ステンレス磨きからプロペラメンテ係に昇格

皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ！

私がメインで担当しているのはステンレス磨きなんですが、この度プロペラメンテ係に昇格しました！プロップスピードをはがして新しいプロップスピードを塗布するための準備自体が半日がかりなのですが、それを全行程私が担当したのでその間主人は別の作業に専念。だんだん任せてもらえる作業が増えてきて、やっと一人工に近くなってきました。

今ついているプロップスピードをはがす液を塗布したところ

10月1日（火）：この日はプロペラメンテナンスをスタート。いつもなら主人がやっているのですが、なんと船体のタッチアップのために塗布した下地、調合を間違えていたので全然乾かず、また一からやり直しとなってしまったのです。そのためプロペラメンテナンスの方は私が全面的に担当することに。その間主人はやり直し作業に専念します。

これがプロップスピードをはがす液。説明書きをよく読んでその通りにします。でも調合しする必要はなく、使う前によく混ぜるだけで、あとはペンキを塗るみたいに今プロップスピードが塗られている場所に塗っていくだけなので、主人の手を煩わさずにできそう。

全体的に塗り、タイマーセットして渇くのを待ちます。

その間主人は、せっかく数日前に塗った下地をまた削り始めました。実をいうとこれ2回目なのです。最初に削った後に塗布した下地はソルベントが含まれてるものを間違って塗ってしまったので、また削り直しとなったのです。2回目は正しい塗料だったのですが、調合分量を間違えてしまっていて、そのままでは永久に完全には乾かないことがわかりました。あ～3度目の正直だ！

すっかり乾くとこんな感じになり、簡単にはがせるようになります。メタルスクレーパーで削り落としました。

所どころ削り残りが発生したので、メタルスクレーパーから電動のメタルブラシに変えました。

それから2時間弱かかってやっと全て落とすことができました。電動ブラシは簡単にリムーブ液をはがすことができますが、マシン自体が重いのでそれを支える腕やスイッチを押している手がすぐ疲れちゃうんですよね。だから数分ブーんとやったら一回休憩・・・を繰り返したので時間がかかりましたが、この仕事はいつもなら主人が一人でやっていたので、それを担当することができて、とっても嬉しかったです。

シャフトの部分もはがしました。やってみてわかったのは、説明書に書かれているよりもさらにタップリ液を塗布して、完全に乾ききってから削り落とす方が簡単でした。メタルスクレーパーで落とすなら、完全に乾く前の方がやりやすいんですが、どうせ電動メタルブラシなら、ある程度硬い方が削りやすいよう。次にやる時に覚えておこう！

その間主人は、2度めの下地をはがすことに専念して、全てはがし終わることができました。

お腹が空いたなぁ～と思ったら、午後3時。ランチと早めの夕食に出かけようと思い、ほこりまるけになっていたのでまずはシャワー。その後いざ出かけようと思ったら、アンディーさんがバッテリーを固定するための枠材を寸法にカットしたものを運んできてくれました。マスト周りに流し込んだ樹脂キットが結構高価で、アンディーさんがそれを立て替えてオーダーしてくれているので、取り合えずその分だけ先にお支払いすることに。それとバスルームの床を最終的にいつ設置するか、などを話していたらあっという間に4時半ぐらいになっていました。この時間に開いているレストランと言ったら例のブリティッシュ・パブしかないのですが、なんとこの日はお休みだった！前日に1日と2日は閉店するって聞いてたのを忘れていた！

仕方なくスーパーに買い出しにいくことに。主人はパブでポークシュニッチェㇽを食べたいと思っていたので、スーパーにも売ってるかなと思ったのですが、チキンしかありませんでした。でもチキンにチーズが挟まれている、いわゆるチキンパルメジャン（オーストラリアではチキンパーマ、と呼んでます。）があったので、それで妥協。

焼くだけの状態になっているモノを買ったのですが、付け合せをベークポテトにしたので、時間がかり、やっと食べるぞ！となったらすでに夜7時半でした。

中はチキンの間にチーズだけじゃなく生ハムも挟まっていて、美味しかった！ベークドポテトとも相性ピッタリで、主人は「Stamble　Innで食べるよりいいディナーだね。これがレストランで出てきたら、すごくハッピーだよ。」と、大満足してくれました。

電動マシンの重さで肩と右手はすでに筋肉痛でしたが、肉体労働の後はガッツリ系の夕食を食べると、疲れがふっとぶ気がします。でもこの後私は物凄い疲労感で、8時過ぎには爆睡しちゃいました。

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