皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!
4月5日土曜日、朝7時半ごろにBaie Mahaultを出発!向かった先は50マイルほど先にあるMontserratという小さな島国です。でも本当の目的地はSt.Kitts &Nevisというさらにその先にある島国。一気にそこまで行くと80マイルちょっとあるので、Monsterratで途中下車。トランジットということで入出国手続きをしないので上陸せずに海上待機します。本当は土曜日一泊だけのつもりだったのですが、何回もあったスコールで海が予想外に荒れてしまい、連日移動するのがめんどうになり、結局土日2日間、Montserratの泊地で過ごしました。青々した島に活火山があるMontserratはとってもきれいで、帰り道に是非立ち寄ってみたいと思いました。
Baie Mahaultはこんなにフラットで鏡のような海面でした。
湾の奥の方はこんなに平和でしたが、外に近づくにつれて風も強くなり、海面を通過する風の跡がわかるようになりました。
白いモーリンブイは、この辺りでシュノーケリングをする観光船やテンダーを係留しておくためのものです。
でも後方から黒い雨雲が。数日前から日に何度か雨が降る日が続いていました。前日なんかはかなり激しい雨がザーッと短期間降っては止んで、を夜のうちに繰り返したので途中でハッチを締めて寝たんですよね。出発前にも一雨降りました。
午前10時頃。
さっきまで、突風時は20ノット近くになってたのに、10ノットもないぐらいになってしまった!
その後、またしてもスコール。さらにウネリは大きくなっていて、2メートルちょっとぐらいだと思うんですが・・・・
そしてまたウネリの上にのると全体像が見えるのです。
その後雨が止んだら風向きが真後ろとかになっていた。で、ジェノアバタバタノロノロしていたのですが、ノロノロするとウネリに揺さぶらる回数が増えて、ジェノアがへたる頻度も増えてたので、またエンジンを付けました。
1時間後11時50分ごろにはまたしてもスコール。この時点ではもうあきらめてジェノアを巻き入れてました。
午後1時45分ごろには、Montserratの端っこに設定したWay Pointまで残り7マイルちょっとにななっていました。この時は風もちょっと強くなっていたので、セール走行しようと思えばできたのですが、ウネリの大きさに勝てるほどスピードが出る強さではなく、多分5ノットいくかいかないかでノロノロ、大きく揺さぶられながら進むことになったと思うので、エンジン走行のままで突っ走ることに。
雨雲で煙っているのか火山の煙なのか?活火山なのです。1997年の火山爆発で流れ出した溶岩の跡が見えます。ここにはPlymouthという町があって、当時の首都だったのですが町は壊滅的となり、島の南側は住めない状態になってしまったそうです。
他は青々しているのに、くっきり薄茶色になっている部分がわかりますね。
そして午後3時ちょっと過ぎ、本日のお宿になるOld Road Bayに着きました。あたり一面砂地でアンカーは一発で聞き始めました。海の透明度もよかったので、ちゃんと着地したのも見えました。
夕方5時ぐらいからディナー準備。チキンにジャークスパイスをまぶしてオーブンで野菜共に焼いただけなので簡単ディナー。でもこのジャークスパス、ローストチキンの最大の味方でまぶすだけで他には何もする必要がなく、これを食べたらもうケンタッキー・フライド・チキンは食べなくていいな、と思うぐらい美味しくなるのです。
お代わり用も結局なくなりました。もう美味しすぎて止まらなくなるのだ。
4月6日(日):本当なら今日、また移動しようと思ったのですが、もう1日ここにいることに。Montsrretは週末はイミグレもカスタムのお休みなので、週明けまで手続き不要なんですね。トランジットだから上陸さえしなければ手続きしないでいいんですが、もし万が一コーストガードとかがやってきた場合でも、月曜日に手続きするために待機してます、と言えばいいしね、と主人の話してもう1泊することにしました。今日は朝からいい天気。
Old Road Bayは島の北側からのウネリが入り込んできて、結構揺れたんですが、ゆったりした揺れ方だったので、なんかすごく眠くなるんですよね。ディナーを食べ終わったらもう7時ぐらいに睡魔に襲われました。揺れるなぁとは思ったのですが、ゆりかごにいるような気分で、朝までぐっすり眠りましたよ。
起きたら、あとの2隻のうち1隻はすでに出発していて、もう1隻も出ようとしているところでした。
あそこからウネリがはいってくるんですよ。風は北東だから波はたちませんけど。
さらに昨日夜のうちに来たのか、キャタマランがいました。キャタマランも結構揺れていた!なのでモノハルの私たちはもっと揺れてるんですが、ずっと揺れっぱなしじゃないのであまり気になりません。横揺れに関しては、大西洋横断以降、物凄い耐久性が高まったので、ちょっとやそっとの揺れ具合なら何とも思わないし、ぐっすり眠れるようになったのです。
次に向かうSt.Kitts &Nevisの入国手続きは予めオンラインで3つのフォームを記入しないといけないので、日曜日はそれをゆっくりやる以外は、ずっと船内でゴロゴロしておりました。次は35マイル弱の短い移動となります。
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