2025年12月25日木曜日

海の上の宿泊小屋にブランコがイスのバー&クリスマス・イブディナー

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!



私たちにとっては今日がクリスマスです。日本やオーストラリアの家族はすでにクリスマスの日の夜でしょうね。昨年のクリスマスはラス・パルマスでバイキング・ラリーのメンバーと一緒に過ごしました。今年はパナマのさんご礁に囲まれた小さな島で知らない人たち(でもすぐにうちとけちゃうけど)に囲まれてピナコラーダを飲みすぎの思い出深いクリスマスイブとなりました。

アンカリングのSATOMI号。

12月23日上陸しました。目の前にある島にはレストランやバーがあり、なかなか評判がいいので行ってみました。
ちゃんとしたポンツーンがあるからディンギー上陸がとっても簡単です。誰もディンギーをロックしていなかったので、私たちも結わえただけにしました。

あ、海の中にテーブルとイスがある。


テントも張られていてキャンプもできるようです。こういうキャビンで宿泊することもできるようです。ということは、ここには自分の船で来る人達以外もいるっていうことですね。


バレーボールコート。

ソーラーパネルがあった。





まずはビーチ沿いのバーで冷たい飲みものを。
パイナップルジュースです。これにラムが入ったらピナコラーダになります。
ここのピザは評判が良かったので食べてみましたが・・・正直ピザ生地は冷凍ピザのものとあまり変わらなかった。でも手作りらしいですけど。つまり生地がちょっと柔らかい感じ。評判ほど美味しいとは思いませんでしたが、こういう人里離れた場所でピザを食べることに意義があるのかも?!

その後、島の反対側に散歩に行きました。


こちら側は風から吹き曝しですが、海上に出っ張って建てられているレストランがあります。
ビーチはなかなか広いです。

あのあたりが例のSwimming Poolと呼ばれている泊地です。でもこの時期、風が強いので、きっとせっかくの浅瀬も海面が乱れていて評判ほどきれいに見えないと思うんですよね。シュノーケリングするにしても海面が乱れていると泳ぎにくいし。ましてやリーフの外側なんか泳げたもんじゃありません。3メートル以上の波が打ち付けていて、大きな波しぶきをあげていますから。おそらく4月以降の風が穏やかなになり始めた時期に来ると、きっとSwimming Poolと呼ばれる意味がわかるのではないでしょうか。


ここがレストランでした。





かなり大きなスペースで、ここでクリスマス・イブに3コースディナーがあるというので、予約しておきました。最初のバーで知り合ったパナマ在住のオランダ人とトリニダード人のカップルと、キャタマランで来てコテージに滞在中のイギリス人女性一人旅の方もいて、みなさんディナーに行くといっていたので私たちも決めました。

この先は海上に浮かぶコテージ。イギリス人女性はそこに滞在しているそうです。

レストランの入り口にはこんなおどろおどろしいタペストリーが貼られていました。これは西洋社会からの侵略の歴史をを表したものだそうです。

風がなかったら本当に穏やかで泳ぐのが楽しそうな場所。誰も泳いでなかったけど。

この日のディナーはお家で。鶏肉と前日の残りのご飯を炒飯にして、ポテトサラダも加えてみました。ジャガイモは買い足したので気にせず使えます!

12月24日、この日はシュノーケリングに出かけようと思ったんですが、なんか動く気になれなくて夕方のおでかけまで、船内でごろごろしていました。スターリンクのGBを自分達へのクリスマスプレゼントとしてトップアップしたので気にせず動画が観れるので、一日中観まくったのだ!

夕方5時ちょっと過ぎに上陸しました。久しぶりに化粧したのだ。主人はプラティパスとかコアラがついた派手なオージーシャツを身に着けて。でも結局誰も気が付かなかったけどね。

日が落ちかけてきてきれい。


このバーはイスがブランコになっているものがほとんどで、座っていて、ゆらゆらして面白いのです。

そこで食前酒を楽しんだあと、レストランに向かいました。キャタマランツアーで来たスイス人の若者たちと同席となりました。赤いシャツの男性がスキッパーで、前日のバーであったイギリス人の一人旅女性はそのキャタマランツアーでこの島に来たそうで、その後島に数日滞在しているそうです。このグループはその女性が下船した後に乗船したグループだそうです。

黄色シャツの男性もスイス人グループの一人でその隣の男性はソロセーラー。カナダから太平洋側を南下してパナマ運河を通過してカリブ海側に滞在しているそうです。

知らない者同士でも、みんな家族から遠く離れてクリスマスを過ごしている身分だから、すぐに打ち解けて話が凄く弾みました。前菜の一つはココナッツブレッド。パンはやわらかくてなかなか美味しかった。

これは一見タコ焼きなんですが、触感は練り物みたいでした。美味しかったけど。いっぱい目のピナコラーダと共に。
そしてメインコースはローストターキーと野菜。ポテトがでっかくて食べ切れませんでした。お味はなかなかどれも美味しくて、一人30ドルは悪くないなぁっと思いました。この後デザートでココナッツとパッションフルーツのケーキ(ケーキっぽくなかったけど。)が出ましたが、写真を撮るのを忘れた。

レストラン部分も海にとびだしています。


食後、花火が始まります、と言われたので期待していたのですが・・・・やっぱここで打ち上げ花火はないよねぇ。日本では家庭で楽しむ筒に入った花火でした。それでも皆さんうぉーと感激されていましたが、花火言ったら打ち上げ花火を連想する私としては、ちょっと気が抜けた!

ちょっと飲みすぎたかな~と思いながらSATOMI号に戻ったのは9時ちょっと前。お隣のキャタマランがこんな風にすごいライトアップをしてくれているので、真っ暗中でも簡単にSATOMI号にたどり着けてありがたいです。それにしてもこのキャタマランのカップル、私たちと同じ日に来たんですが、まだ一度もテンダーがおりているのを見たことがないのだ。

ということで南国ムードの中とても楽しいクリスマス・イブを過ごすことができました。ピナコラーダが美味しすぎてちょっと飲みすぎた気もするけど。


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