2025年2月26日水曜日

100マイルほどを13時間半で快走!Martiniqueに着きました

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!




25日は朝6時にBequia島を出発し、100マイルほど先にあるMartiniqueに向かいました。風も強かったので途中St .Vincent島通過時に風がほとんどなくなった数時間以外は、ずっとセール走行で、しかも平均7.5ノットの快速で無事夜8時ちょっと前にMartiniqueに到着。潮被り、2メートル弱の波が短間隔で押し寄せてきたワイルドセーリングでしたが、そういう時こそSATOMI号の安定ぶりをひしひし感じるのです。
25日、同じぐらいの時間に私たちを含めて4隻がBequia島のPort Elizabethを出発しました。

2月24日の夜、後方にChataam BayやTobago Caysでみたクラブメッド号がいましたが、朝になったいなくなっていました。夜のうちに移動したんでしょうね。なんとこのあとSt. Lucia通過の際にまた見ました!

2月25日(火):私は久しぶりの丸一日セーリングに興奮したのか、午前2時ぐらいまで眠れずでしたが、その後ウトウト。で朝6時に主人がトイレに起きた時に、起きちゃったので「ね、もう6時だから出発しよう。」と提案。Martiniqueまでは最初5ノット平均だと20時間かかるので午後に出発して翌朝到着しようと思ってました。でも風が18ノット~20ノットなのでSATOMI号だったら最低6ノットで走っちゃうのは明白。以前に乗ってた船の感覚で計算していると大外れになります。PredictwindのPassageプランニングでは、なんとたったの13時間しかかからないという結果に。で、仕方ないので朝のうちに出て夜暗くなってから到着しても安全にアンカリングできる場所を目指すことにしました。

朝6時に出発だったら、スピード次第では日が暮れる前に到着も可能です。

6時半には湾の外にでてセールを上げて走り出しました。この日、私たちを含めて同じ場所からほぼ同じタイミングで合計4隻が出発しました。皆さん北に向かうようで、つまり同じ方向に進むわけです。
そうなると、レースをしているわけではなくても自然とそういう雰囲気になりますよね。

あの船が一番最初に出発していました。SATOMI号は4隻の中で一番最後の出発でしたが、実際はそれほど時間差はなかったと思います。


いい感じの風で滑り出し好調。この日は午後からかなり風が強くなる予報だったので、早めに出発したのは正解でした。

6時40分、早くもスピードは7ノット後半。この時点でちょっと先に出ていた2隻と並び、追い越しました。

その後角度も90度と抜群!スピードはあっと言う間に8ノット代。


わお~!9.2ノットだって!これがこの日の最高スピードでした。

すでにこの時点で、少し先に出発していた2隻はとっくに追い越していて、一番最初に出ていたもう1隻も射程距離。(別にレースしているわけではないんですよ。普通に走っているだけなんですけど。)あの船はAISをつけていないのか電波が弱いのか、チャート上には現れませんでしたので、どれぐらいのスピードで走っているのかは不明。でも目視でもだんだん追いついているのがわかっていました。

午前7時半、St. Vincent島に差し掛かる頃、突風がありかなりヒールし始めました。

そこで主人はマニュアル操船に切り替え。すごいヒールしている!


ほら、どんどん近づいてきた。そのうち追い越すことになると思います。

7時53分、St Vincentの島影に入ってきて、ちょっと風が落ち着き始めスピードも落ちてきましたが、それでも6ノットは保っていました。



8時ちょっと前、一番最初に出発していた船を追い越しました。

St Vincentのメインの街、Kingstown。

まだまだスピードはいい感じに出ていますが、島影で波とかウネリがなくなりとても穏やかになりました。

8時半おだやかなになってきたスキに朝食です。

この頃には、わかっていましたが島影の完全風なしエリアに突入していて、あっという間にせいぜい10ノットぐらいしか吹いてませんでした。ジェノアは時折、へたり始めました。


9時ちょっと前には風無エリアのど真ん中。とうとうスピードは4ノット以下。だって体感風速が4ノットしかなくてしかもダウンウィンドに変わっているし!で仕方なくエンジンを付けました。そのまま、1時間弱モーターリング。

9時40分ごろ、ようやくちょっと突風が吹くエリアに来たので、なんとかセール走行に戻せました。この時、実は次のSt. Lucia通過の際、また島影に入るとモーターリングしないと行けなくなると思い、次の島は島の反対側、つまり大西洋側を通過していこうと思っていたのですね。で、ちょっとコースを変更しました。


スピードも悪くなかったのですが、とにかくこの時点でも結構荒れてきたのがわかり、しばらく外に向かって走っていたのですが波の間隔が短かったのと、外側はさらに波が2メートル以上になっている予報だったので、途中であきらめました。やっぱ遅くなっても島影の方がいいかも。それに、この後は時間が経つにつれてさらに風が強くなっていたので、島影に入っていてもそこそこ風の強さは保たのです。良かった、外に出て行かなくて。

島と島の間はやっぱりエキサイティングな感じになります。ヒールがすごくきつくなったのでジェノアを縮めました。

それでも7.8ノット!!!

