2024年10月2日水曜日

リチウムバッテリー設置準備ができました&Nakulaもアルメリマルに到着

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!






すでに10月!2024年もあと3カ月となりました。今週に入って体調はほぼ回復したので、精力的に作業を進めています。月曜日30日は、世界一周中の大型キャタマランNAKULA号もアルメリマルに到着。夜はフミさんのお気に入りのレストランにご一緒しました。

リチウムバッテリーを設置するにあたり、バッテリーを支えるウッド部分をアンディーさんに設置してもらいました。

バスルームの床はコーティングを塗って、さらにいい感じになりました。でもこれで完成ではなく、この後最終コーティングをまだ塗る必要があります。

私は頭痛はすっかり治りましたが、まだ咳が出ているので大事を取って掃除とか整理整頓だけをしていました。ボートヤードの地面は泥砂なので掃除しても、すぐにこのエリアが汚れてしまいます。作業が終了するまでツールを出しっぱなしにしてたり、バスルームの床を設置するまでは便器も外していてここに置いてるので、完璧に片付けることはできません。

ジェノアシートを洗うことにしました。洗濯洗剤を入れたバケツに一晩漬けておくだけですけどね。翌朝水洗いして乾かします。

ストーンション磨きは少しづつ続いています。急を要する仕事じゃないので、主人に頼まれる仕事がない時の合間に、暇つぶし的にやっております。

やっと食欲がフルに戻って来て、ちょっと動いただけですごくお腹がすくようになりました。ブリティッシュ・パブにランチに行きました。主人がどうしてもパイが食べたい、と言い出したので。

私はチキンカレー。イギリスではインド料理が物凄く人気で、インドカレーはもはやイギリス料理と言ってもいいぐらい。しかもかなり辛いらしい。でメニューに本日のスペシャルとしてスパイシービーフカレーがあったのですが、本格的インド風の辛さと聞き、マイルドなチキンカレーに変えました。マイルドといっても、私的には十分辛かったので丁度良かった。

これが主人が食べたいと言っていたギネスパイ。もうイギリス感満載!このお店のお客んさんはいついってもほぼ全員イギリス人です。こんなに沢山イギリス人がアルメリマルにいるんだなぁと驚く。

食後の紅茶も、しっかりイギリス風のガッツリ濃い紅茶で美味しかった!

アップルクランブルでデザートまで食べちゃった!おのお店、お値段も安くて、ワンプレートにメインと付け合わせがついていて平均13ユーロなんですよね。軽食だと10ユーロかからないので、毎日来る人達多いみたい。(私たちもそうなりつつある・・・。)

私は午後からは「ちょっと休憩。無理しませんので。」と宣言してぐたぐたしてましたが、ちょっとお手伝いも。キッチン横の床下にも1個バッテリーを置く場所があって、そこにリチウムバッテリーをいれました。

あと2個はまだ出しっぱなし。この2個がウッドで支えを作った部分に入ります。この2つが入る場所にはまだこれからバッテリー固定のためのストラップを付ける場所を作成しないといけなくて、それはアンディーさん待ち。その後、やっと実際に接続することができます。

ソーラーパネルを今年5月に3つ増やして、合計5枚にしたので1キロワットの発電力があるのですが、それを保持しておく充電力が低かったのです。リチウムバッテリーになると今まで720アンペア/時だったのが900アンペア/時になるので、一晩中オートパイロットを連続で何日も使い続けたり、走行中にスターリンクを稼働させたりしても電力の心配はもうなくなります。大西洋横断バイキングラリーの主催者によると、カリブ海に7年いた間マリーナに入ったのは合計でたったの1週間だった、とのこと。アンカリング場所が豊富なので、水も電力も自給自足できればマリーナに入る必要がないのです。まさに私達が望む環境そのもの。SATOMI号もついにその環境に対応した船になるわけです。今年6月にウォーターメーカーを作動させてから、ほとんどマリーナに入らなくなりましたが9月ぐらいから日照時間が短くなってきたので、朝方のバッテリー数値が低くなり始めました。でもリチウムバッテリーに変わったら、そういう心配もなくなるなぁ。


主人も、回復したとはいえ、まだ100%じゃないし無理をするのはよくない、ということで午後の遅い時間からは休憩。お昼寝をしていました。

夕方5時ぐらいにフミさんが荷物を配達してくれました。本来だったらオフィスまで取りに行かないといけないのですが、ボートヤードからだと一番遠い場所にあって、徒歩で15分ぐらいかかるんですよね。特に先週は体調も悪かったこともあり、少ない体力を作業に当てていたのでオーダーしたものが配達されているかどうかも、チェックする気力がありませんでした。フミさんは帰宅途中に来るまで寄って配達してくれて、本当に至れり尽くせりです。で、体調もほぼ大丈夫になっていたので、フミさんをディナーにお誘いしました。

レストランに向かう前に、散歩がてらNakulaを見に行くことに。予定よりもちょっと早く30日月曜日にNakulaが到着していたのです。

これはアルメリマルにある通称「日本庭園」だそうです。赤い橋に小さな池はなんとなくそんな雰囲気。



Nakulaはでっかいので、おそらくスーパーヨットが係留されている一番最初の方のワーフにいると予測。バッチリでした。

出かける途中だったので、チラッとご挨拶しただけでしたけどね。昨年11月にギリシャプレヴェザでお会いした時はSさんがキャプテンのグループでした。今回のキャプテンNさんとは初対面。実はクルーの方の何人かはFB友達になっているようなんですが、お会いしたことがないので全くわからず。滞在中にまたゆっくりご一緒できる時間があるといいなぁ。

ディナーの場所は、アルメリマルに着いた週にフミさんに連れ行っていただいたLa Plaza。他にもちょいちょいアルメリマルのレストランを試しましたが、他はほとんどタパスがメインのようで、フミさんのお友達がやってるレストランが一番メニューが充実しているなと思いました。


まずアペリティフとして出てきたサーモンとアボガド。

前にもオーダーしましたが、絶品のツナカルパッチョ。あらゆるところでカルパッチョを食べ続けている私ですが、ここのカルパッチョはトップクラスです。

ピリ辛ポテト。

アーティチョークとマッシュルーム。これはもう本当に美味しくて、私がベジタリアンだったら、これをメインディッシュとして大満足だったと思います。

でもやっぱりお肉を食べたい私たち。ラムチョップ。ラムはやっぱ美味しいなぁ。ギリシャでもラム肉はありましたが、どうもギリシャ人、ラムをカチカチに焼いちゃうの好きなのか、柔らかくてジューシーなラムチョップがほとんどありませんでした。

病み上がりなのでワイン一杯(主人は2杯飲んでいたけど)で抑えてたのですが、食後のレモンチェロは抗えなかった!

アルメルマルに来てから、お世話になりっぱなしのフミさん。主人もすっかり意気投合して「フミさんがいるからアルメリマルが特別なんだ!」と演説していました。

楽しい宴からスタートした今週。エンジンフル回転で作業に没頭する一週間となりそうです。水曜日の本日は、またステンレス職人さんがやってきて、スターリンクのブラケットデザインとアンカーローラーブラケットの修理が始まります。

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