皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!
9時の午前3時にスピニカ―ポールのカップが壊れてから、ジェノアを出したりサイズを縮めたりして真後ろの風と格闘中。でも半日ぐらいはメインセールだけの走行になっているので、平均速度はがた落ちで、ついにモノハルトップから第2位に落ちました。ジェノアが出ていないとバランスが悪いのか、横揺れが激しいのです。揺れてる船内で主人が真夜中に新し装置を作っていました。私は揺れのためキッチンで腕にちょっとしたやけどをするハプニングも発生!
1月9日午前9時半ごろは、風向きがちょっぴりポート側になったので、ジェノアをちょっぴり出して安定性とスピードを保ちます。
12時半ごろは、ポート側140度ぐらいの角度で進むことができたので、この意気とばかり、ジェノアを全開。それでも時々バタンとなるので絞り気味になっています。
この時後方にPaloma号が接近しているのがわかりました。肉眼ではかすかに見える程度。無線で連絡すると、セールを3つ全部出して私たちに追いつこうとしているとのことでした。この時はSATOMI号もジェノアを出せていたので、スピ―ド的には平均7ノットを保てたので、それほど距離は縮みましせでした。
瞬間では9ノット越えだったり10ノットもあったりした!
SATOMI号のポールカップはトラックになっていて、位置を上下に移動させることできます。そのトラックを移動する部分のいっぺんがポきっとおれちゃったので、カップがマストから外れてしまったわけです。良くみたら鋳物みたいだったので、溶接するだけでは無理みたいで、作り直してもらう必要がありそうです。主人いわく、「位置を上下させることはほとんどないからトラックじゃなくて、固定式でもいいだよね。それならやってもらえる場所がありそうな気がする。」とのこと。ちなみに、カーロッタさんからは翌日返信がきてミンデロにあるセーリングサービス工房がSATOMI号が到着次第、作業に取り掛かってくれる手配が整ったそうです。
さて思ったより太陽光が強くなく、ソラーパネルが活躍しておらずパワフルなSATOMI号のオートパイロットの電力供給が心配になってきました。そこで、ジェンレーターを発動しているのですが、最初マストの前あたりに固定していたら、揺れですぐに止まってしまったのでスターンに括りつけることに。こちらの方が揺れが少ないので稼働し続けてくれました。
まだ検討中のSATOMI号ですが、おそらくそのうちにPalomaに抜かれると思います。
私が午後6時からの仮眠に入る前、風が弱まってきたので、とうとうジェノアを膨らませ続けることができなくなり、スピードも6ノットを切るぐらいまで落ちてしまいました。そこで
メインセールを下げてジェノアだけにしたらどうだろう、と思い、一旦メインセールを下げることに。実際にはジェノアだけなら全開にして保つことはできたんですが、スピードは5ノット行けばいい方になってしまいました。さらに遅くなったことで横波に揺られる頻度が高くなり、横揺れがさらに激しくなっちゃったんですね。
9日のディナーはチリ・コン・カンとお漬物。大量に作ったので、翌日のディナーも同じメニューです。
そのまま私は夜10時まで仮眠に入りました。この日はもう熟睡できて、気が付いたらなんと夜11時になっていた。10時から私のウォッチ開始なのに、なんで起こしてくれなかったのかな?と思って起きていくと・・・・なんか主人が揺れる船内で作業をしているよ!
修理が発生したのか?と一瞬ドキッとしましたが、そうではなく、外付けジェネレーターを直接バッテリーにつなげて充電できる配線をしていたのです。
作業に夢中になってしまい、1時間過ぎていたのに気が付かなかったそうです。
9日夜11時20分ごろは6ノット以下のスピードでのろのろになったので、この時点でPaloma号に追い越されてました。
ポートバースの内のコードは、壁に付けている白いボックスの中を通ってリチウムバッテリーに直接つながってるのです。つまり12V用のチャージャーも同時に充電できるようにしたのです。こういうのを揺れながらセーリング中に作っちゃう主人ってすごい?!
