2024年9月20日金曜日

リチウムバッテリーにIridiumu Goが届いた!&船内で本格的日本料理を堪能

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!






事前にオンラインオーダーしていたものが続々到着しております。ここ数日でイリジウム・ゴーにリチウムバッテリーが届きました。どちらも高価なものなので、実際に届くまでちょっと心配でした。19日はマヨルカ島にいる時にすれ違った日本船籍のSOYOKAZE号にお招きいただき、スペインにいるとは思えない本格的な日本料理をご馳走になりました!

大西洋横断時の安全対策としても欠かせないデバイス

18日にイリジウム・ゴーが届きました!大西洋横断中に天候情報を得るために、当初はスターリンクをスペインでゲットするつもりだったのですが、なぜかスペインには配達してくれないんですよ。オフィシャル代理店がないようなんです。それと当初は自分達だけで大西洋横断しようと思っていたのですが、途中でバイキングラリーという小規模グループのラリーに参加して横断することにしたのですが、そのラリーに参加するための唯一の「規定」がイリジウム・ゴーやそれに相当するトラッキングデバイスを保持していること、でした。スターリンクを持っていてもイリジウム・ゴーは必要ということだったので、どちらも持っていなかった私たちは取り合えずイリジウム・ゴーだけを購入することにしました。
イリジウム・ゴーというのはデジタルの衛星電話やインターネット接続のデバイスなのですが、通常のネットほどのキャパはないので動画を観たりはできません。カリブ海に着いてからはスターリンクもゲットする予定なのでイリジウム・ゴーも規定とはいえ新しくゲットするのは、私的にはちょっとためらいがありましたが、主人の説明によると、私たちがゲットしたイリジウム・ゴーはアップグレードバージョンなので万が一、ライフラフトに乗り移るような状況が発生した場合でもイリジウム・ゴーを持ち込んで衛生電話ができるらしいのです。ということは漂流しちゃったときでも、世間と連絡が取れるということ。これは安心。スターリンクは緊急時に持ち出すことはできませんから。イーパーブという位置情報発信の安全装置もありますけどね。通信はできません。スターリンクとイリジウム・ゴーは全く違うカテゴリーのデバイスなので納得できました。

マーケティング用?キャップが2個ついてきた!

それから主人はエンジンオイル交換を始めました。海水の代わりに真水を接続してエンジンをスタートしたら・・・なんと水圧が強すぎて船内に噴水が発生!あちこち水浸しになってしまった。

天井までぴゅーッと水しぶきがあがりました。

スターンバースの入り口が両方とも水浸し。

しっかりつなげ直して2回目は成功。


作業をスタートさせたのが遅かったので、終わったころには夕方でした。ディナーを作るのが面倒だったので、またしてもスーパーに行ってお惣菜をゲット。サラダ系を食べたいな、と思っていたのでポケボール(日本的にいうとちらし寿司みたいなもの)をゲット。結構美味しかったです。海鮮サラダとポテトキーシュ風?卵焼き?は翌日の朝食でも楽しめました。


9月19日(木):ハードスタンドに上がってから早くも3日目。ようやく仕事に対するエンジンがかかってきました。(ッといっても私だけ。主人は肉体労働以外に、いろんなシステムを考えていたので頭脳作業はしていたみたい。寝転がってね。)

この日はフィルターを交換したそうです。

私の作業は例によってステンレス磨き。ずっと潮丸だったので錆が出ていました。ほとんどは表面的なものなので、ギリシャにいる時に買ったサビ落とし&コーティングクリームで磨くと簡単に落ちてピカピカが戻ってきます。

バウのこの部分は下側にサビが集中しているので、変な姿勢で作業しないといけないので、体が痛くなりあまり長く続けられません。

でもきりがいい部分まで終わらせたかったので、バウのレール部分は全て終了させました。ずっと下を向いていたので、終わったら頭がくらくらしました。

これはまだやっていない部分。こびりついたサビ、というよりは潮が固まって茶色になっている感じなので、すぐに落ちると思います。5月にローマにいた時も一度全てを磨いたのですが、その後は一カ月に1度ぐらいの割合でマリーナに入っていましたが、毎回ボート洗浄する時間もないぐらいの短期間しか滞在しなかった時もあり、特に8月半ばにサルディニア島のマリーナに滞在してからは、時々水で潮気をふき取ることもサボりがちでした。アルメリマルに来てからゆっくりやろうと思ってたのもありますけどね。海から戻る都度、水洗いするのがベストなんでしょうが、そういうわけにはいかないので、時々磨くのは仕方ないかな、と思っています。数年来のこびりついた頑固なサビを2年前に落としてからは、毎回、磨く手間は少なくなってきております。毎日少しづつ綺麗になっているのを見るのは楽しいものです。

