2024年6月29日土曜日

高級ブティックとスーパーカーにあふれるモナコ散策

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!





あっちを見てもこっちを見ても入ブランドのブティックのお店が目につきました!そして何気に路駐している車がマセラッティだったり、タクシーがテスラだったり・・・さすがモナコ?


6月28日(金):この日はモナコへ電車で行ってみることに。モナコへはニースに行ったのと反対側に乗っていきますが、3駅目がモナコで乗車時間もたったの12分ぐらい。本当にこの泊地、便利なのだ。お天気がやっと晴れ間が見えていたので、ウォーターメーカーを作動させていくことに。でもウォーターメーカーの塩水を取り入れるあたりのパイプに水漏れ(といっても時折ポタポタっと数滴漏れる程度ですけど。)が発生していたので、まずはそれを修理してから。
午前中ゆっくりしていて、それから修理にかかったのでやっと出かけることができたのは、12時半でした。Beaulieu Sur Merの電車の駅に行くと、お昼休みで駅のスタッフが1時までいないとのこと。で売店の人に聞いたら外に切符の自販機があるとのこと。自販機はボタンが1つしかないのですが、行先を指定するのに画面上でカーソルを左右上下に移動させせないといけないのです。でもタッチ画面ではなく、ボタンしかないから押しても押しても移動しない・・・困ったなぁ、と思っていたら主人が何気にボタンを回してみたら、大成功。ボタンだと思っていたのはダイヤルだったのだ!英語に変えるオプションがあったのですが、ボタン自体をどう動かすかのイラストとか説明がなかったので、気づかなかった!これはちょっと不親切ですな。10分ぐらい切符を買うのに奮闘してしまった!幸い電車は30分に1本しかなかったので、いい時間つぶしでしたけどね。

モナコには午後1時10分過ぎに着きました。大量に人が降りたのでその後についてぞろぞろ階段を昇って行ったのですが、後で気が付いて、これは間違いだったのです。
階段を上がっていくとエレベーターでしか地上に出ることができないのですが、出た先はかなり丘の上になってしまっていて、そこから延々また坂を下ることになるのだ。でも駅フォームにある下がっていく階段を降りると、トンネルが続ていて、そこから簡単にカジノとか海辺に接続できたのです!知っている人なら階段を降りるだろうから、一緒に下りた人たちみんな旅行者で初めて来た人たちばかりだったんだね。ちなみに改札口はどちらにもなく、本人の良心の呵責にお任せ、というシステムでした。私たちが乗車したBeaulieu Sur Merの電車の駅にも改札口がありません。


ぞろぞろと観光客の一団にまざって坂道を降りて行ったのですが、途中で「カジノあっち」という看板を見つけました。その一段は何も考えずに車道を通ってカジノ方に向かっているようだったので、ここで群団をお別れ。ビルの中のエスカレーターを降りたらショッピングセンターの出口から出ました。これで坂道ぐるぐるをかなり飛ばすことができたと思います。


大きな建物に囲まれた公園辺りに来ると、(カジノは実はこのすぐ近くにあった)お高級ブランドのブティックが見えました。イギリス王室のプリンセス・キャサリンご愛用の「アレクサンダー・マックィーン」のお店だ!

「イブ・サン・ローラン」のお店もすぐ近くに。

あちらは「ディオール」ですね。

「バレンシアガ」は海辺の建物に入っていました。でもどのブティックも半径500メートルぐらいの範囲に固まっているので、このエリアがハイブランドのショッピング街なのでしょう。お店の上がホテルになっているみたいで、ブランドの紙袋を下げた身なりのいいご夫婦が建物の中に入っていきました。ここらのホテルで宿泊できるぐらいだったら、この辺りのブティックでも値段も見ないでお買い物出来ちゃう人達なんだろうなぁ。


「プリンセス・アリス通り」だって。モナコ王室のメンバーの名前がついている通りかな?ここの坂道カーブはF1のコースの中の第2カーブだそうです。

モナコの国旗。


外からみた豪華船ばかり係留されているマリーナ。

この建物がモナコのカジノの建物です。横から見た感じ。午後2時からしかオープンしないので、それまで周りをゆっくりウロウロします。建物の前で写真を撮る観光客が沢山います。

これが裏口!海側から見える建物です。

そしてこれが正面玄関。入口ではバッグの中や小型検査機で一人づつチェックされました。

玄関の前にスーパーカーが並んでた!展示なのかカジノに来た人が乗ってきたのかわかりませんが、みんな車の前で写真を撮ってた。

カジノのすぐ隣の建物にはティファニーのブティックやレストランがはいっていました。

カジノのフロントロビーの中には誰でも入れます。

一流ホテルのような豪華な作り。みなさんあちこち写真を撮っていたので、私も恥ずかしげなくどうどうと写真を撮りました。

あちらはバーラウンジみたい。きっとカクテル一杯が20ユーロぐらいするんじゃない?


