皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!
ついにアンカーローラー新調できました!オリジナルとほぼ同じ形で材質のものなので、これでやっと元通り。さらにガスボトルも配達してくれる会社を発見。電車とバスを乗り継ぎOlbiaの街をあっちこっち移動しましたが、とても有意義な一日でした。出会ったサルディニア島の人たちはみんなすごく親切で仕事ぶりはプロフェッショナル。もしかしたらこれが本当のサルディニア気質で、ヨッティ―業界だけ違うのかも。
8月8日(木):朝7時半にSATOMI 号を出て上陸。8時22分のOblia行の電車に乗るためです。駅は無人駅で切符の自動販売機あります。
英語に変えられるので、とってもわかりやすく迷うことなくチケットを購入。支払いもクレジットカードでできたので便利でした。印象としてはフランスよりもイタリアの鉄道の方がシステムがちゃんとしているよう。切符販売機に関しては断然イタリアの方が進んでいる気がします。だって島であるサルディニアでも販売機がフランスコートダジュールエリアよりも進んでいるんですから。
Golfo Aranciは執着駅なので来た列車が折り返します。プラットフォームは反対側のものしか使われてなくて、電車が来てから線路をまたいで移動します。
車窓からの眺め。あのあたりにSATOMI号、アンカリングしているんですよねぇ。
乗車時間は25分。あっという間に着きました。後でわかったんですが、Olbia-Golfo Aranci路線はOlbiaからY字にわかれた路線だったので、Golfo Aranciが始発でOlbiaが終点なのです。この先に行きたい場合はOlbiaで乗り換えとなるのでした。本数は1時間に一本で午後になると2時間に一本しかなくなりますが、私たち的には始発から終点なので、どこで降りるのかって考えなくていいから楽ちん。それに車内アナウンスもイタリア語と英語でしてくれます。フランスコートダジュールエリアでは、なぜかイタリア語アナウンスはありましたが、英語アナウンスはありませんでした。
次に行く場所が、この日のメインイベントなのです。海に落っことしたアンカーローラーを特注してもらいっていて、すでに完成しているのでそれを取りに行くのです。パソコンショップからは歩くと40分ぐらいかかるので、Uバーかタクシーで行こうと思ったらこれが全然見つからないのです。10分ぐらい待ったところで、諦めてバスで行くことに。すでに10時ぐらいになっていました。バスと徒歩で30分ぐらいかかるよう。でもほかに方法がないし、一番安上がりだしね。
バスは10分近く遅れてやってきましたが、乗ったらすぐに着きました。工業団地みたいなエリアにあるので、おりたバス停から徒歩20分。ダンプカーが横を通過する道路を恐る恐る歩いていました。ちなみにバス停のチケット販売機が壊れていたので、乗車してからクレジットカードで払えるかなと思い(イタリア本土のバスはそれで大丈夫でした。)チケットなしで乗車したのですが車内のマシンはクレジットカードには反応せず、結果的に無賃乗車しちゃったのだ!
