2024年11月14日木曜日

Rabatのメディーナ(旧市街)はこれぞモロッコ?!の雰囲気満点

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!





Rabatマリーナから徒歩5分ぐらいの場所にトラム駅があるのでメディーナ(旧市街)探検に行ってきました。Tangeirのメディーナの2倍以上の範囲に地元の人が利用する本格的なマーケットから観光客向けかな?と思うエリアまでとっても興味深いお店がぎっしりでいた。

マリーナの前にも古城があるのですが、まだ中には入ってませんが、ここにいる間に行ってみたいと思います。

そのすぐ先にトラムの駅。片道60DHだから1ユーロしません。5分間隔ぐらいでやってくるので凄く便利。
とても近代的で中も綺麗でした。
天井にモザイク風の模様が。

2つ目の駅なんですが、要はマリーナから川を挟んだ向かい側なんですね。直接川を渡れたら徒歩で行ける距離ですが、迂回するので徒歩だとここまで30分ぐらいかかるんですよ。
あそこがマリーナ。

そこからメディーナ中心地まで徒歩20分ぐらいですが門を入ったらすぐに面白そうな路地を歩くので退屈しません。


後でわかったのですが、私たちがメディーナ探検をスタートした門は、裏門というか、観光客向けの側ではなく、普通に城壁内に住んでいる人たちのエリアだったのです。なので、道に両側にあるお店たちは、どれも生活感あふれるものばかりでした。

それぞれの木のドアは違うお店で、奥は四畳半ほどの広さのみでした。お店の2階に住居があるのか、店主はお店として営業している時だけここに来るのかわかりませんけど。でもお店の規模からして、どのお店も、駅とかにある「売店」のブースぐらい。


スパイス専門店。

土がついた卵とかも売っていて、すごく新鮮そう。


ここはデーツとか乾燥果物のお店でした。

地元のお母さん達がいろいろ買い物されていました。とっても活気がある。

生鮮食品エリアの路地を抜けると、布地がかけてあるお店にあたりました。この辺りから布地エリアみたい。同じような種類のお店が固まっているんですね。

クッション用なのかな、ゴールドの模様が入っていて豪華な布地もありました。

その奥に続いてたのは、木工職人さんのエリア?美しい細工が施されたものが沢山並んでいました。テーブルの端の部分だろうか?これを見て主人は「ここでコックピット内の折り畳テーブル作ってもらえないかなぁ。」と言い出しました。折り畳みテーブル、特に壊れているわけではありませんが、何の飾りもない単なるウッドなので堀細工とかがあったら素敵になるだろうな。


決しておしゃれな雰囲気はないんですが、これが普通のモロッコのメディーナのマーケットかな。飾り気のないぶっきらぼうな感じがすごくいいです。Tangeirでもゴミゴミした「地元用」のマーケットエリアはありましたが、規模的にはここの方がうんと大きい。後に、マラケッシュにも行ったことがある人に聞いたんですが、マラケッシュは一大観光地なので、物価はRabatのマーケットの方が安いとのことでした。



ちょっと小腹が空いてきたので、どっか食べ物屋さんはないかな、とウロウロしていたらいい匂いがしてきたので、それに向かって歩いていくと広場にあたりました。

広場の周りには屋台みたいな食べ物屋さんが並んでいて、イスやテーブルもあったのでここでランチをすることに。

BBQの上に直接タジンをのっけて料理しているお店を見つけ、そこで食べることに。メニューはチキンタジンとフィッシュタジン。チキンを選んだのですが、チキン自体は一個しかはいってなくお出し程度であとは野菜でした。でもこの野菜がタジンは美味しいくなるのですよ。特にジャガイモが絶品なのだ。よく観察していると、タジンの隣には串に刺した魚を焼いているお店があって、そこから買ったものを隣のテーブルで食べている人もいました。このお店のウェイターだと思っていたのは実は、お客さんから注文を聞いて、他のお店が作っているものも運んできてくれる、いわばフードコートで働くサービス係みたい。

Tangeirでも朝ご飯を食べたメディーナ内の広場のお店でも、同じようなシステムでした。呼び込みをしている人が接客かかりとなり、飲物はあっちの店から、食べ物はこっちの店から、と運んできてくれました。おそらくサービス係が見せたり提示するメニューの値段にはその人のコミッションが含まれていると思われますが、それでも普通のレストランよりうんと安いんです。このランチも、チキンタジンが5ユーロ程度でミントティー2杯で7.5ユーロ程度でした。

広場で食事をしていた時、観光客らしき人達をチラホラ見かけるようになったのですが、この広場から先が、おしゃれ系エリアに繋がっていたのでした。

観光客向けらしきお店が並び始めましたが、その分買いたくなるものが増えてきた。

観光客向けといっても、地元の工芸品を扱っているようなので、絨毯のお店も出てきましたよ。模様が複雑でとってもきれいなので、欲しいなと思うものが何個かありました。船内の床に敷いたら滑っちゃうかな?滑り止めテープを裏に付けておけばいいかな~。


モスクがありましたが観光客向けではないので、入り口からちらっと中をのぞいただけにしておきました。見てこのモザイクタイル、美しい!

さらにおしゃれな雰囲気になっていき、アーケード天井が木でできています。

可愛いランプが沢山!小さいの欲しいなぁ。船内の天井からギリシャの修道院で買った吊り下げキャンドルフォルダーをつけているんですけど、それと交換しようかなぁ。

中庭があって、そこを囲む用に建物が並んでいた場所がありました。おそらく以前は裕福な人の住居だったのでは?そこを店舗に改造されたような雰囲気。


で、中庭の囲む廊下の天井が、お見事なのです。木の細工が本当に素晴らしい。




ここは革製の丸いクッションのお店。ラクダの皮だそうです。これも買いたいものの一つ。とってもしっかりしていて長持ちしそう。リビングのソファに座っていると、私にとってはテーブルが微妙に高くてパソコンを使っていると肩がこってくるのでクッションの上に座っているのですが、どうも安定感がないのですよ。これなら「上げ底」にはぴったりじゃないかな。見栄えもいいしねぇ。


マーケットも見ていて楽しいけど、とにかく建築の美しさに目が行きます。特に木の細工が!なんか木造の日本の古い建物を思い起こさせます。



おしゃれ系エリアを歩くこと10分少しで、出口(おそらくこっち側が観光的には入り口と思われます。)に出ました。


ここにも絨毯やドアマットのお店が。絶対に滞在中にドアマットを少なくとも買いたいのだ。

この門を出た先にはカスバ(城塞)に続く道となっていました。それは次回にご紹介しますね。Rabat期待以上に興味深い場所のようです。

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