皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!
7月3日(水)からGolfe-Juanというお値打ちマリーナに係留しています。私たちサイズで一日59ユーロはこれまで入ったことがあるイタリヤやフランスのマリーナの中では施設と係留代のコスパが一番いいマリーナでした。カンヌへは電車で5分、しかもマリーナから電車の駅まで5分ぐらいの近距離。Golfe-Juanマリーナ最高です!
7月3日11時40分ぐらいにアンカレッジを出発。Golfe-Juanマリーナまでたったの数マイル
電車の駅マークがある場所がGolfe-Juanマリーナなので、島のアンカレッジからは3マイルぐらいかな。マリーナのチェックイン時間はお昼の12時以降で、チェックアウトは12時前と決まっているのです。
島のアンカレッジは反対側から出てきました。水深は最後まで十分でした。
なんかでっかいマーカーがありますね。この辺り浅瀬が結構あるみたい。
12時ちょっとすぎにマリーナ前でVHFで到着を告げると、入り口を入ったところでお迎えに来たテンダーを見つけました。バースの位置までテンダーで誘導してくれて、その人がスターンラインを受け取ってくれました。水深がキール下10㎝ぐらいしかなくて、時々0になってしまいました。そのことをスタッフに告げるとすぐにオフィスに連絡してくれておそらく引き潮時間だから実際は大丈夫です、とのこと。主人も「ロングキールだから大丈夫だよ。」と言ってました。こんな時フィンキールの前の船だったらキールが底に着いちゃってる時は左右にぐらぐらしてちょっと嫌な感じだったなあ。
バースの場所も、内側のポンツーンで普段は誰かが定住しているみたいですが、しばらくお留守みたいでした。ビジターで訪れるとこれまでのマリーナは一番外側だったりして、港に入ってくるウネリや出入り口まで遠かったり、あまりいい場所ではなかったりしましたが、ここは本当にいい場所。これで1日59ユーロなんて安い!予約を当初2日3日で取っていたのですが、当日になって3日、4日に変更できないか?と連絡した時も快くOKしてくれました。空きがなければ仕方ないのですが、当日変更なのでキャンセル料が発生してもいい場合だったのですが、それはなし、単純にずらしてくれたのです。さらにオフィスに着いてから、もう1日滞在を延長できますか?と聞いたら「土曜日にチェックアウトっていうことですね。空いてるので大丈夫ですよ。」とのこと。お洗濯が大量にあるし、SATOMI号のシャンプーもしたいので2日間だと十分観光に時間が取れないかも、と思い結局3泊することにしました。
結構大きいマリーナです。SATOMI号がいるポンツーンは普段はパワーボートがいる場所みたいで、電気の接続口がパワーボート用のが着いてたので使えないかも?と思ったのですが、反対側のポンツーンについてたのは私たちが普段使っているタイプのもので・・・そっちは小さいサイズの船用のバースでした。で延長コードをだして反対側の接続口を使うことに。こんな事が自由にOKなのは電気代も水道代も係留費に含まれているからです。
マリーナオフィス。オフィススタッフの人たちもみんなフレンドリーでした。それと年齢が若い!テンダーで誘導してくれた男性なんか10代後半に見えた!
マリーナ沿いにレストランが並んでいます。
そのうちの一つでランチ。
ちょっと誤解してオーダーしてた。ビーフシチューだと思っていたらステーキでした。
主人はフィッシュ&チップス。でっかい切り身で全部食べ切れなかったです。ま、私のステーキを半部食べてたっていうが理由でしたけどね。イタリアではメニューはだいたいイタリア語のメニューが理解できるようになっていたのですが、フランスでは今一つ。英語と同じ単語が多いので、フランス語の方がわかりやすいのですが、それでもメニューに関してはプチ失敗があります。
シップシャンドラーがあるのでいってみることに。そこでガスボトルの手配をやっているとオフィスの人に聞きました。実を言うとフランスに入る直前に昨年から使っているガスボトルが空になっているので、2本目のボトルを使っているんですね。でもフランスとイタリアのガスボトルが形が違うみたいでマントンのマリーナにいた時、ガスボトル屋さんがあったのですが交換できなかったのです。SATOMI号はもともとイタリアの船なのですが、ギリシャでトルコでも問題なかったのになぁ。フランスとイタリヤは相関性がないのか?!ま、今のボトルが空になる前にまたイタリアのサルデーニャ島に戻るのでそれまでは余裕で大丈夫ですけどね。
ランチ後、ちょっとお昼寝したりして英気を養い、夕方になってからカンヌに行くことに。マリーナからは電車の駅までとっても近いのです。しかもカンヌまでたったの1駅。ただ小さい駅みたいなので、各駅電車しか止まらないようです。ニースやモナコに行った路線と同じ電車です。
オフィスは夕方は閉まっていたので自販機で切符を買ったのですが、どうもその時システムエラーになっていたみたいで、支払い場面でフリーズしてしまったのです。仕方なくその画面を写真に撮って、切符なしで電車に乗りました。
カンヌの駅ではモナコ同様、改札口がありませんでした。なので無賃乗車しちゃった!益回りはニースよりも小さいな。
早速海の方に歩いていきました。ここにもギャラリー・ラファイエットがあった。
街の規模はニースの方が断然大きいようです。
実はカンヌに来たのは、2019年11月に船を探していた時、主人だけヨーロッパに来ていたんですけど、その時カンヌにも寄っていて、ここで食べたフィッシュスープに大感激したからなのです。忘れられないぐらい美味しかったみたいで、これまでギリシャでフィッシュスープを食べた時もずっと「カンヌ」のスープの事を言っていたんですね。是非もう一度食べてみたい、ということで来てみました。
でも、だいたいこの辺りのはずっていう場所に来ても主人は「見おぼえがある場所にたどり着かない。」っていうじゃないですか!
