10日ぶりに泳ぎたくなる綺麗な場所に移動 Grande Anse D`Arlet

皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ！

冷蔵庫が通常稼働し始めたので、10日間も滞在したLe Marinを離れることができました！来週火曜日11日からマリーナバースを予約できたので、それに向かって少しづつ前進です。向かった先はGrande Anse D`Arletというマリンパークもある綺麗な湾。移動距離は20マイル弱なのでタックしながらセーリングを楽しみました。着いたら早速ドボンと海に入り、シュノーケリングでアンカーをチェック。ぐっさり砂地に埋まっていました。

港の桟橋付近でもこの透明度。海草がある場所はやはり透明度が高いです。

3月9日（日）：朝8時半すぎ、マングローブ付近のアンカレッジを出発です。海底が泥質なので、アンカーを上げるとセメントようになった泥がアンカーにくっついてきました。おかげでアンカー周りはかなり汚い！

私たちの後ろにいるキャタマランは、私たちが先週最初にここにアンカリングした直後にやってきたのですが、それからずっと動いていないみたい。ま、アンカーもよく効くし、テンダーでLe Marinに行くのもそれほど不便じゃないから長居したくなる気持ちはわからないでもないです。

外に出るためには、途中、沢山の係留された船の隙間をぬってすすまないといけません。こんなに混雑した泊地は初めてかも？！ギリシャのパクソス島のレッカという泊地を凌ぐ勢い。（でも多分レッカの方が狭いので密度的には暖トツの混雑だと思います。）

ばいばいLe Marin！！もう来ないと思う・・・・と言いつつ木曜日にスピニカポールカップのトラックを取りに陸上で戻ってくるけどね。

あちこちに係留されているので、ジグザグしながら進みます。

スプレッダーが４つもあるでっかい船は、後にGrande Anse D`Arletでまた一緒になりました。

9時半、セールを両方あげてセール走行開始！

風は後方からでしたが、体感で10ノットぐらいしかなかったのでこのスピードはまずまず。

9時40分過ぎ、真後ろに回りすぎたのでタックしました。

11時頃、風が安定してないので時々ジェノがバタバタしちゃったんですが・・・

スピードは悪くないんですよねぇ。ちゃんと6ノットを保っていました。

面白い形のでっかい岩山がありました。

11時23分、再びタック！

いい感じで岬を超えられそうです。

スピードも7ノット後半も出たりして快速だぁ～！！気持ちい。

目視だと陸に向かって走っているように見えるんですが、実際は少しづつ横滑りして進んでいるので、問題なく通過できます。

11時47分、雲行きが怪しくなってきました。だいたい毎日1回はスコールがいまだに来ます。乾季に入っているはずなんだけどねぇ。

雨が降ると涼しくなるし、風も強くなるの微風がちな時にはありがたいです。

この位置におりました。

ほんの一瞬ですが、大量の浮き草エリアを通過。海面に浮いてるだけなので絡まる心配はなし。特にこの日はウォーターメーカーを作動させていたので、詰まったら嫌だなと思いましたが、海水取り込み口はもっと海中になので影響ありませんでした。

雨は小雨がパラパラ降り続ける感じ。晴れ間も前方には見えているんですが、向かっている先の上空には雨雲が広がっています。

12時、このちょっと前から島影にはいったせいか風がピタッとやんでしまい、期待したスコールもポチポチ雨で風を起こしてくれなくて、仕方なくジェノアを巻き入れてエンジン走行に変えました。でもこの時点で残りはたったの1マイルちょっとだったので、メインセールもついでに下ろしちゃいました。

12時半過ぎ、目的地のGrande Anse D`Arletに到着。水深は7メートルぐらいでしたが、透明緯度が良かったので曇り空にもかかわらず海底の砂地の場所がよく見えました。丁度いい広めの砂地の真ん中にアンカーを下ろしました。海底にアンカーが着陸したのも見えました！その時は埋まるところまで見なかったので、念のため後進ギアに入れて効きを確かめてみましたが、いい感じのテンションがチェーンにあったし、GPS上でも動いてないみたいだったので大丈夫でしょう。

朝までいたのが画面右端の顔写真の隣の緑のアンカーマークの湾で移動したのは、画面左上の緑のアンカーマークにハートマークがついている場所です。（半分画像からはみ出ている方ではありません。）

ついてすぐにランチを準備。またしてもミートソースパスタ！！大量に作っちゃったので半分にわけて冷凍していたんですよね。主人はミートソースが大好きなので何回続いても全く文句なしです。

