皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!
実はここ2年ぐらいでバウメインバースの扉が閉まらなくなってたんです。つまり天井が歪んできたって事。マストの周辺なので過去にも大工さんに相談してました。構造上には問題ない、と言われてたんですが理由は不明のままだったんです。でもアルメリマルの大工さん、アンドリューさんはすぐに原因発見。その場で応急処置をしてくれたらドアが閉まるようになった!
9月23日(月):朝9時ごろに大工さんのアンディーさんがやってきました。こんなに早くから来てもらえるとは思っていなかったので、うれしい驚き。ギリシャにいる時は、大工さんは「来る来る」といって何週間も来なかったが普通でしたから。
泥を洗い流し、パイプつまりもついでに直しました。アンディーさんは大工さんというだけではなく、ご自身もセーラなので、船全体についてよくご存知。泥汚れもパイプつまりも「食器洗剤と熱湯で綺麗になるよ。」と教えてくれて、その通りにしたらバッチリ解決でした。このまま乾燥させておきます。
次はスターンバスルームの床。もう床下が腐っているのはわかっていました。だってフロアがペコペコしてたから。ウッドフロアというは見た目は綺麗ですが、毎日使うシャワーの床がウッドというのは現実的ではありません。前のオーナーは夏の間だけ数週間から数カ月しか使ってない状態だったからそれでも良かったのでしょうが、私たちは住んでいるので使用頻度は何百倍に増えているわけです。で結局ウッドフロアはやめて通常のバスルームみたいな素材の床にしてもらう事になりました。
ウッド下の部分も撤去。
マスト周りのカバーを外し、マストが天井を突き抜けて外に出ている部分を見て、アンディーさんはすぐに原因を突き止めてくれたのです。マストがデッキを突き抜けている部分、通常はゴム素材のものでシーリングされているそうですが、SATOMI号はハードウッドが詰まったいたのです。それがきつすぎて、デッキ部分を下方に引き下げる力が働いており、その負荷に負けて天井が歪んでたそうです。とうとうドア上のべニア部分がこんな状態に。買った時もちょっぴり亀裂があったのですが、だんだんひどくなってきたのです。4年前はドアはスムーズではないものの、ちゃんと閉まっていたのだ。
アンディーさんも「構造上や強度に与える影響はないし、ウッドを取り外せはすぐに自然にデッキが定位置に戻ると思うよ。」とのこと。そしてマストの後ろにあるデッキを支えてるパうプみたいなものをチェックし、「あ、これが閉ま過ぎ。だからデッキ全体を引き下げているんですよ。」とのこと。すぐに緩め始めて調整し始めました。
なんかこんなにも素早く一日で事が進んでしま士、驚くやら、嬉しいやら、気持ちが付いていなかない状態でした。さらに、スターリンクのディッシュがもう届いたのだ!
週末オーダーしたのにもう届いた!こんな風にどんどんいろんなことが進んでいくのもヨーロッパの真ん中にいるからでしょうね。同じEUといはいえ、ギリシャはやっぱり遅れていたなぁとつくづく思います。それとアンディーさんはイギリス人なので、英語での意思疎通が完璧、というのも安心です。アルメリマルには英語圏のヨッティ―も多いので、仕事に対する意識もイギリスの基準と同じものを期待されるんでしょうね。とにかく素晴らしい大工さんに出会えただけでも、アルメリマルに来た甲斐がありました。(勿論それ以上にフミさがハーバーマスターというのが、一番ですけど。)
この日もお家ご飯です。ステーキ用の豚肉を細かくカットしてパスタソースにしてみました。前日の残りのキュウリと昆布の即席漬けとサラダを合わせたので、普段あまりサラダを食べない主人に口にもあったみたい。パスタソースのお味は我ながらなかなかでした!やっぱドライトマトが隠し味として効いてるな。
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