2024年6月15日土曜日

ドゥオモ入場券は7月2日まで完売!ーフィレンツェ

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!




トスカーナ地方ドライブ旅行の2日目はフィレンツェの街を訪ねました。さすが世界に名だたる観光地。有名どころに入場したいならチケット事前予約は必須なようです。ミケランジェロのダビデ像を見るために当日券で2時間並びました!!!

フィレンツェに来たらこの丘からの眺めは外せません!

6月12日(水):お宿はフィレンツェの街から車で20分ちょっとの場所にあるのですが、観光スポットがある歴史地区に来るまで乗り入れると、駐車場に困ります。地元の人たちは車で10分ほどの街まで行き、そこからバスに乗り換えるのそうです。で、最初そうしようと思ったのですが、お宿のオーナーさんが歴史地区に近い付近の駐車場を教えてくれました。そこで朝比較的に早い時間に到着すればそれほど駐車場も混雑していないだろう、ということで9時には出発。

道はとっても空いていました。

かつてはここから城壁に囲まれたフィレンツェの街がスタートしていたわけですね。


観光スポットはほぼすべてこの橋の反対側にあります。そのエリアが世界遺産にもなっている歴史地区です。駐車場は橋を渡って少し行ったところにありました。まだまだ空きスペースが沢山あって、早く出てきた甲斐がありました。

繁華街の方に向かって歩いていくとすぐに、フィレンツェ観光の目玉、大聖堂(ドゥオモ)が目に入ってきます。


時間は10時ぐらいですでにかなりな人込み。


入り口にはすでにものすごい長さの列ができていました。トルコイスタンブールのアヤソフィアとかブルーモスクの入場を思い出した!

チケットは事前予約できることは知っていたのですが、日にちと時間を予約しないといけなかったので、しなかったんですね。多少並ぶかなとは思っていましたが、なななんとドゥオモへの入場チケットは7月2日分まで完売でした!!!さすが世界に名だたる観光名所、当日いきなり思いついてでは入れないのです。確実に絶対中に入りたい場合は、フィレンツェでは事前オンライン予約が必須なようです。私はウン十年前に来たことがあり、中も見ているのでどうしても見たいというわけではなかったのですが、主人は初めて。行き当たりばったりの私たちには向いてない街のようです。残念ですが、外から眺めるだけ。


それでもその美しさと素晴らしさは十分堪能できます。そして、前日にシエナの大聖堂を見ておいて本当に良かったと思いました。シエナもここに負けないぐらい美しかったしね。





次に向かった場所はダビデ像があるアカデミア美術館です。ダビデ像だけは是非とも見たいというのが主人の希望で、それ以外は見れなくても悔いはない、とのこと。勿論こちらも予約していないので、並びましたよぉ~。10時半ぐらいで、この行列。先頭は建物をぐるりと回ったさらに先。

11時10分、ぐるりと回って入り口まで直線距離となりました。ここからがまだ1時間ありましたけどね。時間ごとに予約した人たちは隣の列に並んでいました。

並んでいる間、お腹が空いたので主人はあっちこっちで買い食い。それを結構楽しんでいるようでした。私は食べると飲物が欲しくなるし、水分を摂取するとトイレに行きたくなるので、じっと我慢。ちょっとずつ水を含んで凌いだ!(けどこれを一口、あれも一口と、つまみ食いはしてましたが。)

12時半すぎ、待つこと2時間!やっと中に入れました。

ここにはダビデ像以外にも素晴らしい絵画が展示されているんですが、主人のお目当てはダビデ像なので他にはほとんど目もくれ居てませんでした。楽器の博物館コーナーもありましたが、すっ飛ばしました。

3つ目の部屋で念願のダビデ像にお目通り!

下から見上げた感じで丁度いいバランスになっているのですが、実はかなり頭でっかちな像なのです。だから真下でみると結構アンバランスな像。でもさすがミケランジェロの大代表作、これをみるだけに2時間まっても価値は十分です。主人は見とれていて、あっちの方角、こっちの方角と、場所を変えては見入っていました。



すぐ隣の部屋にも素晴らしい絵画が展示されていましたが、ダビデ像を見た主人は全く興味を示さず。

その奥には他の彫刻もありましたが、もう飽きてしまったようで全部を見ないでものの30分で出てきちゃいました。

まだまだ列は続いております。
次に向かったのはシニョリーア広場(ここは違います。行く途中の小さい広場)

でもこの建物も立派だった。

あっちにも立派な門がある。

ここがシニョリーア広場です。タワーがあるのはヴェッキオ宮殿。この広場には数体の像が立っていて、まるで青空美術館という感じ。ウン十年前初めてここに来た時は、もっと大きい広場だった印象があるんですが、意外と小さく感じました。シエナのカンポ広場の方がうんとデカいです。







広場を囲んでいる建物には有名ブランドのブティックが入っています。


次は近くにあるポンテ・ヴェッキオ橋に行こうと思ってたので、その周辺で遅いランチとなりました。ちょっと奥に入った面白そうなレストラン発見。

私はまたしてもピチ。とにかくモチモチ歯ごたえが忘れられなくて。食べられる場所では必ず食べたい。多分もうこれが最後だろうしね。ここのはピスタチオチーズソースでした。う~ん、もこれも絶品で、普段クリームソース系は途中でくどくなって完食できないのですが、これはもう絶品で、無理してでも全部食べたくなる美味しさでした。勿論完食!

