2025年3月23日日曜日

Marie-Glante島Saint-Louisの街

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!



Saint-Louisの街にはフェリー用の大きな桟橋にテンダー用ポンツーンが付いているので、上陸がとっても便利です。これ、一年中あるわけではないみたいで、オフシーズンにここに来た人のコメントで「なかった」というのを泊地アプリで見つけました。すごいテンダーの数で、この街は訪れるヨッティ―が地元経済に少なからず貢献している様子がうかがえます。島のメインの港ではないので、ヨッティ―が来なかったらほとんど観光客はいないんじゃないかな。

3月22日(土):朝はなんと6時ぐらいに起きちゃいました。前日すごく疲れを感じて、夜7時ぐらいから寝ちゃったから自然に早起き。朝ごはんを食べ終わって一息ついても9時ぐらい。それからテンダーを下ろして10時に街に上陸しました。いつもだったらやっと朝ごはんが終わったぐらいの時間だけどね。上陸はフェリー桟橋に隣接のテンダー用ポンツーンがあるのでとても便利でしたが、物凄い賑わいで、すでに係留しているテンダーを押しのけて隙間を作り、ぐっと入り込んでいきました。

向かって左側にテンダーポンツーンがついています。

上陸してからざっと街のメイン通りを歩いてみましたが、すぐに見つかったのはベーカリー。お向い同士で2軒あり、後で寄ることにして、一番遠い場所にあるスーパーマーケットに行ってみました。遠いといっても徒歩15分弱ですけどね。

スーパーはUスーパーで、フランスコートダジュール地方でもお馴染みのチェーン店でした。品揃えはそこそこ。地方の小さい島のスーパーとしてはこんな門でしょう、という感じでした。必要なものはそろいそうだし、野菜の種類も悪くありませんでした。買い物をするつもりはなかったのですが、ブロッコリーと喉が渇いていたのでアップルジュースだけを買いました。

スーパーから港への帰り道は行きとは違う田舎道から。
白い建物がスーパーの建物です。

藪の中から音がきこえてきて、よくみたら豚が繋がれていた!主人が「オィンクオィンク」と話しかけていました。そう、英語では豚は「ブーブー」ではなく「オィンクオィンク」と鳴くのです。正直この豚たちブーブーよりは確かにオィンクの方が近い音を出していました。もっというとフィーンフィーンという音だった。

おっとあそこには牛もいた。

何匹か放牧されていました。のどかだぁ。


すぐにビーチ沿いに出ました。アンカリングしているSATOMI号(ブルーの船)が見える!

あれがフェリーの桟橋。

ビーチ沿いにステージみたいな屋外集会場みたいなのがありました。

カラフルにペイントされたドアが沢山ついた建物。お店やさんなのかな?

土曜日だからなのか、それともフェリーのお客さんが来ない時間帯なのか、街はとっても静か。まだ11時だから早すぎるのかもしれませんけどね。

町の広場みたいな場所からいい匂いがしていて、行きに気になっていました。このBBQの中にはチキンがグリルされています。

お昼はここでチキンを買って食べることに。

テントの中では野菜や果物を売っている小さなマーケットがありました。そこでキュウリとトマト、こぶりなオレンジ2個を買ってみました。全部で4ユーロだったので、もしかしたらスーパーよりも高いかも。スーパーではだいたい野菜はどれも1キロ3ユーロぐらいの値段でしたから。

チキンはしっかり味付けがしてあり、香ばしくて美味しかったです。
ビーチを眺めながらランチ。


その後、ビーチ沿いにある有名なブッチャーを偵察。この日は買い物の予定はなかったので覗いただけですが、なかなか美味しそうなお肉が並んでいました。泊地アプリでもこのブッチャーはとっても評判がいいのです。

さらに進んでいくと、何軒かレストランがありました。夜またもどってこようかな。

正午をすぎて気温がどんどん上がって来たのか、暑さにまけてきたみたい。眠くなってきたので船にもどることに。

フェリーの待合室は結構立派で日陰で涼しそう。フェリー到着時間以外でも地元の人の憩いの場所になっているみたい。


ベーカリーでケーキを買ってきたので、久々のちゃんとしたケーキを船上で味わいました!

