皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!
12日はカーロッタさんの案内で、野菜やお肉、薬をオーダーする店舗を実際に見て回りました。それ以外に大型スーパーでマリーナのポンツーンまで配達してくれるスーパーも通過。後半は市からのガイドさんがオールドタウンとラス・パルマスの歴史を紹介してくれました。休憩を挟み3時間ちょっとのウォーキングツアーでしたがとても充実。帰り道にフリーズドライ専門のスーパーも発見したりして、食料買い出しアイディアがまとまってきたので、すごく有意義な日でした。
12日は朝10時にポンツーンとは反対側のマリーナ入り口付近に集合。
ウォーキングツアースタート場所はラス・パルマスの街が開発され始めた頃からあった教会の前。このすぐ裏は当時は海で港だったそうです。この辺りが「古い街」、マリーナがある辺りは「新しい街」ということで1800年代にイギリス人によって新しくて安全な港が開発されるまで、この「古い街」エリアがラス・パルマスの中心だったそうです。当時のこの港は潮の影響がものすごくてあまり安全な港ではなかったそうで、入港できる日が少なかったそうです。なので、とっても孤立した島だったそうです。
インド人も沢山いたそうで、インド風の彫刻がされた柱が残っています。
商店街の突当りはPlaza de Cairascoという広場。
さらにツアーは続きます。このエリア、本当にヨーロッパ風で綺麗。
ここからスペインが統治し始めた当時の雰囲気が残るエリア、いわゆるオールドタウンが広がります。
Casa De Colon当時のガバナーの家で、アメリカ発見したコロンバスも訪れたそうです。
この辺りの建築様式は、スペインはアンダルシア地方の影響を強く受けているそうです。アンダルシアといえばアラブの影響も受けているので、他のヨーロッパ建築とはかなり雰囲気が違います。ついこの間までモロッコにいた私たちには、なんかモロッコのメディーナ内の建物を思い起こさせたりしました。
これは古城跡。
この辺りの建物にもフェイクな大砲が沢山。スペインに統治されたのち、オランダからの侵略も受けたそうですがオランダ統治は10日で終わったそうです。侵略された当時は島には軍隊がなく、島民はゲリラ戦法で戦ったそうです。このフェイクな大砲も敵を脅すみせかけから始まり、その後は家の裕福さを示す飾りとなったそうです。
Alfredo Krausの博物館。
例えばこの路地、先っぽがすごく細くなっているんですよね。敵の攻撃から撤退するように見せかけてこの路地に逃げ込むと追ってきた騎馬隊は、最終的に道がすごく狭くなってしまい通り抜けができず、後に続く兵士たちもみんな身動きができなくなっていまうわけです。そこを建物の上から攻撃。つまり袋叩きにする作戦。
あの赤い建物は当時のままのものだそうです。フェイクな大砲も健在。
この時すでに午後1時を回っており、かなりお腹が空いていました。後でこのカフェでランチをしようかな。ここでタウンツアーは終了でした。ラス・パルマスの歴史を知ることができて、すごく面白かった。
最後は野菜市場訪問。
このマーケットの中のこのお店から野菜を仕入れます。一度も冷蔵保存されていない野菜は長持ちするそうで、さらに使いタイミング別に熟度が違う野菜を届けてくれます。
お向いには美味しそうな干し豚肉が。
タウンツアーはマーケットで解散だったので、すぐに目星をつけておいたカフェに戻りランチ。
まずはタパサイズのチーズコロッケ3種にナスのチーズ焼き。どれもすっごく美味しくて、コロッケは最後にもう一度お代わりしちゃいました。
メインはイベリコ豚のセクレトにラス・パルマスポテト。主人と二人でシェアしましたがタパスも食べていたので丁度よかったです。ちなみにドリンクは久々にサングリアを飲んだ!
