2024年10月6日日曜日

バスルームの床にアンカーブラケットが戻る&新しいチェーン色塗り準備

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!



10月4日(金)はバスルームの床を室内に設置。アンカーブラケットも強化されて戻ってきました。探していたメタル用ペンキはなんと、徒歩で行ける場所にちゃんとしたペンキ屋さんがあり、全色お試しサイズの缶でゲット。そして新しいアンカーチェーンを色分けするために長さを測り印をつけました。目に見える進歩があり長いメンテナンスのトンネルの先に光が見えてきた気がします。

もとは一枚板とは思えないぐらい、主人の描いたピンストライプがとってもきいています。

大工さんだと思っていたアンディーさん、実は専門は「リギン調整」だったのです。どおりでマスト周りの不具合、見た瞬間に原因を突き止めたわけだ。バスルームの床を設置してくれています。床がほとんど腐っており、ここ数年はウッドがプカプカになっていたので、いつ壊れて足を踏み入れちゃうかとドキドキしながらシャワーを浴びていたのだ。しっかり防水もしたし、マリンプライウッドなので腐るという心配はなし。

アンディーさんの仕事が終了したら、タイミングよくステンレス職人さんがやってきました。依頼していたアンカーローラーのブラケットが戻って来たのです。ブラケットの幅が広がりすぎて、アンカーローラーが落っこちそうになるのを防ぐため、二つのプレートの間を一つにつなげる橋渡しを付け足してもらったのです。

この板の部分が、新しく付け足してもらった部分。これで両端に負荷がかってもブラケットの強度がかなり増したと思います。カリブ海に行ったら、今以上にアンカリングすると思うので今のうちに補強しておくのは重要事項でした。

その後主人は、船体タッチアップをする部分の下地を全て削り終わりました。その後私がサンディングペーパーでさらに傷を付けていき、コッパーコーティングを塗布した時に塗料がくっつくようにしました。やっと全ての部分を削り終わり、ほこりまるけだった船体を軽く水で洗って付着物がない状態にしておきます。これでコッパーコーティング塗布の準備が整いました!長い道のりだったなぁ。何しろ間違いで、下地を3回も、塗っては削り塗っては削りを繰り返しましたから。

マスト回りの室内用カバーも洗います。この4年間一度も洗っていなかったので、バケツの中の水はすぐに真っ黒になってた!

前日バスに乗って、わざわざ探しに行ったメタル用ペンキですが、なんと灯台下暗し。アルメリマルの徒歩圏内にちゃんとしたペンキ屋さんがあったのです。誰に聞いてもわからなかったんですよねぇ。不思議だ。バラエティーショップの隣がペンキ屋さんでした。何回も、バラエティーショップにいくたびに、お店の前を通っていたのですけどね。塗料がウィンドーに並んでいるのはわかってたんですが、外壁施工のお店かなと思って中に入らなかったのですよ。グーグルで調べた時もちゃんとヒットしていたのですが、写真を見た時に近くのお店だと思わなくて、きっともっと大きな街のお店だろうと思ってたんですよねぇ。

ちゃんとしたペンキ屋さんだったので、求めていた6色ともメタル用ペンキがありました。しかもこういうちゃんとしたペンキ屋さんって、色お試し用の小さい缶を売っているんです。それこそが私たちが探していたもの!白、赤、オレンジ、青、緑、黄色と全てそろいました!

ペンキを入手できたので、早速色塗り準備のために長さを測ります。新品のチェーンはさすがに綺麗だ。

地面が粘土質の土で汚れが付きやすいので、なんとかチェーンを地面にさらさないように長さを測りたいのです。そこで、まずチェーンが入っていたドラム缶を横倒しにしてそこからタルポランシートを引きます。ドラム缶の口部分から10メートルの位置を測り印をつけておきます。

タルポランシートが10メートル以下なので最後の方は地面に着いちゃいますが、ちょっとぐらいなら大丈夫。これが10メートルの位置です。

その後、ドラム缶の中のチェーンにマスキングテープで印をつけます。そこを10メートルの位置まで引っ張って来て、そこから1メートル分の位置にまたマスキングテープで印をつけます。その間を後ほどペンキで色塗りするのです。

この作業を10回繰り返して、10メートルごとの印を90メートルの部分まで付けることができました。30分ぐらいでこの作業が完了。思ったより簡単だったな。実際にやり始める前にやり方を考える方に時間がかかった気がします。

お隣のお隣はハルのポリシングが行われています。コッパーコーティング塗布も2週間前にやっていました。オーナーさんが自分でやっているのではなく、ボートヤードの職人さんに依頼しているよう。気が付いたのですが、このボートヤードでは今のところ、ほとんどの船のメンテナンスはボートヤードにお任せしているようで、オーナーさんは、も時々見に来るだけみたいでした。羨ましい~と思ってじっと眺めちゃいました。

今夜のディナーはCarrefourスーパーで買ってきた、アンガスビーフのステーキ。でっかい1枚を焼いてからカットして二人分にしました。カットした後でこのサイズです。

ちょっと霜降りっぽいお肉だったので、焼きすぎないようにかなり注意を払いましたよ。付け合せは前日の残りのご飯をカレー粉でドライカレー風にリメイクして、ボイルしたブロッコリー、ニンジン、アスパラガス。アスパラガスは、久しぶりに食べました。今まであまりスーパーで見かけなかったのですが、アルメルマルの地元スーパーに新鮮で柔らかそうなアスパラガスがあったのです。ちょっと電子レンジでチンするだけで、柔らかくなるりとても美味しいのだ。

アルメルマルに来てからなんと丸3週間が過ぎました。ボートヤードに移ってからは2週間半。最初の1週間は、職人さんとの打ち合わせや材料の手配などに明け暮れ、次の1週間は風邪を引いて半分以下しか仕事が進まず、10月に入ってからやっとちゃんと作業に集中できるようになりました。それに当初予定していなかった仕事も(マスまわりの処置とかスターリンク設置とか)増えたしね。同時進行している作業がだんだん完成してきた、やっと目に見えて「進んでる」実感がありやっと終わりが見えてきた感じ。

でも考えてみたら、今やっていることって、例年だった越冬準備のメンテナンスと同じ事です。毎年越冬時に、次のシーズンのために設備をアップグレードしたりしていたので、なんやかや1カ月は最低メンテナンスにかかっていたんですよね。そう思うと、アルメルマルに来た時、ボートヤードにいるのは2週間ぐらいかなって思っていたのが計算間違いだったかも。やっぱ1カ月はかかる作業リストを抱えていたのですな。

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