皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!
6日、仕切り直しでエルバ島に再度向かいました。今度はちゃんと朝から出発しましたよ。エルバ島ではPort Azzuroの泊地にアンカリングします。ここもファブリチオさんの「推し」ですが、偶然にもその前から私たちもそこに行くことを決めていたんです。思ったよりもいい感じの場所で、当初は1日だけ滞在のつもりでしたが、ピサに出発まで数日間を過ごすことにしました。
6月6日(木):朝7時30分出発!
メインもジェノアもあげて、ゆったりセーリングで行きます。
最初は4ノットも出ませんでした。
9時近くになったら、途端に風がまた弱まってきてしまい、4ノットを切るように。その後もどんどんスピードが落ちてきたので、仕方なくエンジン走行に切り替えました。
でもセールを出しているので回転数はそれほどあげていません。省エネ走行。
買い出しの時マリネートされたリブ肉を買ったので、それを焼いてランチにしました。主人はお肉にトーストでしたが、私はサラダにしました。最近生野菜を食べてなかったので。お肉は冷凍してあったので、電子レンジでチンしてから焼きましたよ。エンジン付けている時は以前から電子レンジが使えてましたが、最近では追加ソーラーパネルのお陰で、アンカリングしている時でも(太陽が照っていれば)電子レンジが使えるので本当に便利です。
3.6ノットだって。でもいいんです。残りは2マイルもないぐらいだし、すぐにセールをしまわないとけなくなるしね。それまでつかの間のセーリングを楽しみます。
前方にかなりデカいパワーボートがアンカリングしているのが見えました。私たちはさらに湾の奥にはいっていきますけどね。
午後2時、すでにアンカリングしている数隻の間を縫うように、湾の行ける範囲で一番奥まで進み、アンカーを下ろして終了。泊地アプリにはここは海草だらけだって書いてあったけどそんなことはなく、かなり大きい砂地パッチがありました。水深も6メートル程度で、アンカーもすぐに効き始めたのがわかったし、水の透明度もいいのでアンカーも一瞬見えました。
あそこはレストランみたい。
着いたばかりなのに、キャプテンロブはアンカーロッカーに潜ってテストを開始。ウィンドラスモーターがオーバーホールしても相変わらずオーバーヒートでストップするという現象が直らず、メーカーに連絡したのです。そしたらチェーンを上げ下げする時のボルテージを測るように言われたらしく、早速それをやっていました。
海水の透明度もよく、ドボンと何回も入りました。ちょッと冷ッとするけど気持ちい感じです。
夕方に近づくにつれてどんどん増えてきました。ほとんどがチャーターヨットみたいです。
後方は湾の一番奥。これ以上は浅くて行けないギリギリの場所にいるのでほぼどの方角に風向きが変わっても大丈夫です。
夕方6時ちょっと過ぎ、上陸しました。後で入ってきた観光船のスクエア・リグの船。かっこいいなぁ。キャプテン・クックがオーストラリアに乗ってきたエンデバー号はあれぐらいのサイズの船だったらしい。
レストランは海沿いからちょっと街の路地を入ったところまで、沢山あり、お値段も特別高い感じではありませんでした。観光地の街並みでしたが、ゴテゴテしてなくて落ち着いた感じがあり、すごく気に入りました。
海水もきれいで、泳ぎたくなる場所だし、アンカーの効きも思ったよりいいし、街並みも可愛らしくてすごく気に入りました。本当はここは一泊だけで、二日目はメインポートのPortoferraioに移動するつもりだったのでした。そこからナポレオンが流刑になっていた家を見に行こうと思っていたんです。でもそのアンカレッジは湾内の汚染がひどいらしくて泊地アプリのコメントは悪いものばかり。唯一いいのはショッピングだけ、ということだったので、移動せずにずっとPot Azzuroにいて、ここでレンタルスクーターで行くことにしました!
こんなきれいな場所なら数日滞在しても全然平気!試したいレストランも何軒もあったしね。
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