2025年3月13日木曜日

幸運を呼ぶTシャツのおかげ?あちこちで特別扱いーForte De France観光

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!





12日は朝9時40分に主人の歯医者の予約があったので、朝7時45分発のフェリーに乗ってFort de Franceに行きバスを乗り継いで歯医者に行きました。歯痛は大したことがなく安心したのですが、なぜかこの日はバス乗り場の係員、歯医者、デパートの警備員、博物館の係員、薬局の人など、沢山のから「特別扱い?」と思えるような、本当はだめだけど・・・的な親切を受けました。これってもしかして主人がその日着ていたTシャツの恩恵かも。


マリーナに到着した当日11日の夕方はマリーナすぐ横のビーチをのぞいてみました。

マリーナすぐ横のビーチはリゾートホテルのプライベートビーチみたいだったので、少し先にあるMitenのビーチに行き、そこでおつまみディナーを楽しみました。

3月12日(水):主人の歯医者の予約が9時40分で、車だと30分ぐらいなんですがせっかくなのでフェリーやバスで行くことに。フェリーはすぐ隣から発着だから到着した時にSATOMI号を出れば、楽々間に合います。料金は片道一人5ユーロですが、往復チケットだと7ユーロになります。

始発は6時からで、通勤通学として普通に地元の方も利用しているようでした。この時間はいかにも観光客以外にも、普通のサラリーマンや制服姿の学生さんなんかも多数乗り込んでいました。

乗船時間は15分ほどであっという間に着きました。

可愛らしい倉庫みたいなものに「マルシェ」と書いてあったんでマーケットですね。帰りに入ってみたら、お土産物やさんばかりでした。

フェリーの桟橋は行先ごとに着岸位置が違うみたいで、帰りも間違ることなく正しい船に乗れそうです。

フェリーの桟橋からすぐ見える場所にバス停。とっても便利です。どこでチケットを買うのかわからなかったので、何人かいたバス会社のポロシャツを着た人たちに声をかけました。最初、英語がわかる人が「あっち」と指をさしたのですが、そちら方向にいってみたけれどわからず、また戻りました。
すると同じ女性が、最初はそっけなかったのに、今度は切符売り場まで連れて行ってくれておりる場所までの往復チケットの方が安いよ、と教えてくれて、窓口で通訳してくれたんです。Martinique はフランス領なので、サービス産業というかカスタマーサービスの意識が薄いなと感じていて、しかも交通関係のスタッフからこの対応は驚きでした。おかげで無事目的地行きのバスに問題なく乗ることができました。

歯医者は着いてからわかったのですが、Le Galleriaというショッピングセンターの上階にありました。早めに着いたので、まだ各お店がこれから開店するところ、という時間。エレベーターで2階に上がる(日本的には3階)ということだったのですが、場所がわからず近くにいた警備員らしきスタッフに聞くと「一緒について来て」とつたない英語で教えてくれました。彼もはっきり場所がわからなかったので、二つあるエレベーターの反対側に連れていかれたのですが、案内板を見てさっきの場所だったとわかり、わざわざまた一緒に戻ってくれました。なんかこういう親切な対応、久しぶりだなぁ。バス会社といい、警備員といい今日はついてるなぁって思いました。


フランスの有名デパート、ギャラリー・ラファイエットも入っていました。
あの上の方の階はメディカルセンターみたいになっていました。

歯医者は同じエリア内に美容整形も入っているようで、ドアや受付がまるでエステサロンみたいだったので、最初場所を間違えたかと思ったぐらい。9時40分の予約だったのですが、9時10分ごろに着いちゃいました。待合スペースもモダンで清潔感がありました。

時間まで待つのかなと思ったら、すぐに主人は呼ばれました。で15分もかからないぐらいで戻って来たのです。あっという間に終わったのですが、ちゃんとレントゲンも撮ってもらっており歯痛は虫歯とかクラックではなく歯肉炎とのこと。オンライン予約の時事前にこれまでの経過を記入しておいたので抗生物質の飲んでいることなどもわかっていたのが、診療時間が短かった理由かも。すごく効率的です。さらに驚いたのが診察代がたったの29ユーロだったこと!施設の雰囲気からするとプライベートの高そうなクリニックなので保険がないと100ユーロは下らないかな、と覚悟していたので驚き。主人曰く「レジデントかどうか聞かれたんだけど違うってちゃんと答えたんだよね。でもレジデント料金でやってもらえたと思う。」とのこと。なんてことでしょう・・・・今日はこれで3回目の特別扱いです。