建物の壁に素敵な絵が描かれています。
結局お目当てのお店は見つからず・・・あれは本当にカンヌだったのかも疑問になってきて、あきらめて海辺のレストランに入ることに。フィッシュスープもありましたしね。
前菜メニューの中から3皿オーダー。オイスターは本当に新鮮で美味しかったです。しかも今まで見たことがないタイプの形でサイズも大きかった。
こちらはサーモンのマリネにノリが巻かれてました。これも美味だったなぁ。
そして待望のフィッシュスープ。これも前菜メニューなのですが、ボリュームたっぷり。ニースで食べたのとは違い、ここのはビスクにカレー風味がありました。思い出のフィッシュスープとは違うようですが、これはこれで美味しくて二人でシェアしましたが、完食しましたよ。
なんとなくまだ小腹が空いていたので、プッタネスカソースのニョッキのスモールサイズをオーダー。言わなかったのですが、お店の人が気を利かせてくれてお皿2枚とスプーン2個を持ってきてくれました。驚いたのは、イタリアではプッタネスカだったら、アンチョビ、ミニトマト、ケッパー、オリーブがゴロゴロとそのままあるんですがフランス風はソースにしちゃうんですねぇ。やっぱこれはイタリアの方がいいかな。これはこれで美味しかったけど、イタリアには負ける。
主人はデザートでクレープも食べてました。
主人は当時のFB投稿を探して、お店の名前を見つけたのですが、レストランの人に、当時の写真を見せたのですが、その人が2年前からしかこの辺りで働いていないのということで、わからないと言われました。FB投稿によると場所はカンヌには違いないようですが、主人が覚えている「広場」が今の広場とは全然違うようで・・・・別の場所なのか、はたして5年の間に変化してしまったからなのか結局わからずじまい。幻のフィッシュスープとなってしまいました。
カンヌと言えば映画祭!授賞式が行われる劇場には行きませんでしたが、そこに続く道にこな横断幕が続ていました。
ジョージ・クルーニーの隣の人は誰?
知っている有名人も数人いましたが、昔の映画スターの写真もありました。
食事を終えて腹ごなしでぶらぶら散策。夜8時半を回ってもこの明るさ。
路地裏のレストランにはベトナム、インド、タイ料理などアジア系のものが何軒もありました。次に来るときはこの辺りのお店がいいかも。
Golfe-Juanに戻る最終電車は夜の10時半、9時過ぎから1時間に1本になってしまうので、9時ちょっと過ぎの電車で帰ることにしました。
マリーナ付近の駅には夜の9時20分ぐらいに到着。このトンネルのお陰で徒歩で駅まで行くのが本当に近いのです。
だって、トンネルを出たすぐ前がマリーナなのだ!車だと線路をまたぐためぐるりと大回りしないと駅に着かないのです。こんなに便利な場所に係留したのは初めてです。
さて、一泊滞在を延長したので、2日目はお洗濯と船体シャンプーの日として観光はお預けにしました。最終日に伸ばすとめんどくさくなってしまうのでね。洗濯はマリーナの洗濯機が一台しかなく、しかも結構小型。これじゃあ丸一日たっても無理だし、一日中私たちが占領しないといけません。で、車で8分ぐらい先にあるコインランドリーに行くことにしました。
レンタカーよりもUバーの方が安いので、Uバーで行きます。
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