2026年10月7日水曜日

4日間と半日ちょっとで到着!検疫ではすべての生野菜果物肉類を没収

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!





5泊6日かかると思っていましたが、結局4泊と半日でヌメアに到着できました。5日の夕方にはアンカリングポイントに到着できると思ってたのですが、航路に入ってからアンカリングポイントまでなんとまだ40マイルぐらいあったのを気付いてなくて、結局10月5日の夜9時ちょっとすぎ無事に到着。全く揺れない素晴らしい泊地で熟睡して疲れをいやし、翌日の朝、Port Du Sud マリーナに入港。すぐに入国手続きを開始しました。午後に来た検疫はこれまで一番厳しく(と言ってもオーストラリアと同じ基準です。)、野菜果物に冷凍してあった肉類はもとより、調理済みのラム肉まで没収されたした。唯一大丈夫だったのNZ産のべーコン。NZ産の肉類は大丈夫だそうです。

お昼12時の時点では午後4時には着くかな、と思ってましたが、大間違いだった。

10月5日(月):午前中に発生した問題をとりあえずすべて解決した後は、安定した気持ちのいいセーリングを続けられました。

午後3時ごろから雲が広がはじめ小雨がぱらついて肌寒くなりました。その雨のせいかちょっと風が弱まってスピードが5ノットぐらいしかいかなくりました。この時点で、航路に入ってから実際の泊地までの距離をやっと計算したのですですが、なんとリーフの中に入ってからもまだまだ40マイルほどあることを認識。もっと早めに確認しておけよ!って感じですが、とりあえず、まずは島の付近までセール走行することを考えて航路を決めているので、その後のことはついてから考えよう、というのがキャプテン・ロブの方針です。
午後4時、ニューカレドニアの本島が近づいてきました。風も弱まってたので、残り距離に気が付いた時点からエンジンをスタートさせ、セールはあげたままモーターセーリングに切り替えスピードを平均8ノットぐらいまで加速させました。

午後4時半過ぎ、リーフ内の船舶航路に入りました。セールはこのちょっと前にすべて下ろしております。まだこれから泊地まで40マイルぐらいあるんですよねぇ。到着は夕方6時頃と思ってましたが、夜9時ぐらいになるなぁ。

ここ数日他の船舶は見たことがなくて、AIS上でちょっと前からこの船を見た程度でした。島間移動のフェリーみたい。高速でSATOMI号を追い越していきました。

赤土の山肌。これまでのポリネシア島国の山々とは違うなぁ。それとパームツリーではなく針葉樹の木を沢山みました。

夕方6時ではここでした。

セールを下ろした後から私は夕食の準備をスタートさせていました。カレーなんですがお肉lは前日作ったローストラムを使うので、野菜カレーを作っておきました。市販のルーを使用していますが、試しにトマトを入れてみたらいつもの味とはちょっと違ったコクが出て、お肉なしでも美味しかったです。

最初は泊地に着いてから食べようと思ったのですが、9時頃までつかないことが分かったので、移動途中に食べることに。外では雨が降ってましたが、主人はずっとコックピットにいました。私は船内で楽させてもらっていました。航路はしっかりチャートに記されていて、マーカーも大きいのが点灯されていてわかりやすかったのですが、それ以外は真っ暗で、行きかう船舶がなかったからなのかもしれませんが、小型ボートがいるんじゃないか、と主人は緊張してウォッチをしていたようです。

そして夜9時過ぎ、やっと泊地に着きました。予約しているマリーナがある湾です。他に20隻弱ぐらいアンカリングしていましたが、十分な広さがあって、それぞれ十分間隔をあけています。水深は15メートルぐらいあったので、チェーンは50メートル出しておきましたが、風もあまりなかったのでそんなに必要ないんですけど、念のため。

