皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!
一晩中25ノットほどの風が吹き続けていたTyrell湾でしたが、ウネリの影響はほとんどなくぐっすり熟睡できました。この先一週間近く強風が続く予報で、ここ以外に完璧にウネリから待もまれているアンカレッジがなさそうなので、しばらくここに足止めになるかも?!
小さな町ですが、あちこちに昨年の大型ハリケーン、ベリルの傷跡がいまだに生生しく残っていました。
アクアマリン号、パロマ号は1時間ほど前に上陸しました。彼らがどこにテンダーを付けるのかを良くみておきました。
Tyrrell湾には両端にマリーナがあるんですが、カスタムとイミグレーションがある方側に上陸しました。そこからビーチ沿いに湾の反対側に歩いていったら、その道沿いのランチで行くレストランがあり、さらにスーパーマーケット2軒がありました。
この木、VEラリーの説明会で教わったんですが、触るとひどくかぶれる木なんです。特に雨の後、木からのしずくが着くと大変なことになるそうで、注意書きの看板もありました。
ここにもあった。
湾沿いの道路がこの島の目抜き通りと思われます。昨年の大型ハリケーン、ベリルで屋根を吹き飛ばされたり、壁が崩れるなど被害を受けた家々が、いまだ修理されることなくあちこちにたっていました。
その後、レストランへの帰り道、スーパーをのぞいてみたら、思っていた以上に野菜とかがそろっていたので安心しました。といってもグレナダを出る前に野菜類は十分買い足してきたので当面は困りません。
湾に反対側には大きなボートヤードがあり、そこにシップシャンドラーもあります。グレナダ島のボートヤードにあった大型シップシャンドラーの支店で、グレナダで購入していると船情報が残っているので、そこでも免税で買い物ができるのです。でないと税金が40%も上乗せされます。これから訪ねる島々はそれぞれ別の国なので、その国のカーテシーフラッグを買いました。グレナダで買い物したデーターが残っていたので免税でお買い物。
1時半ちょっと前、レストランに到着。このレストランなんと数日前に開店したばかりでまだ手際が悪いそうで(他のメンバーは前夜に来ていました。)料理が出てくるのに物凄く時間がかかるそうなんです。それで最初はディナータイムに来ようと思っていたのですが、夜には他のバイキングラリー艇が来ることがわかっていたので、一度に重なると対応できないだろう、ということで私たちはランチに変更したのです。
経営者はイギリス人の初老のご夫妻。奥さんがウェイトレスでご主人がシェフです。まだ手際があまりよくないみたいで、私とパムさんはシンガポールヌードルを頼んだので、一番に一緒に出てきましたが、その後は一皿づつ出てきて、最後に主人が頼んだ酢豚が出てきたのはなんと1時間ぐらい経ってから。
豚の揚げ方も脂っこくなくて上品な味で美味しかったです。待ったかいはありましたけど、それにしても時間がかかりすぎ。メニューはシンガポールヌードル、酢豚、タンドリチキン、などかなりバラエティに富んでいるのですが、小さいレストランにしては品数が多すぎるんじゃないかな、とちょっと老婆心ながら心配になりました。レストラン経営に関してはわかりませんが、メニューに一貫性がないと食品仕入れが複雑になり、その分無駄が発生します。バラティーに富んでいるのは選ぶ側としてはありがたいんですが、その分、グループで行くと全部の品が出てくるまでに時間がかかるんですよね。
全く違う系統の料理だと調理にもそれぞれ手間がかかるので、同時進行で作ることができないと思われますし。A4一枚サイズのメニューには両面にメインコースが載っていました。これはかなり大規模なレストランでも多い方。もし私がこのお店の経営者だったら、多分メインコースはせいぜい10種類にして、日替わりメニューを一つ加える程度にするかな・・・なんて勝手に想像していました。
ランチがやっと終わったのは午後3時半過ぎ。その後腹ごなしに隣の湾まで散歩に行きました。あちこちに倒壊した家が残っています。
ベリルが通過した時は、すでにVEラリーに申し込んだ後だったので、行先になっているグレナダ島にも影響があったと聞き、ちょっと気がかりでした。ハリケーン予報は数日前から出ていたので、Carriacou島ではなく、トリニダード・トバゴまで避難した船にはまったく影響がなかったというのを知り、それも私たちが今年のハリケーンシーズン中はトリニダード・トバゴのハードスタンドに上げることに決めた大きな理由でした。
ここにも山羊たちが。
途中、小さな売店があったので、地元支援のために何か買うことに。冷たい飲み物やビールを買いました。
30分ちょっと歩いたらパラダイス・ビーチに到着。やっとカリブ海風景色に出会いました。念のため水着を着ていたので、迷わず海にGO!水温は生ぬるい感じですごく気持ちよかったですが、砂地なので海はちょっと濁っています。おそらくこれはまだまだカリブ海序の口のはず。だってこれぐらいだったら主人の地元のビーチとあまり大差ない。
遅いランチでお腹いっぱいだったので、飲物を注文しただけでした。アクアマリン号とパロマ号は船の名前を板にペイントしていたのですが、SATOMI号は、最初主人がやり始めたのですが、あまりうまくできていなくて、直そうとしたらさらに悪くなったので諦めました。帰りのタクシー待ちの時間内でやっていたので、ペンキが乾かなったので、やり直しは無理と思ったのです。こういう場所は他にもあるしね。オーストラリアのウィットサンデー諸島にもあり、そこのは無人島の掘っ立て小屋の中なので、とてもワイルドなのです。予め自分で看板を用意して持っていくのですが、前の船Blue Loonの看板があるので、SATOMI号でそこを再訪するのが、今の私の夢です。
この後タクシーがやってきたのすが・・・なんとそれはトラックで、4人しか車内に乗れないので、後の人は荷台に乗るんですよ!でパムさんと私とティオさんだけが車内で、後のボーイズはみんな荷台でした。
テンダーを係留した小型マリーナに到着したのは、すでに夕方5時過ぎ。SATOMI号に戻ってからは一気に疲れた出て、お腹もすいてなかったのでディナーはスナック菓子をバリバリした程度で、テレビを観ているうちにうつラうつラしてきたので、夜9時には寝ちゃったかな。
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