋め尽くされています。


天井の模様も素晴らしくてイタリアの他の地域の王族の紋章が施されているみたい。

あれはシシリーのマーク。あれだけはわかるんですよねぇ。

次の部屋は劇場でした。

ロイヤルアパートメントって書いてありますが、日本風なアパートは全く似ても似つかぬ豪華なお部屋たちです。

とにかく天井の模様というか装飾に心を奪われました。どの部屋も特徴があって素晴らしい、としか言えない。ずっと上を向いて歩いてたので首が痛くなったぐらい!



ここは本当に見ごたえ抜群でした。王宮とかだったらやはり、これぐらい豪華な作りを期待します。

王座の部屋

天井はゴールドギルド細工。

クィーンのお部屋もパーラーから謁見待ちの部屋など、クィーン用だけで5室以上もありました。



とにかくどの部屋もため息が出る豪華さでしたよ。

ここは舞踏会とかが開かれた大広間かな。

こんな回転書棚机があった!一度に何冊も違う本を同時に読んだのかしら?

そして王宮内にある教会も負けじとゴージャス。

で、最初に入ってきたゴージャス階段の場所に戻ります。もうため息が出る豪華なお部屋ばかりで、目の保養になりました。

王宮からの帰り道はグーグル先生推奨のルートで地下鉄駅まで戻ります。こっちの方がきれいな建物とにぎやかな通りで断然よかったでした。

午前中に見たドームの場所。お宿戻ったのは午後3時半ぐらいでした。地下鉄の駅からの帰り道、美容院を見つけた主人は「カットしていく」と言ったので、主人を残して私は先に帰り休憩。

でもカットはすぐにはしてもらえなかったみたいで、1時間半も待っていたようです。その間、うたた寝したりお水をもらったりしていのでゆっくり休めたって言ってましたけどね。

ナポリ最後の夜は何を食べようかなって迷ったのですが、シーフードは結構食べ飽きていて、ちょっと変わったものが食べたくなっていました。それでググったら「ラーメン」屋さんがあったのだ。ギリシャでもイタリアオスティアでもラーメンは、まだ日本のラーメンとはかなり違うものがほとんどで、がっかりすることの方が多いんですが、見ると試したくなってしまうんですよねぇ。写真を見る限りは結構日本のラーメンに近い雰囲気だったし。で主人も「いいよ~。」と言ったのでナポリのラーメン屋さんに行くことにしました!

ただ問題はMunicipioの地下鉄の駅から徒歩20分弱かかること。ま、腹ごなしには丁度いいか、通って歩き始めたんですけどねぇ・・・ナポリの街並みは高低差がすごくて、途中で階段を3階建て分ぐらい降りる羽目になりました!結局30分ぐらいかかったかな。でも昼間入ったことがなかったエリアだったので面白かったですけどね。サンタ・ルチア地域からさらに先に行ったエリアで、観光客はあまりいなそうでした。

有名ブランドのお店が立ち並び、いかにも観光客風なカジュアルな服装の人達は私たちぐらいで、道行く人がみんなおしゃれだった!

ここがナポリのラーメン屋さん、Yoshiiです。

店内は日本の居酒屋風なインテリア。



サッポロビールと熱燗をオーダー。飲み物もそれほど高くないんですよねぇ。

待望の醤油ラーメン。見かけはかなり普通の日本のラーメンですよねぇ。スープのお味は・・・?うんいい感じ。普通の醤油ラーメンの味でした。素朴な昔ながらのごく普通の醤油ラーメンで、これまでギリシャやイタリアで食べた中では一番日本のラーメンに近いもの。今回は当たりだった!ちなみにオーストラリアのラーメンは非常にレベルが高く、日本のそこらのラーメン屋さんより美味しいお店が沢山ありますのだ。

主人はかつ丼。でもこれポークではなくチキンでした。卵焼ものっていて、親子丼に近い雰囲気でしたが味は良かったですよ。

チキン唐揚げは、衣がちょとフリッター的でしたが美味しかったです。

トイレに行っている間に半分以上食べられたデザートの抹茶アイス。ナポリにいるのにラーメン屋さんなんて!って感じですが、私たちにとってはこっちの方が珍しのだ!さらにお値段もとてもお値打ちで、アルコールを含めて全部で41ユーロでした!

帰り道は、例の3階建て分ぐらいの階段を上るのが嫌だったので、車道を通って帰ることにしたんですが、途中から長いトンネルの中を通る道路で、車がびゅんびゅん通過する横を細い歩道の上を歩くことに。歩道といっても人一人通れるぐらいの幅しかないので、バイクとかは、本当にすぐ隣を通過するんですよね。物凄く怖かったです。主人もそんな道路だとは思っておらず、知ってたら歩かなかったなって言ってました。500メートルぐらいそれが続いたかな・・・・トンネルをやっと超えたら、朝来た古城の近くに出ました!なるほどこのトンネルを通らないことににすると、行道のように街の中をあっちこっち移動して階段で段差を克服しないといけなくなるわけですなぁ~。多分タクシーで移動するのが一番だったのかも。

トンネル歩きはちょっと怖かったですが、おかげで夜の街の景色も楽しめました。イタリアの国旗カラーでホテルの壁がライトアップされていました。

噴水の広場もライトアップされていて、綺麗でした!

お宿に戻ったのは、私たちとしては夜更かしの夜9時半ぐらい。ナポリは治安が悪いと聞いていてので、夜歩きはちょっと心配でしたが、人通りのある場所なら問題なさそうでした。勿論女性一人歩きはどこの国でも暗くなってからは危ないと思いますけどね。宿泊先は普通の住宅街の中だったので暗くなっても近隣住民が、地下鉄からの道のりでそこそこ外に出ていたので全く危険は感じませんでしたが、ナポリに行くっていったらオスティアのマリーナの人たちが「スリが多いから、観光地以外は行かないほうがいいよ。気を付けてね。」とアドバイスしてくれたぐらいだから、ナポリの治安の悪さはイタリア人の間でも知られているよう。ちなみに、バックパックは後ろに背負わず、常に肩にかけてました。これはマリーナの人からのアドバイスに従いましたよ。ま、私たちの服装はイタリア人の中ではかなりカジュアルなので、一見で貧乏ツーリストだってことが分かったと思いますけどね。


26日日曜日は、朝ごはんは近くのベーカリーで主人がペーストリーを買って来てくれたので、お宿で済ませました。ナポリを去る前に、街が見渡せる丘の上に行きました。

ヴェスヴィオ火山とお高いマリーナ!

ここに泊まるより、オスティアでの係留代、ナポリでの宿泊代に駐車料金の合計のうほうが、一日100ユーロも安かった!それぐらいナポリのマリーナは高いのです。本当はサレントにいる間にナポリ観光をしようと思っていたんですよね。でもオートパイロットの軸ブラケットが壊れるというアクシデントが発生した結果、滞在中全てを観光に費やすことができなかったので、ローマに着く前延期したのです。2時間半もドライブで戻ることになりましたが、リストアップしていた修理、アップグレード装備を手配し終わったので、この週末は私たちサイドではやることがなかったので、時間を有効活用することができました。

写真よりも肉眼で見る方が、景色の素晴らしさをもっと実感できます。

カプリ島を目指すボートだねぇ。一週間前、私たちはあのボートの間を縫うように航行していました。

二泊三日でしたが、しっかり観光したのは正味丸1日だけ。でも見たいと思ったポイントは全て押さえることができたので、とても充実した週末旅行でした。26日は、午後4時前にマリーナに戻れたので、週末旅行の疲れをゆっくり癒し、月曜日27日からまたしっかり働くことができました。

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