2025年10月27日月曜日

気がかりだったハル磨きに船底磨き完了&メインセールを戻しました

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!




ぎりぎりまで進まなかったハル磨きと船底のコッパーコーティング削り出し、26日の夕方に無事終了しました。カリブ海では地中海にいた時よりもフジツボのツキが多くて、いつもよりコッパー表面削り出しをしっかりやる必要があったので、人を雇ったのですが週末まで来てくれなかったので、間に合うのか心配でした。夕方涼しくなってからメインセールを主人と二人で設置。途中で風が出てきたのでリーフィングラインを付けるまではできませんでしたが、取り合えず海に戻る準備は完了しました。

久々にみるSATOMI号のメインセール。今回は洗ってもらっていないので汚れてますけど。

1月26日(日):前日にスタートしたハル磨き、夕方からスタートして暗くなるまで続いてました。でもワックスを塗った状態で終了しており、朝からまた作業再開と聞いていたのですが9時過ぎても誰もやってきませんでした。それでジガーさんにメッセージして「誰もいないんですけど。」ときくと「大丈夫、心配しないで。自分はすでにヤードにいるから、ちゃんと今日中にコッパー削りまで完了させますからね。」との返事。それを信じるしかありません。

昼間は本当に暑いので、船内でできることをしようと主人はハンドクリーナーを修理しようと思ったみたい。またツールが出てきました。

しばらく奮闘していましたが、どうも無理っぽくて・・・この日もあきらめ。やっぱり新しいのを買うしかないなぁ。でもハウスバッテリーで充電できるハンドクリーナー、なかなか見つからないんですよねぇ~トリニダードでは。引き続きハウスバッテリーで充電できるクリーナーを探し続けますけどね。

昼間は本当に暑いので、夕方になって涼しくなるまで船内で休んでいました。エアコン付けていてもお天気がいいと、本当に暑くなるんですよね。朝は相変わらず6時ちょっと前に起きているんで、お昼過ぎると眠くなります。心配していたハル磨きは、ジガーさんが手配した人がお昼ぐらいにやってきました。ジガーさん自身も来たのでお話することができ「大丈夫ですよ。絶対間に合いますから。」と念を押してくれました。まず前日の続きでハル磨きが再開。ワックス&クリーンで汚れを落として表面を磨いてくれました。ジガーさんにコッパーコーティングの削りだしの詳細を説明。通常の軽く表面を削る以上に、フジツボの根っこの残り部分も全て削り落とさないといけないのです。ジガーさんによるとサンドペーパーではなく、スコッチの赤いスポンジで擦る方が効率がいいとのことで、実際にやって見せてくれました。するとフジツボの根っこもそれほど力を入れてないくても落ちていたんで、安心。これで本当に私は安心できたので、船内でお昼寝して涼しくなるのをまつことに。

午後3時半すぎ、ようやくちょッと暑さがましになってきたので、メインセールをコックピット内からブーム下に移動させました。でもちょっと動いたらまたものすごい汗がでてきたので中止。もう少し時間が経つまで待つことに。

そして午後4時半、再び作業開始。今度はかなり涼しくなってきたのがわかりました。

その頃には、コッパーコーティングの削り出しがかなり進んでいて、ほぼ完成状態でした。一度結果を見て欲しいということで、下りていくことに。

おお~いい感じじゃないですか!フジツボの根っこもきれいに落ちています。表面をこすりながらその都度水で洗いがなしているので、コッパー色には見えませんが、この感じが正解なのです。


自分達でやっていた時と比べて、しっかり表面が擦られているのがよくわかりました。これを毎回しっかりやっておかないと、いくらコッパーコーティングをしていても効果がありません。ただ、通常のアンティフォールみたいに毎回全部塗装を削り落として、再度新しい塗料を塗るほどは時間も力も必要ないので、コッパーコーティングの方が断然メンテナンスは楽ですけどね。アンティフォールだったら、目の粗いスポンジなんかじゃとても塗料を落とすのは無理ですから。

