2025年1月6日月曜日

朝一で出国手続き!&シップシェイプのSATOMI号にキャプテンズ・ディナー

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!


このブログが更新される頃には、ラス・パルマスを出ようとしている最中でしょう。滞在ラスト日1月5日はマリーナオフィスにポートポリスが出張してきてくれて、出国手続きをしました。その後船内の整理整頓をしてSATOMI号をシップシェイプに。夜はラス・パルマスでのVEラリー最後のイベント「キャプテンズ・ディナー」が行われました。最後といっても、実際はラリーはこれからスタートなんですけどね。そして航海中のSATOMI号がどこにいるのかわかるトラッキングリンクを添付しましたよ。

久しぶりにセーリングモードになったSATOMI号の船内

1月5日(日):日曜日だというのに、ヴァイキング・ラリー参加艇出国手続きのためポートポリスがわざわざマリーナオフィスまで出向いてくれました。朝9時半から正午まで滞在してくれるのでその間にマリーナオフィスに出かけます。

到着した時、あの桟橋にまず係留してチェックインをしたんですよねぇ。陸からだとSATOMI号のいるSポンツーンからはぐるっと反対側の端までいってまた元の位置に戻ってくるので軽く1キロは距離があります。海上だったらすぐ正面に見えるぐらいだけど。

私たちは朝ごはん後、10時ちょっと前ぐらいに到着しました。とってもフレンドリーなポートポリスのお兄さんたちで、写真を取ってもいいですか?と僕たちだけじゃなおもしろくないよ、と3ショットを勧められました。

手続は1分もかからないぐらい。事前に船籍情報をVEラリーに提出して書類手続きが終わっているので、パスポートにスタンプしてもらうだけでした。もしこの時間帯に手続きできないと、自分で街の反対側にあるポートポリスの建物まで出向かないといけないのですっごく不便なのだ。

SATOMI号に戻ってからは、整理整頓開始です。まず私は「グラバ・バッグ」という持ち出し用貴重品袋を作成。ウォータープルーフのバッグにパスポート、船籍書類、非常食、救急キットなどを入れてあります。

これ以外に救急箱も持ち出しますけど。ライフラフトに乗り移る時に、このバッグを持ち込みます。水や食料はライフラフトに含まれていますが、こちらにも水を入れるとふやけるご飯やレモン水、アーモンドを入れています。これ以外に救急箱も運びますが、バッグの中にも絆創膏やガーゼをいれています。(赤いパック)

その袋をウェットロッカー(濡れた衣類品ロッカー)に置いておきます。出入り口のすぐ隣のロッカーだし、ライフジャケットもここにあるので焦っていても忘れないと思うからです。使うことがないのが一番ですけど用心に越したことはないですもんね。ロッカーの上部にちゃんとした救急箱、内服薬などの医薬品類、双眼鏡も収納しているので、緊急避難時はここから全部取り出せます。パニックになったらあっちこっち探してられないと思うし。

スターボードスターンのバースに寝室を準備しました。モロッコからの航海中も仮眠はここでしました。

ポート側のバースは物置です。

キッチンもセーリング使用。滑り止めシートを冷蔵庫と冷凍庫の蓋の上に置きました。これぐらいのサイズでもあるのとないのとでは大違いです。ヒールした時用の安全ベルトも設置。電気ポットは片付けてヤカンがカムバック!丁度いいことに、このタイミングで8月から使っていたガスボトルが空になったのですね。陸にいる間に2本目のボトルに繋ぎ変えることができて便利でした。ケープ・バーディ―のミンデロにはボトルにガスを充てんしてくれるガス屋さんがいるそうなので、抜群のタイミングです。

ラットは邪魔になるので、ずっと外していましたが取り付け。

オレンジに玉ねぎを吊り下げバスケットに入れます。日が当たらないよう、天井のハッチにはカバーをかぶせているので、船内はいつも薄ぐらい状態です。

その後ろの食器棚内のカゴにはミカンをいれてあります。青々したミカンなので2週間後ぐらいに食べごろになるなじゃないかな。

クリスマス飾りは全て片付けました。

まだまだ緑色のバナナはポート側のバースのポートフォールに吊り下げています。航海中は窓を開けることはないのしカーテンも閉めっぱなしなんで直射日光を避けることができます。

