皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!
6月1日は追加ソーラーパネルをバッテリーに接続する作業が完了しました。途中で買い出しにも行きましたが、作業は夕方までかかりました。その後から新しい水汲み上げポンプを設置したのですが、なんとこれが大失敗だった!残念無念。昼間作業中にアヒル一家の訪問を受けたりしてちょっとした息抜きもありましたけどね。
6月1日(土):朝8時前から主人は作業をスタートしていました。まずはソーラーパネルから取り込んだ電力がどれだけあるのかを示す計器を設置です。
左の金属板を前日ハードウェアストアで買ってきて、必要サイズに主人がカットしました。風力発電で発電した電力の計器ボックが黒と青のボックス。この隣に追加ソーラーパネルが発電した電力を示す計器が付きます。この場所はポート側スターンバースの扉裏の壁。普段は扉を開けっぱなしにしているので(フックで固定されてるので移動中でも開閉しません。)、扉の裏側になっていて隠れています。これで、発電量を示す計器ボックスは合計3つとなりました。それぞれ別個に発電量がわかるので、どれがどれだけ稼働しているのか別個に把握できるので便利です。
ソーラーパネル追加で発電力が増えるわけですが、それを蓄積するバッテリー自体は増やしてないんですね。だから余分に蓄えることはできませんが、今後は日中に電力消費しても充電量の方が多いはずなので、夜になった時点でもバッテリーが満タン状態になるはず。ウォーターメーカーを作動させてこれまで以上に電力を消費しても、全く問題ないわけです。さらにこの後スターリンクを設置する予定なので、それにもかなりな電力が必要らしくその対策にもなります。まずはここまでにして、買い出しに行くことにしました。向かった先は「Lidl」。車で20分以上の場所にあるのが一番近い店舗なので、道理で4年前にいた時は知らなかったはず。偶然見つけるような場所名にはなかったんですよね。初めてLidlの存在を知ったのは、オスティアを離れギリシャに向かう途中に立ち寄ったCetratoという街に2泊した時です。スーパーを求めて歩いていた時、オーストラリアで親しんでいたドイツ系のAldiというスーパーにそっくりなロゴを見つけたのです。Lidlもドイツ系のスーパーなので、店舗の中身もAldiそっくりで、私たちにはとても買い物がしやすかった。しかも美味しいステーキは、ギリシャではほここでしか入手できなかったしね。
その後フリーズドライ食品専門スーパーに行くため、オスティアに戻りました。スーパーが入っているミニショッピングセンターの2階に小さなレストランがあるんですね。以前は魚屋さんがやっていたレストランでしたが、今はエスニック料理のお店に変わっていました。店舗の看板とかは魚屋さんの時のままですけど。エジプト料理だそうです。
まずはちょっと辛口のピクルスが出てきました。キムチっぽい感じ。
次にグリーンピースをマッシュしたものをあげたもの。風味としてはインド料理のサモサみたい。
次にガーリック風味がかなり強い野菜のスープ。美味しかったけど、ガーリックが効き過ぎだったなぁ。
船に戻ってから、主人は一旦お昼寝していましたが、私は買い込んできた食品の整理が待っています。お肉類は小分けにして冷凍するのと、普通の家庭の冷蔵庫とは違い、棚がないので野菜や卵なんかは別の容器に入れ替えて重ねて収納なんですね。だから買い出し後の食品整理にはいつも1時間ぐらいかかります。
やっと収納を終えて私が一息ついたら、主人が起きだしてきて作業が再開となりました。
外で作業をしている主人が突然大きな声で何やら言ってきたので見に行くと・・・なんとこんなかわいらしい訪問客が!アヒルの一家です。
ちょっと大きめの大人と小柄な大人がいたので夫婦と思われます。それに7匹の子供!パンをあげると夢中になって食べていました。でも常に親たちは子供を囲むような位置にいましたよ。最初父親らしきアヒルが寄ってきて、主人が「しっし」としなかったから大丈夫と思ったのか、その後残りの家族がやってきたそうです。
一通りパンをあげたらもうなくなったのがわかったのか、去って行ったのですが・・・10分ぐらいしたらまた戻ってきて、今度はお母さんアヒルがおねだりで船体を「コツコツ」ノックしてきたんです!乾燥しちゃったパンがあったので、それをまたあげました。きっとこんな風にヨットの人たちから餌をもらっているのでしょうね。だから外に人がいたらおねだりするんでしょう。7匹もちびがいたら養っていくのは、そりゃ大変だ!
午後中ずっと主人の作業は続いていました。途中で私も呼ばれてコードを引っ張ったり押し込んだりのお手伝いをしました。これは新しいソーラーから発電した電力を取り込むコード。
古いものを再度付けたらすぐに水が出るようになったので、一安心しました。最終的に主人の作業が終わった時には夜8時半になっていた!またまた本日もお疲れさまでした。出発を一日伸ばして正解でした。3週間分のお洗濯に行く時間は全くなかった!
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