主人はステーキ。最初オスティアに来た時、イタリアでは美味しいステーキに出会わないと思っていましたが、地方が違っていたみたいで、トスカーナ地方ではステーキの質が高いようです。焼き加減はリクエストではなく「うちはステーキレアですけどいいですか?」と聞かれた時、大正解だとわかりました。そして本当に完璧なレアステーキだった!(主人がオーダーしましたが、私も少しお裾分けをいただいておりますので。)

お腹が一杯になって少し休憩した後、再び観光開始。ポンテ・ヴェッキオ橋に向かいます。

これがその橋。でも全体を見るには離れた場所からの方がいいんですけどね。



橋の付近はお店が沢山あって、お土産物やさんや宝石屋さんが立ち並んでいました。



凄い人込み。


これでフィレンツェ観光は結構満足したので、駐車場まで戻ります。

その途中、ポンテ・ヴェッキオ橋を一望するため一つ離れた橋のを通りました。


車をピックアップしてから向かったのはアルノ川の反対側の丘の上にある、ミケランジェロ広場です。歩いていくと登がかなりきついので車があって本当に助かった。


おやここにもダビデ像?ってこれはレプリカです。

ここはあとから世界遺産に付け加えられた場所だそうです。広場自体が素晴らしいというより、これ、この眺め。ここから見る眺めがいわゆる「フィレンツェ」の街を一望する景色なのです。ドゥオモにヴェッキオ宮殿タワー、そしてヴェッキオ橋を一枚の写真にするのはかなり苦労しました。


この景色は大昔も今も変わらない美しさだった!

フィレンツェの街中には沢山のおしゃれなお店があってお買い物もすごく楽しい街です。革製品のお店も多くて、牛皮とかバッファロー皮なんか使ったバックのお店が気になりました。デザインがどれもすごくおしゃれで、結局2つも買ってしまった!最初はピンクのウェストポーチ(方から斜め掛けにするのがメインですけど。)が気に入ったのですが、他にも沢山可愛いバッグあったんですよね。で小ぶりの赤いバッグが目に入ったのですが、最初75ユーロと言われたので、すぐ諦めました。ピンクの方は25ユーロ。でしぶっていたら、お店の人が両方買ったら赤い方を値引きしてくれるといったのです。75ユーロから60ユーロに下がりました。それでも私的には高いな、というかお値段的には高いとは思わないいい品質なんですが、こういうデザインのバッグを使う用途がかなり少ないので、すごくためらったんです。で、ピンクのだけでいい、と言ったらどうしても売りたかったのかお店の人は「じゃあ両方で70ユーロ!」と言ってきました。赤い方が45ユーロに下がったのです。おそらくそれでも利益は出るでしょうから、最初の値段がちょっともってる値段だったのかも、ですが、最初の値段よりも安くて2個買えるんならいいか、と思い両方買っちゃいました!お誕生日プレゼントってことで。

赤い方はバッファロー皮だそうです。ピンクのも勿論革製。本物のレザ―の匂いがプンプンしています。車の中も、お宿の中もレザ―の匂いで一杯(レザ―の匂いは嫌いじゃないないので気分が上がります。)

この日はいつもよりちょっとお高めの赤ワインにチーズ、チェリーなどを買って、お宿で晩酌ディナーとしました。ワインが本当に美味しくて、がぶがぶ飲んだので、写真を撮る前にほろ酔いになってしまったのだ!

宿泊はフィレンツェ郊外で2泊しましたが、シエナの街にも行ったので、フィレンツェは1日しか時間を費やしませんでしたが、それでもすごく満足でした。建物の中にはほとんど入りませんでしたが、外からの全体の作りを眺めるだけでも十分満足できます。ちなみに入場料は今まで行ったイタリアの歴史的建造物、美術館、博物館の中では、一番とっていいほどお高いです。最低20ユーロぐらいかな。事前チケットにするとさらに高いみたいなので。全部入館していると、入場料だけで数万円となります。(今特に円安だし)それでも一生に一度だから、絶対に入館したい!という方、是非行きたい場所は全て事前予約でチケットを入手するのをお勧めです。またはグループツアーに参加するかね。予め全て手配されているグループツアーはフィレンツェに関しては時間の制約や手間を考えると、お値打ちに感じました。

6月13日は、朝8時半にはお宿を出てピサ・マリーナに向かいました。というのは14日出発にそなえて、お洗濯と買い物が残っているからです。10時半にはマリーナに戻りましたが、コインランドリーがすごく混んでいて、洗濯が全て終了したのはお昼1時過ぎ!そこから買い物に行って戻ったら、午後2時ぐらいでした。夕方5時までにレンタカーを返さないと行けなかったので、主人は4時頃また出かけていきました。早めに帰ってきて本当に良かったです。


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