突風時は20ノットを超えるようになりました。


10時35分で、この辺りにいました。




ヒール度合いもすごかったですが、波しぶきも激しくなりコックピット内にもザブンと入ってくるようになりました。


11時20分。

スピードもぐんぐんあがり8ノット代も当たりまえとなりました。このままのスピードだったら明るいうちに到着できるかな?

12時を過ぎた頃、お腹が空いてきたのでランチ。ヒールが結構きつかったので料理をする気になれなかったのですが、大西洋横断用に買いためだしたミートボールの缶詰が重宝しております。お鍋でパスタを茹でておいて、お湯を捨てた跡に缶詰ミートボールをいれて温めるだけなので、揺れが激し時でも作れるんですよね。ミートボールだけだとかなり塩辛いので、パスタを茹でたお湯を少し残しておいて薄めると丁度いいのです。

簡単だけど美味しいし、お腹も膨れるのですごく便利なセーリング食です。

すっごい8,7ノットとかになってた・・・けどリギンや船体に対しての変な振動とかもなく、ヒールはしていても不快感はなし。こういう所がSATOMI号の強み。特にマストやリギンは本当に頑丈なのです。


おお~9ノットになることも。もうすぐSt. Luciaを通過となります。今度の島影はどんな感じかな?St. Vincentの時よりも島影でも風はそこそこあるはずなので、モーターリングしなくていいと思うけど。

お昼ご飯のあと、私はちょっと眠くなったので船内で1時間ほどお昼寝しました。で気が付いたら午後2時頃にはすでにSt. Luciaを通過中。でも順調にセール走行しておりました。



2時50分ごろ、多少風の強さが弱まりましたが、6ノット代のスピードなので引き続きセール走行できます。

2時50分、鳥が近づいてきてジェノアの内側でグライダーのように浮かんでいました。

何回も戻ってきて、セールの内側で縛ら浮いていたかと思うと、また大きなサークルを描いて戻ってきます。

午後4時15分過ぎ。

相変わらずヒールしております。島影にいてもほとんど影響なし。

でっかい貨物船がアンカリングしていました。

いったんは広げていたジェノア、ヒールがさらにきつくなってきたので、再び縮めました。実をいうとここまで、何回もジェノアを出したり縮めたりを繰り返しております。

午後5時25分、また鳥が近づていきました。今度は一羽ではなくあっという間に増えて、最終的には7羽ぐらいが回りを飛んでいました。良く観ると、私たちが通過している付近で小魚が海面をジャンプしていたので、それを食べるために近づいてきたみたいです。そのついでにセールの内側の風にグライダーのように乗って遊んでいるみたい。


退屈しのぎにとってもいいエンターテイメントでした。
相変わらず時折でっかい波が船体を超えてドッジャーにジャバーンとかかります。雨ではなく波しぶきで濡れているドッジャーウィンド。



8.4ノット!夕方5時50分。このままのスピードで行って欲しいなぁ。

だんだん日が暮れてきました。でも目視でもMartiniqueが見えてきました。

夕方6時22分の時点。目指しているハーバーは島の南の端に近い場所なので、もうそれほど距離はありません。あと1時間ぐらいで到着できそう。


6時半、夜間走行用のナビゲーションライトを点灯しました。日が暮れると一気に暗くなります。

そしてこの後夜7時半過ぎにSt Anneの湾に入り、セールを下ろしました。広い湾内は水深も浅いので、ど真ん中でもアンカリングできます。すでに沢山の船がアンカリングしていますが、余裕はあります。そして8時ちょっと前、無事アンカリング終了しました。

最終的に13時間半ぐらいで、100マイルちょっと走行したので、平均速度は7.5のノットぐらいで走ってきました。バウウェーブも沢山被り、ヒールも沢山しましたが、始終安定感は抜群で、不快や危険を感じることはありませんでした。もしこれが以前の船だったらと思うと・・・物凄く違う経験だったと思います。毎回行ってると思うんですが、こういう時には改めて、SATOMI号、TAYANA52のパフォーマンスの良さを痛感するのです。

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