リチウムバッテリーが届きました。ここまでハーバーマスターのフミさんが車で運んでくださって、本当にありがたかったです。一個30キロ。これを背負って梯子を上るのは力持ちの主人でも危険です。

メインハリヤードにつけてウィンチします。

ウィンチ係は私。SATOMI号のウィンチは電動なので、私がやるのはボタンを押すだけ!

リビングのハッチから中にいれます。


まだ午後3時だったのですが、私はステンレス磨きですっかり疲れてしまいお昼寝。その間も主人は何かと動いていました。

ディナーは18日に到着したSOYOKAZE号からご招待を受けていました。

まだ1年ぐらいしかたっていない新品の船!モデルハウスみたいにピカピカな船内。

本日のお料理はSOYOAKAZE号のオーナーの一人Kさんが主に作られたんですが、この卵豆腐はゲストとして乗船されているFさんご夫妻の奥様が作られたそう。出汁からとったそうで本格的で上品な味でした。本当に美味しかった!

本日のシェフKさん。脂ののったマグロは、日本でもこういうのは食べたことがないです。これをゲットするために、アルメリマルに来る前の泊地で数日滞在されたそうですが、こだわり方が半端ないですね。

魚とは思えない濃厚な味わいでした。口の中でとろける、とはまさにこのこと。

次はナスの揚げびたし。ナス好きの主人は、気に入って作り方を聞いていました。うちにはだしは顆粒の「ほん出汁」しかないけどね。主人はお代わりもいただいちゃいました。

次はほうれん草のおひたしにきんぴら。ゴボウを食べたのは半年以上ぶりです。日本から食材を持ち込まれたそうです。

次はお蕎麦。冷たくて本当に、美味しかったです。語彙力が低すぎて表現しきれません。おダイコンは現地調達されたそうで、日本のものとはちょっと味が違うということでしたが、私には十分美味しく感じましたよ。大根おろしも半年以上ぶりだし、この先も当分日本には帰れないから、この美味しさをしっかり脳に焼き付けておこうと思いました。

9時ちょっと前、お仕事を終えたハーバーマスターのフミさん登場!

でフミさんが記念写真を撮ってくれました。画面左が卵豆腐を作ってくださったFさん奥様。主人の隣がFさんご主人。そしてKさんに一番右はSOYOKAZE共同オーナーのNさん。

次は天ぷらです。

揚げたてのサクサク衣が香ばしく、お店でいただいくものに全くひけを取りません。

最後は味ご飯でした!普段お米をあまり食べないので、ご飯を食べるとすぐにお腹が一杯になってしまうのですが、余に美味しくてお代わりを勧められたら断り切れなくて主人とはんぶっこしました。

これで終わりではなく、なんとここからお茶会スタートです。ゲスト乗船されているFさんご主人がお茶をたしなまれているそうです。日本からご持参されたお茶菓子にお茶道具まで!


お作法もその場で教えていただき、順番に抹茶を頂きました。

主人も目の前でお茶をたてていただくのは、初体験。

美味しい!といって飲み干していました。

お茶碗についても何とかコメントをしようとしている?どっちが正目だったったけ?

皆さん英語がお上手で、ほぼずっと主人のために英語でお話いただきありがたかったです。


楽しい時間はあっという間に過ぎて、気が付いたらを過ぎてました!

最後にもう一度、フミさんがSOYOKAZE号の前で記念撮影してくださいました。

日本で食べるよりもさらに本格的な日本料理を、スペインでしかも船上でいただく機会なんてめったにありません。時々日本食風が恋しくなって、イタリアでもフランスでもジャパニーズレストランがあれば試してきましたが、やっぱり外国で食べる日本食。オーストリアでも最近でこそ、かなり本格的日本料理が浸透していはいるものの、私たちが慣れているのは「なんちゃって日本食」なので、もう大感激の夜でした!

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