皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!
5日ぶりのブログ更新です!昨日11月30日の午後にグランカナリア島のラス・パルマスマリーナに到着しました。ここまでの航海は明日以降改めてご報告しますが、まずは無事到着のお知らせです!そしてカナリア諸島はスペイン本土とも時差があり、日本との時差は9時間。日本の方が9時間先をいっています。
これがSATOMI号の実際の航路でした。
マリーナオフィスの近くにあって、最終日マリーナに支払いに行った時に気が付いたのです。モロッコの水準にしたらかなりお高級なレストランでしたが、値段的にはスペイン本土とかの普通のレストランとそれほど変わらない感じだったので、その意味ではかなりお値打ち感がありましたよ。周囲にはビジネスディナーらしきスーツ姿のグループとか、ターバンにカフタンで「アラブの要人」風なグループもいました。ラバットは首都だから政府関係者がロイヤル関係者が身近にいても不思議はないですけどね。
まずはツナカルパッチョでスタート。久しぶりに食べたカルパッチョはすっごく美味しかったです。
デザートはアイスクリーム3種。
何回も通過した立体道路。メディーナやラバットの市街中心地に行く時は必ず通ります。
そして5日後の昨日11月30日、午後2時50分ごろラス・パルマスマリーナのレセプションポンツーンに係留しました。ここはすぐお向いにもバースがあって横づけしている船がありただでさえ狭いのに、なんと私たちの後方にもう1隻45フィートは最低あるヨットが先に係留していたのです。その船はラバットで見たことがあるもので、私たちより数日前に出発していたものでした。オーナーさんは不在で私たちの手続きが終了しても移動する様子はなし。出る時、バックで斜めに横スレスレを通過したんですが、彼らのアンカーがSATOMI号のストーンションに引っかかりそうになって、ひやっとしました。それぐらいスレスレだったのです。
入ってくる前にスペインのカーテシーフラッグに交換していたのですが、検疫の黄色い旗は、入港直前までものすごい強風だったので、あげるタイミングを逸してました。でも全く心配なし。私たちはモロッコからEUに再入国なので本来ならカスタムやポートポリスに出向かないといけないのですが、マリーナオフィスの同じ部屋の隣のデスクがポートポリスのデスクで、必要書類は全てマリーナが作成してくれたので、自分達でやることは全くなしでした。出国の時も、バイキングラリーの人が全員分をまとめて手続きをしてくれます。
バイキングラリーに参加の船は全部同じポンツーンに係留するので、この先どんどんお仲間が増えていくと思われます。ラス・パルマスマリーナには11月28日以降ならいつでも到着していいことになっていて、すでに一カ月前からカナリア諸島に到着している参加艇も沢山いました。このマリーナはARCのベースマリーナのなので、ARCが出発するまでは満席なのです。普段でも予約が取りずらい場所で、(だって格安なのだ。)個人でコンタクトするとウェイティングリストに入り、マリーナ横でアンカリングすることになるのです。
実は私たちも最初無線で到着したことを告げたら、バイキングラリー参加者だということがわからなかったみたいで、「バースの用意がないから外でアンカリングしてください。」と言われたんですね。確かに当初の予約は12月2日到着にしておいたのですが、30日の朝になってから、ラリー主催者の広報担当のカーロッタさんにメッセージで「今日着いちゃうけどマリーナはいれますか」と連絡したらすぐに「大丈夫。到着したらレセプションポンツーンにまず行ってください。」と返信が来ていたのです。でおかしいな、と思いカーロッタさんに「場所がないのでアンカリングしろと言われた」と連絡したら「大丈夫、あなたたちのバースも私は自分で見てきたから、ちゃんと空いてましたよ。バイキングラリー参加者だと伝えてください。」との返信。で再度無線で「あの~SATOMI号はバイキングラリーの参加者なんですけど。」とコンタクトすると、今度はガラッと変わって「あ、じゃマリーナレセプションポンツーンに入ってください。」となったのです。というのは、このマリーナ、公営のマリーナだからお役所仕事的な部分があってオフィスが午後2時から4時まで昼休みなんですね。到着した時が3時だったのでその真っ最中。もし個人で入ろうとしていたらすぐに手続はしてもらえなかったのです。給油スタンドも閉まっていて誰もいなかったのですが、無線でマリーナオフィスに連絡したら、すぐに係の人がやってきました。
ラバットにいる時、偶然にも2年前にギリシャプレヴェザのクレオパトラマリーナで出会ったニュージーランド船籍のキャタマランに再会しました。彼らも今年はカリブ海に行くためにカナリア諸島に行くと言っていましたが、彼は個人で行くのでラス・パルマスではなく別の島のマリーナに入ると言っていました。そこは一泊50ユーロだそうです。キャタマランなので私たちより高いのは普通なのですが、SATOMI号がもし彼らと同じマリーナに入ったとしても40ユーロぐらいはかかっただろうな。ラス・パルマスは、なんと電気水込で一日たったの14ユーロなのです!だから一カ月以上滞在してもたったの500ユーロ。もし別のマリーナに同じ日数いたら差額でバイキングラリーの参加費用が軽くカバーできちゃうんですよね。それだけでも参加した甲斐を感じますが、この先のマリーナでも全て割引きだし、12月8日以降から毎日バイキングラリーの参加者向けのセミナーやミーティングがあります。ディナーパーティーの費用も含まれているし、出入国手続きは全て予め代理でやっておいてくれるので、途中のカープ・バーディーでもグレナダ島でも24時間好きな時に入港できるそうです。Predictwind社からのグループ専用サポーターもいて今月もセミナーが開催されるし、主人はすでに何回も個人的にメールでいろいろ質問していますが、その都度迅速に丁寧なアドバイスをもらえています。だからラリー参加の恩恵は出発前に、すでに十分感じております。特に質問したらすぐ返事が来るカーロッタさんの仕事ぶりは最高です。
シャワーを浴びて一息ついてからディナーにでかけました。まだ6時ちょっと前でしたが、レストランは開いているようです。マリーナ周辺のレストランで人気の場所をおとなりのキャタマランの人に教えてもらいました。
ということで、最終的にラス・パルマスまで一気に来ることにしたので、4泊5日のクルージングとなりましたが、思ったほど疲労感はなく翌日の今朝は、私は朝5時ぐらいから目が覚めちゃいました。ま、前夜8時過ぎに寝ちゃったからねぇ。
これから来年1月6日まで、ここがSATOMI号のホームとなります。今年は年末年始の帰省なしなので、クリスマスもお正月もラス・パルマスなのだ!
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