全く揺れなくて、疲れていたのもあってすぐにぐっすり眠り、朝まで目が覚めませんでした。

外が明るくなって自然に目が覚めた時は、まだ6時半ぐらいでした。朝食後、マリーナに到着していることを連絡しました。昨日すでに、暗くなってから到着する、と連絡したら外側のビジターポンツーンに係留していいよ、朝になったら実際のバースに移動してもらいます、と返信が来ていたんですね。でもアンカリングの方が簡単なので、外でアンカリングします、とお知らせしておきました。昨日の時点で、実際に入るバースナンバーと位置の写真まで送ってくれるという、素晴らしい対応のマリーナです。

明るくなってから周りを見回したら、メイン港がある港とは思えないぐらい、いい景色の場所でした。水質も深さがあるのと泥質の海底なので透明度は低いですが、汚いわけではなく、もしウォーターメーカーを作動させたかったら、できないことはないなという感じ。

朝になってから掲げた検疫の旗と、ニューカレドニアのカーテシーフラッグ。地中海を出てから30数国をまわってきたので、カーテシーフラッグのコレクションもかなりあるんですが、これが最後の旗です。次はオーストラリアなので、オーストラリア船籍のSATOMI号は黄色い旗だけあげればいいのです。

午前10時にマリーナに入港しました。近づいて行ったときには、すでにスタッフの男性がポンツーンで待っていてくれました。なんかすごくいいサービス。あまり沢山マリーナにはいったことがないのですが、過去6年間で行った場所で、時間通りにスタッフがポンツーンで待っていたことってほとんどなかったなぁ。いつも呼び出してやっと出て来た感じでした。

ちょっとタイトな切り替えが必要な場所でしたが、1回方向を整えるためにやり直しただけで、バウスラスターとバックギアを駆使してT駐車をするみたいに切り替えしてバースに入りました。スタッフ以外にもお隣の船や周りの方たちが数人出てきて、みんなでラインやスプリンガーの設置まで手伝ってくれました。

マリーナ事務所でいろいろ説明を受けたあと、スタッフの人が車でイミグレーションまで送ってくれました。カスタムの書類手続きはマリーナが代行してくれて、検疫にあたるバイオセキュリティーの検査もマリーナが手配してくれたので、すごく助かりました。徒歩でも行けない距離ではありませんが、私はまだちゃんと歩けない状態なので、車で送ってくれたのはすごくありがたいです。

11時半にイミグレがランチタイムに入り閉まってしまうので、急いでましたが、11時ちょっとすぎには手続き終了。行きかえりの途中にスーパーの場所やレンタカーの場所も通りかかって教えてもらいました。バイオセキュリティーの係員は午後1時に来る、というこだったので、まずはランチ。マリーナ内にあるレストランに行きました。
私は朝ごはんに前日の残りのカレーを食べていたのであまりおなかが空いてなかったのですが、主人はお肉が食べたかったよう。

さすがフランス領、ステーキのソースがすごく美味しかったです。あ、バゲットも美味しかった!

私はデザートのクランブレだけ。フランス領では珍しく、ちゃんとアールグレー紅茶まで会って感激。クランブレもくどすぎなくて美味しかったので、主人も同じものをデザートにオーダーしました。

マリーナを一望する場所で、マリーナオフィスの隣にあるレストラン。すごく感じがいいです。

お店の人も全くきどってなくて、これまでフランス領だとレストランに来る時は、予約しないと席が空いてても断られることが多かったので、ディナーは予約が必要か、ききました。そしたら、金曜日の夜でウォーターフロントの席がよければ予約した方がいいけど、基本席が空いてれば予約は必要ないですよ、と教えてくれました。で、これまでのフランス領での経験を話したら「大丈夫、ここはそんなことはありません。」とのこと。

マリーナの人の対応もそうですが、フレンチポリネシアのフレンドリーさは勿論のこと、それに加えて海外フランス領の小ぎれいで近代的な街の様子もあり、さらに気取りが全くない感じで、ニューカレドニアがいっぺんで気に入りました。