その後、主人はPredictWindのトラッキングシステムを確認してました。するとその時点でトラッキングがOnになってないことがわかりました。設定がGPSとかチャートプロッターを稼働させて初めてトラッキング開始となるようになっていたらしく、そうでなくても期間中はいつもトラッキングできる設定に変えておきました。


午後になってから主人が「最後にマクドナルドが食べたい。」と言ったので散歩がてら街に繰り出しました・・・・がこれが大変なことに。今週末は月曜日6日がキリスト教関係の祝日で間の日曜のお昼は大賑わい。マクドナルドも長蛇の列だったのです。

1月になっても6日のエピファニーデーが終わるまではクリスマスらしく、相変わらずクリスマス音楽が流れていました。
どのレストランも待ち時間1時間という状態で、最終的にバーガーキングで落ち着いたのですが、それでもオーダーしたものが出来上がるまで30分待ちでした!
SATOMI号に戻ったらもう午後4時近くになっていました。夜はキャプテンズ・ディナーがあるので、それまで主人はお昼寝してました。

夜8時ちょっと過ぎ、ディナー会場にむかいます。レストランはマリーナ沿いですが、Sポンツーンからはま反対の端っこなので早めに出ました。

でもすでに会場にほとんどのメンバーがそろっていました。

入り口でウェルカムスパークリングワインをいただきます。飲み物はビールとかソフトドリンクは飲み放題です。

ワイン各テーブル4人に白、赤ともに1本づつが含まれています。このディナーは各艇2名までは招待で、それ以外は実費、一人60ユーロのディナーです。いつもはポロシャツ短パンのラフな格好のオリバーさんも、この夜はドレスシャツで決めていました。

立ち話に夢中になっていたら、どんどんみんな着席していて、気が付いた時は一番奥の席しか空いてなかったのですが、うんよく4人分あいてたので、パムさんとティオさんカップルと一緒に座れました。主人とティオさんは本当に気が合うし、明るくて気が付くパムさんも一緒にいてとても居心地がいい人です。


お料理が運ばれてきました。これは中に海老が入っていたスキニーな春巻きって感じ。

ポテトサラダ。なぜかヨーロッパではポテトサラダの事を「ロシアンサラダ」って言うんですよね。

次はバルサミコカラメルソースがかかったナスの唐揚げ。

ずらっと長いテーブルにラリー参加者が集合。この中にはクルーも入っているので、いつもよりも大人数です。

メインコースは選択性で予め連絡しておきました。カラーコーディングされたカードをテーブルに置いておきます。私と主人はビーフ。前日もステーキだったけどね。今日のディナーでビーフをリクエストしたのを忘れてました。お肉がとっても柔らかく、さらに丁度いいミディアムレアに焼かれててすごく美味しかったです。前日のビーフよりこっちの方が美味しかった。

ビーフの人にはチップスがついてきました。一人で食べ切れないからみんなでシェアしましたけど。

こちらはブラックライス。上に海老が乗っかってる!

これはコッド。魚料理です。こちらもおいしそうだなぁ。他にもポークと全部で4種類から選べました。

デザートは4人から5人でこれをシェア。3種類のケーキを試せたので私的には丁度良かった。

みんな翌日セーリングに備えて、食事が終わったらすぐに解散。といっても食事が8時半ぐらいからスタートしてるので、すでに夜10時半になってましたけどね。

ラス・パルマスでの有終の美を飾るにふさわしい夜でした。

ということで、いよいよ本日6日、ラス・パルマスを出発です。もうマリーナにいるのが退屈で早く出かけたくてうずうずしていたので、やっとこの日がやってきたって感じ。スターリンクは常時つけているわけではないので、ブログ更新は毎日することはできませんが、時々写真とかアップデートできるかも?できれば毎日トラッキングチェックしがてらブログ訪問いただくと嬉しいです。




では行ってまいります!

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