2024年12月27日金曜日

ライフジャケットAIS発信&イーパーブバッテリーテスト

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!






26日はライフジャケットに搭載されている位置情報発信機(AIS)の電池や発信テストをしました。イーパーブの電池テストもして改めて使い方を復習。その後はオーダーしていた医薬品をピックアップしにいき、ついでに街の反対側にあるアジアンマーケットで食料品収納用折り畳みボックスをゲットし、保管用食料を整理整頓!

12月26日(木):以前から気になっていたライフジャケットに搭載されている位置情報発信機の電池と動作テストをしました。SATOMI号のライフジャケットは、落水したら自動的に膨らみ、それと同時に位置情報を発信する小型AISが付いてるんですね。でもそれは電池で稼働するので、その電池の寿命がすごく気になっていました。SATOMI号を購入した2020年に買ったライフジャケットだから、すでに4年が経過しています。

まずはYou Tubeで同じモデルのライフジャケットの点検方法を確認。それを見ながらやりました。

左側には落水時に自動的にジッパーを破って浮き輪部分が膨らむための、ガスボトルを確認。

この部分がサビてないことが重要です。うんOKだね。

反対側に、一番重要な位置情報発信機が入っています。

このグレーの部分から自動的にアンテナが飛び出すのですが、出なかった場合はマニュアルd作動させます。そのやり方も確認しました。


襟の部分にはフード部分が収納されています。帽子だけじゃなく、顔をカバーする部分もついているので、頭から顔全体をカバーできるので、波から顔を守ることができます。これすごく重要。だって波がザブンザブン押し寄せてくるわけで、例え浮いていても顔が常に波にされされるのはすごく不快です。

マニュアル作動させる場合は、グレーの部分を自分でスライドさせます。

次は発信機のテスト。やり方をネットで調べました。


コックピットのチャートプロッターを付けます。

室内にいる主人が発信機をONにしましたが、室内だとサテライトにうまく接続しないみたいで、発信しようとしているのは確認できましたが位置まで確認できませんでした。

で、外に出してきて再度挑戦。

スイッチオンするとまたさっきと同じ「位置情報不明」のメッセージが。

でも数秒後にちゃんと位置がチャートプロッターに出てきました。位置情報が画面上に出る時警告音がなったので、これで慌てていてもそれを見逃すことはありません。これは万が一どちらか一方が落水した場合、どこで落ちたのかをトラッキングする場合です。二人ともが落っこちちゃったとしてもこの位置情報(AIS)は周辺にいる他のAISを搭載している船に情報が行きます。


次はイーパーブの点検。イーパーブというのは、ライフジャケットに着いている発信機の親玉。つまりこっちが本来のもので、ライフジャケットに着いてるのはこれのミニチュアです。

こちらはライフラフトに乗り移る時に持ち込みますが、これも入水すると自動的に位置情報を発信し始めます。こちらはパワフルなので、位置情報を発信するだけではなく、その地域のレスキューに緊急事態発生のメッセージも発信します。さらに私たちの船はオーストラリア船籍なので、イーパーブもオーストラリア政府に登録していて、大西洋にいてもオーストラリア政府にメッセージが届くのです。でも一番重要なのは、その海域のコーストガードに直にディストレスメッセージが行くのでレスキュー活動が開始されるのです。万が一落水事故が発生したら、落ちた場所に駆けつける時にイーパーブを稼働させておけば、SATOMI号に何か生命にかかわる緊急事態が発生したことが、周辺船舶を含めてレスキュー団体にも届くので、落ちた場所に向かう途中、無線で報告するよりもイーパーブを稼働させた方が簡単だ、と主人が言っています。

バッテリーの寿命を確認したところ、まだまだ新品同様という結果。2026年の3月まで大丈夫です。

すべて通常作動することを確認できたので、一安心。その後オーダーしてい置いた医薬品が届いているのでピックアップに行くことに。途中でランチをしました。ラス・パルマスに到着した初日に来たレストラン。

ピア19は結構いつもにぎわっているんですが、私たち的には割高と感じています。味は悪くないんですが・・・ツナタタキとライスの付け合せがこれ。つまり盛り付けにWOW感が全くないんですね。でも値段は22ユーロなんで、すごく割高に感じちゃうんです。これにちょこっとサラダがついたり茹で野菜が付いたりすれば見かけがもっとゴージャスに見えるのにねぇ。

主人のハンバーガーは17ユーロ程度。それでも、街中のレストランより高いのですが、こっちの方が私のツナより美味しそうですよね。薬局は街から反対側の隣町にあるので、このレストランの前を通るから入ったんですが、やっぱり必要に迫られた時にしか来たくないな。

薬局でオーダーした品物を、リストと照らし合わせて一点一点確認しました。VEラリーのプロヴィジョンセミナーに来てくれた薬局です。個人でこの薬局で購入しても値段は変わりませんが、予めリストで注文しておくと、取り寄せしないとない薬も一度に揃うので便利なのです。値段は店頭で買うのと変わりないし、スペイン語で記載されている使い方も、後にメールで英語で連絡してくれるサービスがついてきます。

その後、でかけついでにいつも行く方の街まで戻りました。徒歩30分。丁度いい散歩だね。

アジアンマーケットで、収納ボックスを買いました。その後デパートのある通りに戻り、主人がはまっているフローズンアイスクリームの屋台に寄ります。

まだまだクリスマス飾りで賑やか。

そして買ってきたボックス使って早速食料品の整理。

缶詰とかレンチン食品を折り畳みボックスにいれておきます。普段はこんなに食料をためておくことはないですから。

もうひと箱はまだ空いてますが、ここに野菜が入る予定。

お米は最低でも5キロを買うので、プラスティックボックスに入れることにします。これに虫よけと米を入れておきます。

小さいボックスの方にはマヨネーズとかソース類のストック。

とりあえずはスターンバースに置いておきますが、出発間際にマットレスに乗っけている箱とライスのボックスだけ移動させます。

移動先はリビングのテーブルの下。航海中はでっかいテーブルの反対側しか使わないので、こっち側の床部分に物を置いておいても問題なし。床には滑り止めマットをしいておくのでヒールしても荷物が滑り出すことはありませんし、お米のボックスはソファとテーブルの間の床に設置します。

安全機器点検とプロヴィジョン収納が終わり、また一つこれで出発準備リストを消すことができました。特にライフジャケットの小型AISがどんなふうにチャート上に現れるのかをすることができてすごく安心できました。



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