まだ多少曇りがちでしたが、海がきれいなのはわかります。早く泳ぎたい！

で食後すぐに、シュノーケリングマスクやフィンを準備してアンカーまで泳いでいきました。しっかり砂地に埋まっていたので、これでもう全く心配はありません。まわりの船との距離もちゃんと確保できているので、最高の場所にアンカリングできました。

後方にやってきたのは、高いマスの船は、Le Marinでみたスプレッダー4本の船でした。

ビーチ沿いにはヤシの木が茂っていて、南国の島ムード満点です。

シュノーケリングしていた時に、船体に「おひげ」が生えていたので、主人は古いキッチンスポンジをもってまた海に入りました。試しにこすってみたら、綺麗に落ちたとのこと。

コッパーコーティングの威力は相変わらず続いているようです。船底にもいろいろ付き始めているのですが（カリブ海は海水温が高いので、すぐいろんなものが付着するそうです。）ハードスタンドに上げた時に高圧洗浄で簡単に落とせると思いますが、気が向いたらスキューバで潜って船底も擦ってみる、と主人は言っていました。面白いぐらいに取れたそうです。

その後、ちょっと涼しくなるのをまって上陸してみました。フェリー桟橋があるので、その奥に皆さんテンダーをつないでいました。でも桟橋が2メートルぐらいの高さがあるので、私だけ先に階段のある所から登り、ラインを受け取って主人が桟橋の根本にテンダーを結わえ、ちょっと段になっている所に足をかけてよじ登ってきました。

アンカリング中のSATOMI号。

ビーチ沿いはカフェやバー、パラソルやイスなども所々出ていて、海水浴をする人でにぎわっていました。

日曜日ということもあって、閉まっているお店もありました。

このブティックはなかなか可愛いものがあって、ちょっと店内を物色。結果短パンとチューブトップのセットアップを買っちゃいました。リゾート系の服を買うのは久しぶりだなぁ。

ビーチ沿いの道路にはホリデーアコモデーションが並んでいました。こんなカラフルなボートがあった。この三色はカリブ海の代表的なカラーみたいですね。特にMartiniqueに来てから気が付いたんですが、この3色を使ったチェックがナショナルカラーなのか、あちこちでその布地で作った小物を見ました。

結局街らしきものはなかったので、後戻り。反対側に行ってみます。

ビーチの真ん中あたりに桟橋があるのです。観光用キャタマランがもどってきたみたい。

反対側は行きに通過してきたもう1つの泊地がある湾につながっています。そちらの方には小さい村があるようですが、徒歩25分ぐらいかかるので止めました。

フェリー桟橋の近くでもこの透明度。湾内には海草が所々生えてるのですが、多分そのおかげで透明度が高いんだと思います。砂地だけの場所だとどうしても濁りがちになるんですよね。海草はふさふさタイプじゃないので、アンカーの効きには影響しないです。

この日のディナーはLe Marinで買ってきたドラムスティック。グレナダで買ったジャークというスパイスがもうチキンにぴったりで、まぶしておいてオーブンで焼くだけで物凄い美味しいローストチキンになるんですよ。すごく簡単なのに美味しいので、そのスパイスを買うためだけにグレナダに戻りたいぐらいです。

で、またしてもミートソースパスタ登場！！これが最後ですけどね。ランチの残りがあったのでサラダを添えて完璧プレート。へたなレストランに行くよりよっぽど美味しいと思います。冷蔵庫が復活したから、コスレタスとかプチトマトを買えた嬉しい！！

外で食事をしたので、そのまま日暮れを眺めて過ごしました。暗くなったら、ビーチからカリビアンな音楽が聞こえてきました。うるさすぎず丁度いいBGMという感じ。

でもちゃんと夜10時には音楽が終わったのでありがたかったです。一晩中やってたらちょっと迷惑だったかも。

アンカリングしているのは緑のアンカーマーク（お勧めポイント）の位置。丁度いい場所が空いていてよかった。

3月10日の朝。とっても穏やかな夜でぐっすり眠れました。グレナダを出てから、時々揺れる泊地がありましたが、私たち的には揺れすぎて眠れないという場所はありませんでした。（多分それは揺れに対する耐久力が高いからだと思いますけど。）北に進むにつれて、泊地はどんどん安定してきている気がします。

ということで、ここには月曜日10日一杯までいて、11日火曜日にまた移動します。

Martiniqueは大きい島なので、久しぶりにレンタカーを借りて島内観光をしてみようと思っているので、その間マリーナにSATOMI号を係留しておきます。予約したマリーナは10マイルぐらい先の場所なので、すぐそこなのです。

本日もご訪問ありがとうございました！ご覧いただいた記念によろしければ「ペーパークラフト」ボタンをポチっと押していただけますか？

  
にほんブログ村