2024年7月27日土曜日

島行やめてアンカーローラーをもう一度探してみることに

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!





近場ばかり一週間もウロウロしていたので、そろそろトイレタンクを放出するために沖に出ねば、ということでイタリア領の小島Capraiaまで26日に行く予定でした。が、天気の都合が良かったのでアンカーローラーを落っことした場所に再度もどり、もう一度ダメ元で探してみることに。結局また小島に行くのは中止になった!

26日はゆったりセーリングで久しぶりに沖合に出ていきました。

7月25日(木):スーパーで買い出し。テンダーを付けた場所からスーパーまで徒歩5分ぐらいなので、ショッピングカートをここまで引っ張ったので楽ちんでした。

夜はさっそく、買ってきたステーキ肉をお試し。お肉やさんで見た時からいい感じだったのすが、大正解だった。赤身で柔らかくて美味しかった。

Macinaggioの街のアンカレッジ最後の夜は、最近お気に入りのキンと冷えたロゼ。サン・トロペでフレンチマダムたちが昼間から良くこれを飲んでいたんですよねぇ。その気持ちよくわかるぅ~。

7月26日(金):街を離れる前に、朝一回主人が上陸。ダイビング中であることを示す旗を買いに行ったのです。この時点で行ってみようと思っていたイタリア領のCapraia島に行くことは半分やめていました。アンカーローラーを落っことしたRade de Santa Mariaでアンカリングするには丁度いい天候になっていたので、ダメもとでもう一度探していみたいと主人が言い出したからです。空になった酸素ボンベも満タンにしたことだしね。午前中主人がゴミ捨てに行ったり、買い物に行ったりしていたので、12時ちょっと過ぎてやっとMacinaggioの街のアンカレッジを出発。

Rade de Santa Mariaのアンカレッジは岬を曲がったすぐのところですが、ここ1週間ばかり近場をウロウロしていたので、トイレタンクが満タンに近づていています。そこでせっかく移動だし微風なのでゆっくりセーリングしながら沖合にいったん出て、タンクを放出してから戻ることにしました。

あそこはこのエリアの北初日に泊ったTamaroneビーチのアンカレッジ。

その向こう、小さい島(というか大きな岩)との間に見えるのがRade de Santa Mariaのアンカレッジ。あそこに後で戻ります。

海はとっても穏やか!

タンク放出のためにはある程度沖合に行くので、結果的にあと10マイルちょっとぐらいでCapraia島という場所まで行くことに。この時点で、主人の心は揺れまくり。こんな近くまで来ているんだからここのまま島まで行っちゃおうか!という気持ちがメラメラ。でも風予報的には、島に近づくにつれてどんどん弱くなっていくので、今でもせいぜい6ノットの程度の風ですが、アップウィンドなのでなんとか3.8ノットぐらいで進んでいる状態。これ以上弱くなっていくと最後の10マイルほどエンジン走行となる事が予想されます。「エンジン走行してまでも行きたいわけじゃないしね。やっぱローラー、もう一度探してみたいから。」ってことで、最終的にまた「行かない」結論となりました。この辺りでずっとウロウロしているのは風がない日が続いているのもそうですが、木曜日8月1日にならないと、オンラインオーダーしておいた水汲み上げポンプがBastiaに届かないんですよね。それで時間つぶしをしているのです。

午後1時ちょっと過ぎ、引き返しました。

一旦横向きに走り、それからタックしてUターンしました。

Capraia島、これで2回ぐらい行くの中止してるね。縁がないのかも。すごく行きたいわけじゃない理由としては、この季節かなりアンカレッジが混んでいるという情報を得たからなんです。イタリアのエルバ島から近いので、エルバでヨットチャーターした人がおそらくまず最初に行く場所なんでしょうね。ただでさえ小さい島なので泊地も小さいと思われるので、あまりにも混雑しているのはねぇ~。ちなみにコルシカ島では、コルシカがホームポートになっているフランス船籍以外は、イタリア船籍の船がとても多いんですよ。特に島のこっち側。ほとんど周りはイタリア船籍。だって、イタリアの方がフランス本土よりも近いからね。Capraia島からコルシカのこちら側のアンカレッジの間を行き来する船は毎日みます。

本当に平和な海だなぁ。コルシカ島の外側では結構風が吹いていても、島の付近は比較的風が弱い日が続いています。

スピードは4ノット行くか行かないか、ぐらいですが、気持ちいい。


他にもセーリングを楽しんでいる船が沢山いました。

午後1時50分ごろ、そろそろセールを下ろします。ジェノアをまず巻き入れたのですが、この辺りはいつも風が島にそってカーブしているみたいで集中するのか他よりもちょっと強くなるようで、メインセールだけでもそこそこのスピードで走り続けています。




最後までセール走行して、さあメインセールを下ろすぞ、と思ったら方角的に浅瀬の方に向かってしまうことになったので、結局また一旦ちょっと外に出ることになりました。

午後2時半すぎ、前にアンカリングしていた砂地に再度アンカーを下ろして航海終了。


アンカーを下ろして直後、さっそくシュノーケリングでアンカーを見に行きました。この辺り、砂地に見えても海草が生い茂っている境の場所は砂地ではなく砂が硬く固まった岩だったりするので、念のため確認です。ま、アンカー下ろした時に砂地に埋まったのが見えたのでそれほど心配はしてませんでしたけどね。

泳いで行ったら、しっかり砂地の真ん中にアンカーが埋まっていました。砂地の周りには海草群エリアがあるので、そのせいか魚も多くてシュノーケリングが楽しいエリアです。でも落とし物を探すのは大変。


お手製の木のアンカーローラーはまだ頑張っています。

午後4時半、いつの間にか私たちより前方にアンカリングしていた船がいなくなっていました。一晩中ここで過ごす船は昼間の半分ぐらいなんですよね。Macinaggioのマリーナから一日だけでヨットレンタルしている人も多いのかも。マリーナは朝夕出入港ラッシュがありましたから。

夕方近くになって私たちよりも後方にアンカリングする船がちょっと増えました。あっち側が泊地アプリに示されているアンカリングスポットなのです。

今晩のディナーは、前日スーパーのお肉屋さんで買ってきたマリネした鶏肉の串焼き。お肉がぶつ切りで、串刺しのままだとなかなか焼けなかったので、結局串を外して焼きました。サラダとライスを合わせて。お肉に味付けがされているので、焼くだけでいいのですごく簡単。主人は「これがレストランで出てきたら大満足だよ。」と気に入ってくれました。フランスに来てから、スーパーで買える食材の質の高さに感心しっぱなしです。素材の良さというより、加工食品の質が高いんですね。だからレストランに行くよりスーパーで買ったものを並べた方がお値打ちな気がします。それだけ外食が高くつくのです。

この日は夕方過ぎても暑くて、外で涼んでいました。クラッカーをあげたら魚の食いつきがすごかった。

夜8時をすぎてやっと夕方っていう感じになります。

気持ちよくセーリングを楽しんで、穏やかな泊地で涼しい海風に吹かれて最高の気分のキャプテン・ロブ。明日はまたダイビングで宝探しがまっている!


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