2024年6月9日日曜日

給油待ち1時間!&Port Azzuroの可愛らしい街並み

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!




Port Azzuroの街は港を周りの街並みが本当におしゃれなのです。いたるところにハイビスカスが咲いていて、南国ムードもありますが、それでいてマルタやナポリで感じたようなギラギラした雰囲気もない。落ち着いてるけど静かすぎない丁度いいレベルのリゾートタウンです。島なのに今まで通過してきた他の港よりもディーゼルが安かった。そのせいか給油にいったら待つこと1時間!

テンダーを付ける場所は結構あって、後で知ったのですが最初に付けていた場所は、本当はあまりよくなかったみたいですが、昼間でなければだいたいどこでもOKみたいでした。

港内にマリーナがあるのですが、その手前の観光船や漁船が係留しているワーフで階段がある場所につけました。

港からちょっと奥に入る小道があります。

そこから何軒ものレストランが並んでいました。ちょっとグルグル回る道だったりして、その両側にレストランがあるので、あ、あそこにも、ここにもある!と思って立ち寄るのが楽しい。

あれは「カティ・サーク」という名前のレストラン。ハイビスカスが咲き乱れています。

ここは床屋さんでした。

カティー・サークのメニューをチェックする主人。その奥にも路地が続いています。

カティー・サークのはす向かいにも花が窓辺に飾ってあるレストランがありました。


ここはなんとミシュランの星を獲得したお店のよう。お値段はそのせいかちょっとお高め。開店前から外で待っているカップルがいました。きっとすごく美味しいと思うんですが、メニューを見たところ、特に心惹かれるものがなかったのでパス。

そこから路地がカーブしていて、さらに奥にも続いていました。

この辺りは、一般住居というよりブティックホテルやエアB&Bみたい。

あ、素敵なアクセサリー屋さん。


裏通りにはオスティリアやバーが並んでいました。

その後自然にまた港に戻ってきます。

6月7日(金):Port Azzuro滞在2日目は、本当ならメインの港に移動しようと思っていましたが、こちらでもディーゼルが結構安く給油できることがわかったので、朝ごはんを食べてから出かけることにしました。

朝ご飯は具沢山のスパニッシュオムレツ。我ながら美味しくできた、と自画自賛です。

10時半ちょっと過ぎ、給油スタンドの方に向かうと、2隻のチャーターヨットがそちら方向に向かっていました。チャーター最終日だから給油するのかなぁ~。
給油スタンドのワーフには先客がいなかったのですが、さらにもう1隻が直前でウロウロしていました。その影を一隻の小型パワーボートがすっと通り抜けて給油ワーフに接岸。どうも時間を予約していたみたい。20フィートあるかなぐらいのサイズだったのですが、かなりタンクがでかいのか、結構長い時間居座っていたのですよ。

その間、私たちを含めて4隻のヨットは近くでうろうろ。
狭い場所だし、一番外のワーフに止まっていた観光船が出港したりで、みなさんバウスラスターを駆使してちょこちょこ移動していました。

画面直ぐ左のチャーターボートのバウスラスターはとっても面白くて、プロペラじゃなくてジェット噴射みたいで水が穴からブワッと吹き出してきてその勢いでバウの向きを変えていました。最新式だそうです。
最初にいたパワーボートがようやく離れたら、待っていた人たちがみんな拍手していた!他のヨットの人たちと、おしゃべりしながら待っていました。パワーボートが終わったら最初に待っていたヨットはあっという間に給油完了。その次もその次も、あっという間に終わっていました。みんなタンクが空っぽというわけじゃなかったのかな。

待つこと1時間弱、やっとSATOMI号の順番がやってきました。すでに時間は11時半近く。午前の営業は12時までなので、私たちより後に待っている船は誰もいませんでした。

ある意味、私たちが最後で良かったかも。大きい方のタンクが空っぽだったので、結構給油に時間がかかるんです。フロントタンクも1/4ほど使用していましたが、ついでにそちらも満タンにしておきました。何しろ、他の場所でチェックしたらリッター2ユーロを超えているのも珍しくなかったのですが、ここは島だっていうのに1・8ユーロ代だったのです。

ようやく給油を終えて買っていくと、朝いた場所には他のヨットがいたので、そこからちょっと離れた場所にアンカリング。でも湾の奥の方には変わりないので、どっちの方角から風が来ても大丈夫だ!(東はオープンですが、東風になることはあまりないのです。)そのまま午後はまたスターンから海に飛び込んで涼んだりして、ゆったり過ごしました。

夕方6時半、再び上陸。今夜はどこでディナーをしようかな~。お昼ご飯を食べていたので、物凄いお腹が空いてる、というわけではなく、おつまみ風でいいなぁと思いました。前日にほぼすべての食事処をチェックしておいたので、ワインバーに行くことに。


グラスでオーダーしたのですが、新しいボトルを開けてくれました。このワインがもう物凄く美味しくて!メルローみたいなフルボディですが、フルーティーさはメルロー以上!後で酒屋さんで探したら、なんと1ボトル32ユーロ!グラス1杯が6ユーロですごい高いわけじゃなかったので、多分その酒屋はぼったくりだと思いますけどね、いいワインには違いない。

本当に口当たりがよすぎて飲みすぎちゃいそうで、お料理が来るまでちびちび飲みました。

主人は地元エルバ島のビール。これも美味しかった。私はビール党ではありませんが、これは私でも美味しいと思いました。このビールの後主人は私がオーダーした赤ワインを頼んでいました。


主人はタコス。タコチップもカリカリで、なんちゃってではなく上品で美味しいタコスでしたよ。

生ハム盛り合わせ。これにピザ生地をカリカリにあげたものがついてきました。う~んワインが進むぅ~。

大満足の夕食(おつまみ)で、帰宅途中にローリー屋さんに立ち寄り、グミ系のお菓子を買い込んでしまった。



さらに港の端っこまでいくと、ホテルが数軒あってその1階にバーが何軒かありました。主人はいきなりドライ・マティーニを頼んでた。

夜9時ちょっと前、やっとテンダーでSATOMI号に戻ります。マリーナ内にはカモが優雅に泳いでいました。



こうして2日目の夜も静かにふけていったのです。全く揺れないので、海の上にいるのを忘れてしまいます。風がほとんどないのもそうですが、波も全然ないのでテンダーで船に戻るのもすごく楽なんですよねぇ。さて滞在3日目の6月8日はバイクを借りて島の反対側のメインの港に遊びに行きます。そこにはナポレオンがこの島に「流刑」になった時に住んでいた家があるのです!

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