朝食がまだったので、ショッピングセンターで済まそうかなと思ったのですが、10時前だったのでカフェやフードコートが営業しておらず、Fort de Franceまで戻ることにしました。バス停まではハイウェイの裏道を20分ほど歩きます。

あそこがショッピングセンター。大通りを渡る直前、そこでセルフィーをしていた二人の女性が突然私たちに声をかけてきました。なにやら挨拶してくれています。その後フランス語がわからなかったのですが、陽気に声をかけてくれているんですよね。信号が変わったのでバイバイと別れを告げましたが・・・そこではっと気が付いたのは、この日主人が来ていたTシャツ。

Grande Anse D‘Aretのブティックで買ったものを着ていて、Martinique の文字が入っているので、旅行者丸出しのTシャツなのです。でもデザイン自体がおしゃれでタートルのイラストが結構お洒落だと思うので、この日初めて着たんですよ。だからなかな?みんなが親切にしてくれるのは。でも、この特別扱いはこれで終わったわけでありませんでした。

バス停があるハイウェイまで裏道を歩いていきます。

下りた時のバス停からちょっと先の反対側のバス停はすぐに見つかりました。数分でバスがやってきました。

10時半にはFort de Franceに戻り、開いているカフェを探して賑やかな裏通りを歩きました。

グーグルで探したお店はこんなアートな裏通りにあった。

お店は食事は11時からだったのですが、すでに10時45分だったので飲物を飲んでまつことにしました。

ランチは待ったかいがありました。私がオーダーしたのはパド・タイ。このお店には他にもビビンバとかバオ・バンとかアジアンメニューがありました。

主人はエッグベネディクトのパンケーキ。パド・タイは麺がそうめんみたいな麺で、量もすごかったので、完食はできませんでしたが、とっても美味しかったです。

お店の通りには両側、アートな感じにペイントされた建物がならんでしました。全部レストランやカフェやバーみたいですが、ほとんどは夜だけの営業みたい。




ここはわざとラスティックな雰囲気を残しているみたいです。

食後はFort de Franceの街中観光をスタート。まずはすぐ近くにあるマーケットに行きました。港近くで見たのとは別のモノです。

中身はちょっぴり野菜マーケットもありましたが、大半は観光客向けのお土産物でした。

でっかいクルーズ船が2つも入港しているので、そのお客さんらしき人達でごった返していました。シドニーにもチャイナタウンに倉庫街の「パディスマーケット」というのがあるんですが、それのミニ版だね、と主人と話していました。シドニーのパでイスマーケットは私が初めてシドニーに行った〇十年前は、普通のマーケット色が強く週末しか営業していなかったのですが、今では観光客向けになっているので毎日営業しています。


次はサン・ルイ大聖堂。フェリーを降りた時すぐにこのタワー部分が目に入りました。

中では実際にお祈りが行われていて、牧師さん(?)が美しい声でお祈りを歌っていました。


ほんの数分だけ静寂気分を味わいましたが、献金バスケットを配り始めたのでそそくさと出てきた!

大聖堂のすぐ隣の建物もアートにペイントされた建物がありました。

次はシェルシェール図書館。「ショルシェール図書館(Bibliothèque Schœlcher)は1887年に建てられた、サン=ルイ大聖堂と同様の建築様式で目を引く観光名所です。もともと図書館として建設されたわけではなく、政治家のビクトール・ショルシェールによって、1893年に公立図書館としてオープンしました。」-引用(ここクリックでオリジナルサイトに移動できますよ。)


物凄く目を引く建物です。



中は普通に図書館ですが、2階部分に古い蔵書がずらりと並んでいました。

天井のモザイクタイルが美しい。


次にいったのが博物館。ここでもまた「特別扱い」がありました。着いた時は閉館20分前。でもさっと見るので入ってもいいですか?と言って入館料を払おうとしたら、受付の人が「無料でいいですよ。」と言ってくれたのです!

