2025年11月15日土曜日

ついでなのでバイパスバルブも整備することに

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!





オートパイロットのモーターを外しているので、ついでにバイパスバルブも整備することにしました。Bonaireにはバジェットマリンというカリブ海では有名なシップシャンドラーのチェーン店もあります。他にも大型DIYショップもあり探していた塗料もそこで買えました。小さな島国ですが、オランダ領だからEUとの関連が強いからなのか、トリニダードよりもショップが充実しているようです。そして一番のお気に入りはレストランの質!!夜はディンギーを係留しているポンツーンの目の前のお店で新鮮でぷりぷりの生オイスターを堪能しました。

モーリンがディンギーポンツーンからすぐ近くなので上陸がとっても便利。

観光船のポンツーンの内側もこんなに海が綺麗です。

11月13日(木):主人がシップシャンドラーに行くぞ、といったので11時ぐらいに上陸しました。最近朝寝坊気味なので、朝ごはんを食べ終わる頃には10時半ぐらいになっています。ディンギーを係留しているポンツーンは、セーリングツアーなんかを開催している旅行会社が管理しているもので、実は使用料がかかってたんですが知らなかったんですよね。で、ツアーボートと同じ名前のオフィスがすぐ目の前にあることに気が付いたので問い合わせてみました。使用料は一日2ドル、一週間なら10ドル、一カ月でも35ドルなのでリーズナブルだと思いました。町に行くのにすごく便利な場所にあるし、夜になるとゲートが閉まるんですがデポジットを払えばキーをもらえるので、一晩中係留していても安心です。ポンツーン使用料の中にはオフィス横のゴミ箱使用料も含まれています。

また違うクルーズ船が入っていました!

シップシャンドラーのバジェットマリンは徒歩で10分弱なので、それほど遠くありません。

結構規模も大きくて、だいたい必要なものはちゃんと揃っているようです。主人が欲しかったのはラストコンバーター(錆を元の状態に戻す液)で、ゲットできました。オートパイロットのモーターを外しているので、普段アクセスできない部品にもアクセスできます。
バイパスバルブというのが表面にサビが発生していたので、塗装し直そうと思ったそうです。バイパスバルブというのは舵を取る時に油圧ポンプのオイルが左右に移動するパイプだそうです。(と説明されても今一つピンと来ていない私です。)

錆止め塗料は、欲しい色がシップシャンドラーに売ってなかったので、DIYショップに行くことにしました。バジェットマリンから徒歩15分ぐらいだったかな。かなりでっかいショップで、オーストラリアにあるバニングスを思い起こさせました。

この店1つをとっても、トリニダードにあったDIYショップの規模に勝るとおも劣らず。しかも値段がトリニダードに比べて安い印象です。輸送代がかかっているでしょうに、もともとの商品の値段が安いのかな。通過がアメリカ$なのでオランダ領といっても実際のものはアメリカから来ているんだと思います。だからギリシャにいる時に買ったコックピット内のリクライニングできるイスが、ユーロ換算したら、Bonaireの方が断然安かったのだ!

クリスマスデコレーションが売っていました。インテリア用品なんかも充実していて欲しいものが結構ありました。


主人が探していた塗料もすぐに見つかりました。今塗られているのが黒なので同じ色の塗料が欲しかったのです。ブラシもついでに買いました。

DIYショップからはディンギー係留場所まで20分ぐらいだったかな?丁度いい散歩でした。SATOMI号に戻ってから遅めのランチ。軽く済ませたかったのでトリニダードのグルメスーパーで買った冷凍餃子を焼きました。冷凍とは思えないぐらい、中身がしっかりしていて食べ応えがありました。知ってたらもっと買ってたんだけどなぁ~。

ランチ後ちょっと休憩してから主人が作業を開始していました。バイパスバルブのサビを落としていました。

サビ落としは1時間ほどで終了し、乾かしておいて翌日塗料を塗ります。この日は朝から主人が「今日はディナーを食べに行くぞ!」と楽しみにしていたので、夕方6時過ぎに上陸しました。ポンツーンのゲートのカギをゲットしているので、帰りが遅くなっても安心です。昼に上陸した時、ポンツーンからすぐのシーフードレンストランがいい感じだったので、そこに行ってみることに。

テーブルからポンツーンが見えるし、SATOMI号も見えるのだ。濃紺の船体のSATOMI号は夜になると見ずらいのですが、町の通りの明かりでちゃんと見えるぐらい近い場所なんですよね。

夜のおでかけはトリニダードを出発した前夜以来だから一週間ぶりか。

まずは前菜として生ガキ。1個7.5ドルなんで正直安くはないんですが、身がとってもぷりぷりですごく美味しかったです。地元産ではなくアイリッシュオイスターって言ってたかな。半ダース頼んだので一人3個ですが、あっという間に食べちゃった!!!

プロセッコと一緒にフレッシュオイスター・・・なんて幸せ~!!!

私のメインは、ポーキボール。洋風海鮮丼ですね。マグロのタタキの下には寿司ご飯があります。丁度いい味付けで、本当に美味しかった。量も丁度良かったです。
主人はリブアイステーキ。こちらもお願いした通りの焼き加減で柔らかかったです。そしてポテトが美味しい。オランダって世界一プライドポテトを食べる国で、各家庭にディープフライヤーが必ずあるそうですが、その影響かな?

食事をしている間に、いつのまにかクルーズ船がいなくなっていました。クルーズ船ってだいたい夜の間に次の寄港地に移動するので一日しか滞在しないんですよね。主人と「もっと年を取ったら自分で操船するじゃなくてクルーズ船に乗せられて長期旅行したいね。」と話しました。

なんとデザートまで行きましたよ。メニューを見た時クラン・ブレがあったのが一番に目についたので、メインディッシュを決める前からデザートはこれ、と決めていました。二人でシェアしたんですが、一人でも食べれたかも。

月曜日10日にやっとの思いでたどり着いたのが遠い昔のようです。モーリンは15日までしか支払っていなかったので延長滞在します。まだオートパイロットモーターがまだ戻ってきてないしね。でも綺麗な海に囲まれていて、陸に上がればレストランが充実していて、しかも物凄い高いわけじゃないんですよね。だから気楽に長期滞在できちゃう場所です。だってまだ島の内陸観光も行ってない!


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