ランチ後は マリーナに帰りがてら行きに通過しただけのハイパーマーケットの品ぞろえを確認。特に缶詰食品やアルコールに興味あり。フランスでは缶詰シチューがとっても美味しくて重宝していたのですが、スペインに来てからは見当たらず・・・。ここでも缶詰料理はミートボールぐらいしか見当たりませんでしたが、ベイクドビーンは主人の好きなハインツブランドがありました。
インスタントヌードルはアジアンショップより種類が多いかも?!特にカップめんは料理をあまりしたくないけど暖かいものが食べたい時に本当にお役立ちなのです。
瓶詰やかン詰め野菜も重要な食糧。一番下の棚にはレンチンディナーも発見。これ電子レンジ使わなくても温めればいいからすごく便利なのだ。味をみるため取り合えずミートボールの缶詰とレンチンパスタを一個づつ買ってみました。
その後はバス停視察・・・といって実はトイレを借りに行ったのだ。結構大きなターミナルで乗るのもわかりやすい。
ジャパンマーケットも見に行ったのですが、インスタントラーメン屋お菓子が中心のお店でした。
「ラ王」ラーメンがあったので、それは買っておきました。
偶然見つけたのが、このフリーズドライ品専門スーパー!イタリアオスティアで始めてみたんですが、すでに乾燥冷凍されているモノばかりを売ってて長期保存ができるので、すっごく便利なんです。後で調べたらラス・パルマスには何軒かあるよう。
魚介類からお肉までいろいろあります。
塊肉がすでに冷凍されていて梱包されているから、お肉やさんから買うよりも便利だな。このまま冷凍庫一直線。ただ残念ながら配達はやっていないので、持ち帰りしないとけません。マリーナまで徒歩25分ぐらい。
野菜もすでにカットされているものやミックスになっているので、便利。
こちらはカットフルーツ。
でっかいマリーナだなぁ。私たちは反対側の端っこの方のポンツーンなのでこっち側には、来たことがありませんでした。
夜はインド料理。徒歩25分ぐらい。毎回外食時はよく歩くのでいい運動ですが、この日は昼間も歩いたから足が痛くなってました。お目当てのレストランの隣にアジアンマーケット発見。体育館みたいにデカい店で食料品はなかったのですが、雑貨屋さんでした。改めてまたここに来よう。買いたいものが結構あった。
パパダンとピクルスなどのソース。
これはMomoといって、餃子にそっくりなのです。野菜Momoを頼みました。中身の味は上げてないサモサっていう感じだった。ピリ辛ソースがぴったり。
チキンマサラ。骨なしです。ちょっとスパイスが物足りなかったなぁ。
ジョッシュ・ローガンのラム。トマトベースのカレーです。ピリ辛ソースに混ぜると丁度いいぐらいの辛さ。全体的にはそこそこのお味。決してまずくはありませんが、もっとおいしいインド料理はこれまでにも沢山経験。調べたらインド料理のお店が少なかったので仕方がないかな。でもまずくはなかったです。ちょっとパンチが少ないってだけで。
VEラリー参加艇がいるSポンツーンはクリスマスライトを付けている船が増えてきました。SATOMI号もフェアリーライトを用意したので、そろそろクリスマス仕様にしようかな。
例えばこの路地、先っぽがすごく細くなっているんですよね。敵の攻撃から撤退するように見せかけてこの路地に逃げ込むと追ってきた騎馬隊は、最終的に道がすごく狭くなってしまい通り抜けができず、後に続く兵士たちもみんな身動きができなくなっていまうわけです。そこを建物の上から攻撃。つまり袋叩きにする作戦。
この教会はコロンバスにちなんだもの。アメリカ大陸を発見する前にコロンバスはカナリア諸島に立ち寄っているんですよね。その後何回かコロンバスはラス・パルマスを訪れたそうです。今でもラス・パルマスの港には貨物船の山ができています。大昔から変わらず貿易の重要な中継点なんですよね。ちなみに現在スエズ運河通行が危険なため、沢山の貨物船がアフリカ大陸の下を通って、地中海に行く途中にラス・パルマスに立ち寄るそうです。大型クルーズ船も、常時3隻ぐらい滞在しています。
あの赤い建物は当時のままのものだそうです。フェイクな大砲も健在。
奥には温めればチャーハンになるものもあります。
長期間の食料買い出しは、たとてオーダーできたとしてもそれぞれの分量を考えるのがすごく面倒だったのですが、冷凍食品や缶詰食品なども組み合わせてだんだんイメージが湧いてきました。作戦としては、ケープ・バーディからグレナダまでの期間に使いたい野菜や果物、お肉などをスーパーでは買えない新鮮なものをオーダーし、ラス・パルマスからケープ・バーディ―までのレグ用食料は、ハイパースーパーで缶詰品と共に自分達で買って配達してもらおうというもの。そうすれば予め別個になっているので配達され後に、小分けする手間が省けます。予めメニューを考えるのはストレスなので、いつも使う食品をおおよその量そろえておいて、その中からメニューを都度考えるのが私のやり方です。それに米があれば飢え死にすることはないしねぇ。それ以外に、出発前にボロネーゼソースやチリ・コン・カーン、カレーなどを予め作っておいて、一食分づつに小分けして冷凍しておくつもり。ご飯も炊いたものを冷凍しておくので、時化て料理ができる状態じゃない場合でも、最悪温められなくても自然解凍でなんとか食事ができるようにしておきます。カレーとかは冷めていても美味しいしね。
ツアーを終えてマリーナの戻るころにはすでに午後4時ぐらいになっていました。
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