マリーナ内でも海はきれいでした。

そして午後1時にちゃんとバイオセキュリティーの女性がやってきました。すごく英語が上手で意思疎通には全く支障がありませんでした。でいつも通り、船内の食料を見せたのですが、なんと果物、野菜、肉類はすべて没収。お肉はいつも冷凍してあると大丈夫だったのですが、今回は生、冷凍、調理済みに関わらずすべて没収でした。唯一の例外はニュージーランド産ならOK。ベーコンが冷凍庫に半分残っていたのですが、幸いオリジナルパッケージに入っていて、Rarotongaで買ったニュージーランド産のものだったので、それは没収されませんでした。
玉ねぎは10個ちょっと残ってたんですが、全部没収。
冷蔵庫の野菜部分は、パッケージされたスイートコーン以外すべて没収。卵もだめで、1ダース使ってないものがあったのですが、パッケージ事没収になりました。

ま、文句は言えません。オーストラリアもすごく検疫が厳しい国なので、よくわかっています。ただ、いつも飛行機だからあらかじめ没収になるものは持参してなかったんですよ。なんとなく予感はあったのですが、しっかり調べなかったが悪かったです。そしたらちょっと余る程度しかお買い物しなかったのにね。ローストラムも少し残ってたんですが、没収になりましたが、大半は食べたのでよし、とします。チキンは全部食べ終えてよかった。次オーストラリアに帰る時は、もう少し考えて買い物しないとね。

検疫の人が帰ってから、主人はレンタカーを手配し始めました。私は長いこと歩けないので船内で休憩。

戻ってきた時は、主人はレンタカーを借りて町までいっていて、ローカルSIMカードを買ってきてくれていました。これでいつでもネットが使えるようになりました。

ディナーはまたマリーナレストランに行きたいと主人がいったので、6時ちょっと前におでかけ。今のところSATOMI号からマリーナレストランまでの距離、だいたい200メートルぐらいかな、それぐらいを歩くのがやっとなのです。それ以上歩くと、右足に変に体重をかけているので、右足首や腰が痛くなってしまうんですよねぇ。でも確実によくなっています。

マリーナの後ろはマンションみたい。

ダイニングルームの隣にちょっとしたセクションがあります。
つぎはいよいよ最後のレグなので、ここまでやってきたお祝いでシャンパンを開けました!実はパシフィックフランとオーストラリアドルの換算率を忘れて値段を誤解してたんですねぇ。なんと1本、285ドルの高価なシャンペンをオーダーしてた!!!!!
オイスターにはやっぱりシャンペンなので、値段を知って驚きましたが、毎回こんな贅沢をしてるわけではないし、私たちにとって最後の外国なのでお祝いだしね~と言い訳。やっぱここまでお高いシャンペン、のど越しよすぎて、いつもは1杯ぐらいで十分な私でしたが、ぐいぐいいけました。ちなみに翌朝も全く二日酔いなし。
Rarotongaで買った黒真珠のイヤリングに、フィジーで買った黒真珠のネックレスがピッタリで、まるでセットみたい。そうなるの選びましたけど。眼鏡フレームはRarotonga、ワンピースはタヒチ、とあちこちで買ったものを一緒に着用しています。


オイスターの後もおつまみ系ディナー。チキンナゲットとマグロの刺身です。マグロは美味しかったけど、ワサビがなくてちょっぴり残念でした。SATOMI号が近かったら取りに帰っていたなぁ。
さらに主人はデザートもオーダーしています。生クリーム、シャーベット、アイスクリームにメレンゲのタワー。甘さが上品です。
アイリッシュコーヒーで閉めた主人。

今回も航海途中で、壊れた個所があるので、その修理からスタートしますが、マリーナは11日間予約しています。それ以上は次の予約がある、ということで出発時にオーストラリアに向かう天気が整っていなければ、マリーナの後はアンカリングして時間をつぶす予定です。アンカリングも近くにきれいな場所が沢山あるので、むしろ楽しみです。

次の航海が、私たちにとって太平洋横断の最後のレグ、オーストラリアに向かう航海となりますが、それまでは、当面はSATOMI号の修理の進捗状況のお知らせが続くことでしょう。

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