Martinique の植民地化の歴史や当時の統治者の暮らしぶりが展示されていて、おそらく当時の権力者の住居を利用した博物館だと思います。それほど見るものはないので、20分で十分過だったので、無料にしてもらえて超ラッキーでした。入館料は一人4ユーロ。ここでも主人と「Tシャツ効果じゃない?」とうなずき合いました。


で、最後にサン・ルイ要塞に向かったのですが・・・・2時まで営業しているはずが、すでに1時半過ぎていたからなのか、門が閉まっていて中には入れませんでした。

あとでわかったのですが、手前にあった海軍の施設からガイドツアーが出ていてそれに参加しないと中は見学できないのでした。その時は知らなかったので、外側をぐりるとみて終わり。


ま、要塞は地中海にいた時に散々みたしね、しかもこれより何百年も古いもの沢山みたので、特に見逃した感はありませんでした。


要塞のふもとは街のアンカレッジですが、ここはフェリーの往来が頻繁だしウネリも入ってくるので、係留されていたモノハルの横揺れはかなりなものでした。



帰りのフェリーは午後1時40分発。朝8時前から行動開始していたので、もうかなり疲れてたのです。暑かったしねぇ。

午後2時にはお家に戻りました。フェリーから見るSATOMI号。こんなに近くに発着してもマリーナの入り口がすごく狭いので、フェリーはノロノロ運転でくるので全く影響を受けないのです。

午後は船内でお昼寝三昧。夕方5時ごろやっと行動開始。シャワーを浴びたり船内の片づけをしたり。

この日の特別扱いは合計5回ありました。最後は街の薬局で、今主人が飲んでいる抗生物質と同じものを補充しておこうと思ったのです。でも薬局では「処方箋がないとその薬は出せません。」と言われたんですね。ラス・パルマスではVEラリーが取り持っていたので処方箋なしで買えたみたい。で主人が「私たちはヨットで移動しているので、万が一のために救急箱を保持していないといけないんです。なので抗生物質も補充しておかないといけないんです。」と説明しました。でもやっぱりだめで、諦めかけてうがい用リストリンだけ支払おうと思ったら、「今回だけ特別です。」となんとレジの人が同じ抗生物質の箱を引き出しから出してきて販売してくれたんですよ!やっぱ旅行者丸出しのTシャツだったから、船で移動しているというのも信じてくれたのかも。

これが例の幸運を呼んだTシャツ。


ディナーはマリーナの敷地内にある一見ピザ屋。でもメニューは結構充実していたのだ。

広々とした店内で、かなり前からここにあるみたいな雰囲気でした。


ビーフカルパッチョが前菜。

と思ったら、カルパッチョアにはサラダとかチップス、ライスからチョイスしてサイドディッシュまでついてきたのだ。さらに出されたパンがもう美味しくて美味しくて・・・これだけ食べ続けられそうでした。

この日は二人とも魚の気分で、私がスナッパーグリル。

主人は真鯛の切り身。リゾットライス付き。

さらになぜかグラタンも着いてきたのだ。このグラタン、マンゴ―が中にはいっているフルーティーな味もあって不思議だったけど美味しかったです。

デザートまでいっちゃいました。クラム・ブレ。辺に捻らず、いかにもクラム・ブレという味で、私たちはとっても気に入りました。

主人の歯痛は歯肉炎だったのですが、抗生物質で症状がものすごくよくなってきているということは、やはり細菌が弱くなったところに出てきたんでしょうね。歯そのものにはまったく異常がなかったので本当に安心しました。主人は抜歯になるじゃないかとすごく心配していたので。

Pointe Du Boutはこれまで入ったことがあるマリーナの中でもお値段、湾内の穏やかさ、観光の便利さなどを考えると、私たちの中ではナンバー1です。リゾートホテルやホリデーアパートに囲まれていますが、落ち着いた雰囲気でも気取った感じがなくてすごく雰囲気がいいのも気に入っている理由です。それと今いるポンツーン、私たちのすぐ後ろでポンツーンのウッドを新しく変える作業をしているので、水や電気のポストが取り除かれているんですよね。でも不便をかけているおわびなのか、本来はカードキーを使って料金を払わないとアクセスできない水道が蛇口だけそのままにして工事してくれているので、無料で使えるのですす!これも特別扱いの一つかな。


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