こんな殺伐とした道路を歩いて移動していました。
途中リカーショップのホールセールの倉庫もありました。
この辺りにはアウトレットショップもありました。ここは生鮮食品から衣料品までありそうな、大型ディスカウントショップ。
お向いにも日用品のお店がありました。まとめ買いとかに便利そう。買い物したかったのですが車じゃないからねぇ。
でもフランスに入ってから全然は合うボトルが見つからず・・・でサルディニアだったらイタリアだから大丈夫だろうと思っていました。グーグルで偶然、Olbiaの工業地帯にガスボトル会社があるのを発見。しかもコメントから配達もしてくれるようだったので、直接行ってみることに。すると大正解。配達料はかかりますが、レンタカーを借りなかった120ユーロが浮いてるので全然余裕です。サイズが不明だったので、夕方船にに戻ってからスタッフの人とやり取りをしてわかったのですが、丁度いいサイズの13キロのボトルがなく、仕方なく10キロボトルを一個配達してもらうことにしました。取り合えずはこれでこの先3,4カ月は問題ありません。その間にはスペインやモロッコに移動していると思われるのでおいおいアダプターを探すことになるかも。
とにかく、レンタカーを借りられなかった身としては、配達料がかかって配達してもらえるのは非常にありがたい。今まで使っていたボトルはギリシャで交換していたものだったので、ボトルごと新しく買う羽目になったので配達料と含めてちょっと高くなりましたが、それでもレンタカー代が浮いた事を考えるとお釣りが充分来ます。
必要な事がほぼすべて完了した半日。ガス会社から街まではバスで10分もかからないぐらいでした。朝早く出てきたので、まだ午後1時ちょっと前。ランチに行くことに。
グーグルで見たら評判がいいお寿司のお店があったので行ってみました。外観はこんなんですが・・・
一般向けにも販売しているみたいで、すっごく安かったんですよね。買いたかったなぁ~。倉庫の後ろにはトラックが直接付けるローディングドックがあったので、卸売り会社なんですね。
次に向かったのは、ガスボトル会社。
ガスボトルは2本あるのですが、1本目がフランスに入るちょっと前ぐらに空になっていました。コートダジュールエリアのマントンのマリーナに入った時、ガスボトル交換をしようと思ったら、なんとボトルの口の形が違うではありませんか!さらに他の場所でもキャンプ用みたいな小さいものしか見つからなかったのです。SATOMI号はイタリアで作られた船なんですがギリシャにいる間は全く問題なく普通のガソリンスタンドでもガスボトルを扱っていれば交換できてたんですよ。今までは外食することが多かったので、あまりガスが減らなかったし2本ボンベがあるから一年にせいぜい2回交換すればいい程度でした。
とにかく、レンタカーを借りられなかった身としては、配達料がかかって配達してもらえるのは非常にありがたい。今まで使っていたボトルはギリシャで交換していたものだったので、ボトルごと新しく買う羽目になったので配達料と含めてちょっと高くなりましたが、それでもレンタカー代が浮いた事を考えるとお釣りが充分来ます。
必要な事がほぼすべて完了した半日。ガス会社から街まではバスで10分もかからないぐらいでした。朝早く出てきたので、まだ午後1時ちょっと前。ランチに行くことに。
店内の雰囲気はとっても良かった。
帰りの電車が午後2時47分の後は4時半過ぎまでなかったので、2時47分に乗って帰ることにしました。ランチ後20分ぐらい時間があったので、駅周辺をウロウロしましたが、暑すぎてすぐに駅舎にもどることに。パソコンを取りに戻ることになるので、Obliaの街観光はその時にします。
電車の駅でもスタッフの方がとても親切で、切符は自販機で買っていたのですが、実はそれをフォームにある読み取り機にガチャンとしないといけなかったらしく、太っちょのおっさんスタッフが、電車が来た時切符を見せたらニコニコしながら「ここに通すんだよ。」とやってくれました。行は、車内で切符確認に来た若い女性スタッフが車内で切符をスキャンしてくれました。Golfo Aranci行は出発時間よりも10分も早くやってきたので、涼しい車内で発車を待ちました。
4人掛けの席にはテーブルもあり、電源もありました。
サルディニア島、普通の業界の人たちはみんなとてもプロフェッショナルでちゃんと仕事をしてくれて、すごくいい感じでした。これが本当のサルディニア気質なのかも。ヨットや旅行業界は特別なのかな。特にマリーナに関して言えば本土よりも100ユーロぐらい係留代が高いからなのか、来る船がほとんど大型パワーボートなんですよね。イタリア本土からお金持ちのヨッティ―がわんさかくるから、マリーナ代が高いのかな。だからそのお高いマリーナのすぐ隣で無料でアンカリングしている船が許せないからアンカリング禁止エリアを増やしているのかも。ま、島の北東、イタリア本土に近いエリアから移動したら事情はまた違うかもしれませんけどね。
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