後ろの方はかなりフジツボの根っこが残っていましたが、綺麗に落ちてました。大満足!
仕上がりを確認してからメインセールを戻す作業を再開です。

セールを少しづつマストに接続しながら、ウィンチで引っ張り上げるので下ろす時ほど大変ではありません。

メインセール用のウィンチは使えないので、ジェノア用の後ろの大きいウィンチにメインハリヤードを付けました。

少しづつあがっていきます。風がほとんどないので、作業しやすいです。少しづつあげながらマストに接続していき、都度バテンを入れていきます。どんどん日が暮れていきました。

午後6時になると暗くなり始めます。デッキライトを点灯して作業を続けました。あと一息なんですが、この頃から風が出てきたんですよね。

メインセールは、ギリシャにいた時は越冬中に毎回洗ってもらっていたのですが、トリニダードではそれがやれるセールメーカーさんがいないそうで、別の場所に郵送しないといけないらしく、時間もかかるしお金もかなりかかるので諦めました。なので黄ばんだままです。ま、糸のほつれとか耐久性に関わる部分を点検してもらっているので、見た目は仕方ありません。

すっかり暗くなった6時半ごろ、風が強くなりすぎてきたのでリーフィングラインは結べずに作業をいったん中止。セール自体は全てマストに接続できたので、後は海上に戻ってからでもやれます。
急いで下ろしました。気が付いたら6時45分。これから夕食を作るのはめんどうだったので、さっとシャワーを浴びてから出かけることに。

日曜日の夜は、近所のお値打ちパブビストロが開いてないので、まだ行ったことがないRock Backというお店にいってみることに。ボートヤードからは車で5分ちょっとなので、遠くないんですがお隣の湾沿いにある店です。
はじめてきましたが、湾沿いで雰囲気もよくローカルの人たちでにぎわっていました。ここまではボートヤードにいる「外国人」は来ないのかもしれません。徒歩だとちょっと距離があり過ぎるので。雰囲気はマリーナ周辺のお店とそれほど劣りませんが、メニューのお値段はとてもお値打ちです。

もう10年ぐらい来ている、お気に入りの「侍」Tシャツ。

私はグリルチキン。ピラフに茹で野菜もついていて充分な量。これで80TTドルぐらいだったかな?ほとんどのメニューは100TT以下なのでマリーナ付近のレストランと比べると安いです。

主人はスパイシーチキン。こちらも美味しかったです。ポテトフライとコールスローが付いてる。私はプロセッコがあったので(ディナーよりそちらの方が高かったけど。)それでお腹が一杯になってしまい半分ぐらい残ったので、またしてもお持ち帰り。

ここに来る機会はもしかしたらもうないかもしれないけど、来れてよかったです。ボートヤードからは徒歩圏内ではないですが(歩けないことはないと思いますけどね。)お値段と雰囲気を考えると、ここが一番いいかな。Chaguramasを出る前に来ておいて良かった!

ということで、一時は間に合うのかハラハラドキドキでしたが、海に戻る前に一番重要なのは船底のコッパー削り出し。それさえできれば、後は海上に戻ってからでもやれることなので予定通り27日月曜日に海に戻ることができます。

海上に戻った後もすぐにはトリニダードを出ることはできません。だってメインセール用のウィンチが相変わらず作動不良。修理してもらう前の状態と何ら変わらないからです。ただ、今回はモーターだけ取り外せばいいので、外のウィンチ部分を再び外して取り付ける作業はしなくていいのです。それが大仕事なんですよね。何しろ樹脂で接着していますから。
モーターを修理してくれたケンドルさんからは、日曜日でもちゃんと返事が来て、月曜日の朝10時に見に来てくれるということでした。なので大至急でやり直ししてもらえらると思います。レンタカーは31日まで借りているし、返すのは空港までいかないでショッピングセンター付近の事務所に返せばいいので帰りが楽です。海に浮いてれば、どこにも動かなくてもしばらくは幸せな私たちです。

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