この日は本当に横揺れがひどくって、なんと私は朝ごはんの時、主人が沸かしていたコーヒーが腕にかかってしまい軽いやけどをしてしまったのです。オーブンの下のグリラーでトーストを作ってたのですが、様子を見ようとしたら、その瞬間クッカーのバランスが崩れてこひーメーカーが倒れてまったのです。熱々のコーヒーを腕にかぶってしまった!
それでもこの先ほとんど真後ろに近いダウンウィンドでカリブ海まで行くことを思うと
なんとしてもスピニカポールを使えるようにしたいものです。すでに壊れた日にラリーのコミュニケーション係のカーロッタさんに連絡していて、ケープ・バーディ―のミンデロマリーナに着き次第修理してくれる人を探してもらっています。こういう時ラリーに参加していて本当に良かった実感。
これが壊れた部分。
夕方になると風の強さが少し弱くなったり方角がまた真後ろに近くなるので、スピードはどんどん落ちていきました。この時点では7ノット台になっていますが、平均すると多分6.5ノットぐらいに落ちてきていると思います。どんどん追いついてきたPaloma号。
メインセールを下げてジェノアだけにしたらどうだろう、と思い、一旦メインセールを下げることに。実際にはジェノアだけなら全開にして保つことはできたんですが、スピードは5ノット行けばいい方になってしまいました。さらに遅くなったことで横波に揺られる頻度が高くなり、横揺れがさらに激しくなっちゃったんですね。
あちゃ失敗!ってことですぐにまたメインセールを上げました。なので2回転した軌跡。
結局、ちょっぴりでもジェノアが出ていたほうがメインセールだけよりも安定性がいい気がしたので、一旦は姪セールだけにしてしばらく走ったのですが、ジェノアも再び、バタバタあまりしないようにちょっぴり出しておきました。
そのまま私は夜10時まで仮眠に入りました。この日はもう熟睡できて、気が付いたらなんと夜11時になっていた。10時から私のウォッチ開始なのに、なんで起こしてくれなかったのかな?と思って起きていくと・・・・なんか主人が揺れる船内で作業をしているよ!
1月10日(金):一晩中ジェネレーターを稼働させていました。昨晩主人が作っていた装置がこの白い丸い部分を含む配線部分。
もう一方からは陸電につなげる時のソケットに繋がっています。240Vのチャージャーを充電しています。
やけどには水をジャージャーかけて冷やすが一番ですが、貴重な水をそんなに無駄遣いできません。というのも、ケープ・バーディ―の水は汚染されているのでタンクに入れることができないので、入港前にウォーターメーカー作動で満タン状態で入港する必要があるのです。こんな時におお役立ちのやけどシート。ラリーの医薬品セミナーで「用意しておくといいもの」の一つにあったので、注文しておいたんですが、早速大活躍。
お昼ごろ、再び風向きが真後ろから120度に近くなったので、ジェノアを再び全開です。
ずっと8ノットというわけではなく、走行距離と時間で計算したら7.5ノットぐらいでした。それでも朝よりうんと改善だ。方向も徐々にポート側にしてポート135度に設定できました。
風もちょっと強くなり、ウネリも大きくなってきました。
時々水しぶきが上がるように。この日はほぼ半日ずっとジェネレーターを回し、ウォーターメーカーも作動させたので、フロントタンクは満タンになりました。
風もちょっと強くなり、ウネリも大きくなってきました。
午後2時半の時点で残りが225.4マイルになっていました。平均速度が6.5ノットに落ちているので、夜間はもっと遅くなっていくと思われるので、ケープ・バーディ―の到着は早くて11日の深夜、または12日の早朝という感じです。
最近リズムがつかめてきたのか、私の仮眠時間、6時から10時、午前2時から6時までの間がすごくよく眠れるんですよね。なので4時間ごとの睡眠でもちゃんと疲れが取れて、ますます元気です。このまま一気にカリブ海まで行きたい気分だ!
1月11日の朝ごはんはアボガドにベーコンをのっけたもの。
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