皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!
火曜日17日は、半日ほど雨が降りましたが、その合間を縫ってウッド屋さんのフランソワさんが精力的に作業を進めてくれました。主人はデイリータンクの洗浄を終えて、元に戻すためにガスケットを自作。燃料がなかなかエンジンに達しなくて無事かかるのに、少し時間を要しハラハラしちゃった。
折れてしまった部分がきれいに処理されて、間に繋ぎの木をいれる準備が整いました。お昼午後になったので、フランソワさんはランチ休憩にいったのかな?
その頃からまた雨が降り出したので、主人が慌ててビニールシートでウッドレールをカバー。
内側の天井裏はもう必要なかったので、元に戻します。
パネルはこの細いウッドで支えて天井に固定されます。
午後になって雨が止んでから再びフランシスさんが戻ってきて、ちゃんと接ぎ木が施されていました!グレナダに着いた時、地元の職人さんに修理を頼んだら、材料が入手できないから無理です、と言われたのです。Martiniqueにも職人さんがいたの依頼したら、スケジュール的に無理でした。(依頼してから2週間ぐらいたってからやっと取り掛かれる感じ。)フランシスさんは依頼してからものの一週間以内に作業を開始してくれて、一日でここまでやってくれました。本当にトリニダードの職人さん、対応が早くてありがたい。
一方主人は前日洗浄したデイリータンクを元に戻すために、ガスケットを自作です。このラバー部分がなかなか入手できなくてあちこち業者を探しました。ヤード内にショップもあるし、近くにバジェットマリンもあるというのに、主人が欲しいものは一つも売っていないですよねえ。ただのラバーではなくディーゼルに触れても変化しない材質のものです。
さてここからが結構長かった。燃料を再びエンジンに送りこむのですが、フィルターを通過して実際にエンジンに到達するまで何回も送りこみ作業を繰り返していました。その都度エンジンをかけてみるのですが、ガガガ~と音はしても全然かかりません。
1時間ぐらい奮闘してやっとガガガ―の後にブルンブルンとなった時には思わず「やった~!」と叫びたくなりました。冷却水がパイプの中をちゃんと循環していた。
仕事を依頼した業者さんは、みなさん雨降りの合間に着々と作業を進めてくれて、こちらから「どうなってます?いつ来ます?」など、後追いをしなくていいのが本当にありがたいです。
このほかにも大西洋横断時に壊れたスピニカポールカップのトラック部分、2週間前に修理を依頼していたのですが、この日試作品をもって職人さんがやってきてくれました。ミンデロで直してもらった時、外れた部分を溶接しただけで、しかも溶接具合が悪くて、すぐまた3日使ったら壊れたんですよね。Martiniqueで修理を依頼した時は、一週間物を預けてしかも主人がどう作り直してほしいか図まで書いていたのに、結果的に「できません。」という返事。
トリニダードの職人さんは、私たちが思った通りに、溶接ではなく一つの材料から形成したつなぎ目無の頑丈なものを作って見せくれました。とっても満足だったのでデポジットを払い、最終仕上げをしてもらうことにしました。完成がとっても楽しみ!!
とにかく、こんなにもいろんなことがスムーズに進むのは初めてのこと。特に職人さんに進捗状況を後追いしなくても、自主的に仕事をタイムリーに進めてくれているのは本当に助かります。だってギリシャの時になんか、毎日「今日は来ますか?」って業者に朝一で確認するのが日課になっていましたからね。だからいない間に仕事が進むなんてありえませんでした。でもトリニダードのPeakeヤードだったら、きっと依頼した作業は全て10月に戻ってくる頃には終了しているでしょうし、出発前に完成するものも沢山ありあそうです。
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