パッションフルーツムース!とてもおいしかった!!

そこそこ海は綺麗です。

午後になってから風が東から(岸側)から吹いてきたので、船上は結構涼しくなりました。そのまま夕方までお昼寝したりして船内でまったり。

夕方6時ちょっと前、再び上陸。レストランはどこも夜7時から営業開始なのでそれまで何軒か散歩を兼ねてて視察してみました。

丁度サンセットの時間。

こんなきれいなお庭がありました。


町の端っこにあるレストランに行ってみたら、そこはタパス、つまりおつまみ料理が専門でした。ちゃんとしたシーフードが食べたいと思っていたので、もう1つ気になっていたお店に戻ったら、なんと予約で満席と断られました。次にいったビーチバー風で料理も出すよ的なお店にいったら、そこでも「二人ならなんとか席は作れるけど、最終回の時間です。」と言われたのでここもあきらめ。特に食べたいと思うものがメニューになかったので、気になりませんでしたけどね。

で、さらにビーチの方に向かっていくともう1軒賑やかにライトアップされた場所がありました。そこもバー風でしたが、メニューにはグリルフィシュやツナタタールもあったので、ここに決まり。予約とかも関係ないみたいでした。着いた時は6時40分で、キッチンは7時から始まるから、それまでドリンクを飲んで待つ?とフレンドリーな対応。(これ普通みたいですけど、フランス領では往々にしてこちらから「ドリンク飲んで待っていていいですか?」と聞かないとレストラン側からは後で戻ってこい的な対応を、よくされました。)
一見強面の両腕や首までタトゥーで埋まったお兄さんでしたが、メニューの看板を近くまでもってきてくれて英語で説明してくれました。「これは前菜だからお酒と一緒にすぐオーダーできます。」という中でツナのパテというのがあったので、それを飲物と一緒に注文しました。その時ついでにディナーメニューの注文も先に受けてくれました。そして「7時になったらすぐに作るからね。」とすごくいい対応。オーダーしている時に私を見てアジア系だったからかな。主人が日本人ですよ、と答えたら彼は「僕はベトナム人なんですよ。」とのこと。アジア系のお客さんはほとんどこの島には来ないと思うので、それもあって親切な対応だったのかな?

ツナパテはさっぱりしていてとっても美味しかったです。

そして7時ちょっと過ぎにすぐ出てきたディナー。主人はグリルフィッシュ。小ぶりですが2匹もついてきて、味付けも抜群ですごく美味しかったです。

私はツナのタタール。付け合せはライスまたはチップスにサラダを選べます。勿論私はライス。タタールは生姜とお醤油風味のある味付けでマリネートされていたので、ライスとってもよく合いました。美味しくてサラダも全部完食したのだ!

一見パブ風で食事は大したことがないかな、と思ったお店でしたが、お料理はかなりな質の良さで、先に偵察して満席と断られた店よりも断然いい感じでした。お値段もそれぞれ20ユーロかそれ以下程度だったのでお値打ちに感じたしね。


大満足のディナーのあと、まっくらになった湾をSATOMI号まで戻りましたが、ヘッドライトを用意していたったので、GPSで位置確認しておかなったけど無事SATOMI号までたどり着くことができました。ま、街までそれほど距離がない場所にアンカリングしていたし、すぐ近くのキャタマランがこうこうとライトを付けていたのも助かった!

Marie-Galanteは小さな島なんですが、数か所レンタカーがあれば見てみたいな、と思う場所もありました。でもレンタカーオフィス、月曜日まで開いてないなんですよね。日曜日はやることがなさそうだなぁ。

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