皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!
6月19日、20日の二晩をChiavariで過ごしています。Chinque Terraエリアは南東のウネリから守られている泊地がなく二日間連続で寝不足で、病み上がりの身としてはすごくつらかったのです。横揺れから解放されて睡眠不足をキャッチアップしました。
Genoaはすぐ近く!でも行きませんけどね。
6月19日(水):前日主人のいとこカップルと遊び過ぎたせいか、彼らが帰ってから主人も私もぐったりしてしまいました。風邪の症状が戻ってきてしまい辛かったのですが、おいうちおかけるように、その晩も横揺れがひどくて・・・・夜になって湾内でアンカリングポイントを移動したのですが、その努力もむなしく、結局また睡眠不足となりました。
朝になってもまだ横揺れは少し収まりましたが、夜になるとひどくなる横揺れ。午前中はぐったりしていんたんですが、午後1時半ちょっと前、Levantoを出発しました。
お天気は曇りがちで、どんよりとしていますが蒸し暑い一日となりそう。
湾を出て直ぐの時は、メインもジェノアも両方上げて少しだけセール走行できたんですが、すぐにダメになりました。陸からの偽の風だったみたい。
2時ちょっと前、チャート上にレスキュー飛行機のAISを発見。数分経つと上空をヘリコプターが通過していきました。一体何があったのかな?
午後2時45分ごろ。どんよりとした曇り空、雨が降りそう。
午後3時11分、風が強くなってきたのでセール走行に変えました!同時にウォーターメーカーも発動!エンジン走行する時は水を作る時!
でもいきなり方向が変わって5分ぐらいでタックする羽目に。
おや?雨がポツポツ?
午後3時20分、多分これスコールの風だと思うんですよねぇ。でもできるだけセーリングしていきたい。
仕方なくエンジン走行に戻し、1時間ほど進みました。午後4時半すぎ、目的地のChiavariのマリーナ入り口付近の泊地に到着。外は60㎝ほどの波があったのですが、マリーナに入るためのブレークウォーターを曲がった途端に全く何も感じないぐらい穏やかになっていました。この時湾内でディンギーのセーリングスクールが行われていて、アンカーしたいエリアで可愛いセーラーたちがインストラクターのテンダーの後をついて動いていたので、ちょっと離れた場所で一時的にアンカリングして様子を見ていました。でも風が結構強くなっていたので10分もしたら彼らは退散していきました。そのうちの中学生ぐらいの子たちが乗っていた大き目のヨットはコントロールをくずし、あやうくアンカリングしているSATOMI号にぶつかりそうになり、慌ててフェンダーを出した!幸いギリギリ通過していきましたけどね。
午後3時頃はこの辺り。目的地のChiavariはLevantoから20マイルほどしか離れていません。ここを選んだのは泊地アプリに書かれていたコメントで、その手前のSestiri-Levanteにいたけどウネリから逃れるためにChiavariに来た、というのを見つけたからです。その人はその時の風向きと波の高さまで明記してくれていて、それがほぼ今の状態と同じだったのです。で、移動してみたらはっきりとChiavariの方がウネリの影響がなくなった、とのこと。最初私たちもSestiri-Levanteに行こうと思っていたんですよね。
午後3時半、またタックする羽目になりましたが・・・この後すぐに風はピタッと止まったのだ!やっぱりスコールが引き起きした一時的な風だったみたい。空気の温度が一気に下がって冷たい風を感じてましたから。
午後4時45分、本来のアンカリングポジションに移動。
本当に穏やかで、ここなら今晩はついに熟睡できそうです。ここでもまたしとしと系の雨が降ってきました。取り合えずミートソースのパスタで夕食を済ませ、8時には寝ちゃいました。
ビーチ沿いには小規模ながらパラソルエリアがありますが、Monterossoほどはでじゃないね。夜9時すぎかな、ビーチからダンスミュージックが聴こえてきましたが、うるさくて眠れないほどの音量ではなく、きこえるなぁとは思いましたが、また夢の世界にすぐに戻りました。
6月20日(木):ぐっすり熟睡できて、すっきりした朝を迎えることができました。主人はまだ咳と軽い頭痛があるので、朝は10時過ぎまで起きてきませんでした。今後の進み具合を調整中なのですが、とても居心地がいい泊地なのでもう一日ここで英気を養うことに。
レスキューの飛行機が飾ってありました。
ウィークデーだからかな?お天気がすっきりしないからかな?Chiavariの街はひっそり。
一応海辺のリゾートの雰囲気はありますが、有名どころじゃないからかしら?観光客らしき人達の姿は全く見当たりませんでした。普通の街だと思うので、スーパーとかが沢山あって便利そうです。
SATOMI号はどこからでも見えます。
私はランチを食べていたのですが、主人はお昼寝していたので食べておらず取り合えずカフェに入りました。ホットドックをメニューに見つけて喜んでいた。
その後スーパーに行って、牛乳、パン、卵などの必需品を買いました。大きいスーパーはお昼休みで閉まっているんですが、港沿いの大型コンビニ的なスーパーは開いていて、品ぞろえもまあまあだったので、十分用が足りました。イタリアに比べると本当にギリシャは遅れていて、その不便さに慣れているので、いまだに便利さに感激しています。開いていたエクスプレスCareforeというスーパーはミニマーケットなのですが、サイズ的にはギリシャだったら十分普通の住宅街のスーパーのサイズなのだ!
主人と私のプロフィール写真のアイコンの場所にアンカリングしています。
あそこがマリーナと港への入り口ですが、十分距離があるので入港妨げになはなりません。
6月20日(木):ぐっすり熟睡できて、すっきりした朝を迎えることができました。主人はまだ咳と軽い頭痛があるので、朝は10時過ぎまで起きてきませんでした。今後の進み具合を調整中なのですが、とても居心地がいい泊地なのでもう一日ここで英気を養うことに。
今日も曇りがちの蒸し暑い感じの一日になりそう。お昼ごろ、またいや~なしとしと系雨が降ってきました。この雨、南風に乗ってくるサハラ砂漠からの砂を含んでいるので、あちこちオレンジのボツボツを残していくんですよねぇ。ざ~と降ってくれれば綺麗になるのに、雨が降るたびに汚れていくSATOMI号です。
主人は朝ごはんの後、また午後までお昼寝をしていましたが、午後3時ぐらいになると起き上ってきて「ちょっとすっきりしてきた。」とのこと。上陸してお買い物に行くことにしました。テンダーはマリーナの中に乗り入れました。
SATOMI号はどこからでも見えます。
砂利ビーチ沿いにはパラソルとデイベッドが並んでいますが、お客さんはいません。
スーパーのお買い物もゴミ捨てもでき、有意義な上陸だった!夕食は冷凍していたカツオの生姜ステーキとガーリックライス。お昼ご飯が遅かった主人はこの半分ぐらいしか食べませんでしたけど、私はガッツリいただきます。
さてこれからの進み具合ですが、今日21日の夜にChiavariを出発して一気にモナコ近くのフランス領まで行っちゃうことにしました!そこではワクワクのお楽しみ企画が待っているのだ!出発までまた船上でまったり過ごしてエネルギーを温存しておきます。
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