カジノの中に入るにはIDカードの提示とチケットを買う必要があります。一応IDカードは持ってきたのですが、チケットが一人19ユーロだったし、カジノの中は写真撮影禁止だったので、ただ見学するだけなら(賭ける気は全くなし)入っても意味ないな、と思いやめました。

ちらっとスロットマシーンが外から見えた。中もますますゴージャスな作りなんでしょうね。雰囲気に負けてへたくそなのに思い切ってかけちゃって散財してしまいそう。シドニーのカジノには何回か行ったことがあるんですが、スロットマシンも一回5セントとかの超お安いマシンでしか遊んだことがありません。

入り口付近のお土産物屋さん。いろんなものが売っていて、ゲームセットもありました。

え?このチップのセット1200ユーロ?????!!!!

タコの足をかかえた像は、ラッキー女神なのかしら?

本当に豪華な建物でした。モナコには特に何を見たいと思ってきたわけではないのでカジノを見たら満足しちゃいました。ランチ場所を探すために海辺の方に下りていくことに。途中テスラ車のタクシーを発見。すごいねぇ~タクシーまでテスラ!

そしてまだまだお高級ブティックが続きます。あの柄はまぎれもなく「ルイ・ヴィトン」。

のお向いは天下の「カルティエ」。

でその付近に駐車していたのはマセラッティ!もう住む世界が違うとはこのことだ。こんなの普通の街に路駐していたら、傷がつきそうでとても無理だと思うけど、モナコには人の来る前に傷をつけるような不届きものはいないのかな。みんな高級車だからお互い傷をつけないよう気を付けてるのかな。

海辺沿いのレストランはやはりお値段も結構したので、カジュアル系を求めていたら、日本食レストランを見つけました。お刺身は最近食べていなかったし、メニューにお弁当があったので、ここに入ることに。


餃子を頼んだらご飯がついてきた。チキン餃子は揚げ餃子でなんとなく冷凍食品ぽい感じもありましたが、味は悪くなかったです。ご飯は小粒のお米でしたが、結構炊き方も悪くなく、美味しかったです。私が自分でお鍋で炊飯するより上手に炊けてたな。

これが日替わり弁当。この日のメインはサーモンと野菜の煮つけというかシチューというか?でも美味しかったのだ。

そしてお刺身盛り合わせ。すでに数切れ食べちゃってから写真を撮ったので、結構大盛。それもそのはず一皿35ユーロでこのお店では一番高いメニューだったのですが、でもタコ、イカ、サーモン、ツナに白身魚、海老ととても満足な内容でした。新鮮で美味しかった。

モナコの日本食レストランは「居酒屋」とも書いてあって、ラーメンとか枝豆などメニューは豊富でした。お刺身の新鮮さとかお弁当のサーモンの味付けとかもよかったので、大満足できました。食後はジェラート。

ジェラートのお店は海辺に面した道路ぞいで、乗り降り自由の観光バスのバスストップの前にあったのですが、その隣に、なにやら地下道みたいないのがあって、入口付近に電車のダイヤ表示があったので、ここから駅に続いているのかも!と思って入って行きました。方角的には駅の方だし。エスカレーターがあったので、坂道を上がる必要もなし。

あっという間に駅構内に着きました。やった~!!行きもこれを知っていたら、あっという間にカジノまで行けたのにね。改札口はここにもなく、直接そのまま駅フォームに上がっていきます。私たちは往復切符を買っていたし。チケット自販機はありました。

電車は10分も待たないで来ました。すごい長いフォームの一部にしか電車が止まらないので、表示されたエリアで待っていないのと乗れません。みんなニースに向かうのかすごい混んでましたが、何とか乗り込み。そして降りる時も直前から入り口付近に移動してさっと降りれるようにしておきました。

午後3時半、Beaulieu Sur Merに戻りました。二日間の電車ミニ旅で、なんかフランスの電車を制覇した気がした。

船に戻ったらバックタンクは半分ほどまで水ができていました。残りが1/4ぐらいだったので、4時間弱で1/4ぐらい水を作れたわけです。バックタンクはフロントタンクよりでかいのでその1/4というのは4~5日分ぐらいの使用量なのです。以前使っていたウォーターメーカーよりもうんと短時間でろ過できるみたい。フロントタンクも3/4ほど残っています。水の心配をしなくていいって本当に自由だなぁ。

ということで、コート・ダジュールの入り口Saint Jean Cap Farretの泊地にはなんと5泊もしちゃいました!安全で快適な泊地だったので、ニースにもモナコにも電車で行くことができて大満足。さらにゆっくり休むこともできて体調もすっかり回復しました。本日29日は風向きがちょっと変わるので次の泊地に向かってゆっくり移動いたします。

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1 件のコメント:

  1. カルティエの付近に駐車しているのはランボルギーニですね。

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