皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!
New Caledoniaを目指す航海は、困難続き。第4日目の夕方にいきなりメインハリヤードの外側カバーが切れて芯の部分が丸出しに。ジェノアシートと共有のウィンチでメインセールをあげているのですが、ハリヤードが滑ってクラッチが効かずウィンチから外せなくなりました。何とかその問題は一時的に対処したと思ったら、翌日5日の朝、今度はメインセールの後ろをブームにつないでる金具が壊れて、メインセールの後ろがはずれちゃったのだ!次々と襲い掛かる問題でもキャプテン・ロブは冷静に対処しており、引き続きヌメア目指してセール走行しております。予定より早い今日の夕方には到着しそう。
次々と問題解決をする頼もしいキャプテン・ロブ!
10月4日(日):朝からにやっとセール走行に戻すことができて以来、ずっと午後もいい感じで走り続けました。ウネリに左右に揺さぶられることがなくなって、スターボード側にヒールしているだけなので、すごく快適です。おまけにお天気もいいので、久しぶりにセーリングを楽しめています。お昼は軽くフルーツサラダ。これもキャプテン・ロブ作。主人は食べることにこだわるタイプなので、毎回、これが食べたい!という強い希望があるんですね。私はお腹がふくれればいいか、というタイプなので、主人にお任せるすることが多いです。
アップウィンドに強いSATOMI号。微風でもアップウィンドだとそこそこのスピードが出ます。しかも行きたい方角に一直線でセーリングできてるのが本当にありがたい。午後1時過ぎの時点で、残りは158マイルちょっと。
平均スピードは7ノットぐらいになってると思います。
時折8ノットになることも。
この時点ではそれ以上、特に問題を感じなかったので、午後5時ぐらいにディナーをしました。今晩も主人作で、ローストラムです。ロースト料理はセーリング中はとっても便利だし、美味しい。これはほんの一部で、まだ沢山肉が残っているので翌日も夕食も大丈夫です。
食後夕方5時半すぎ、主人はなんとかメインハリヤードを部分修理しようと、あれこれ考えていました。というのは、メインハリヤードを巻いているウィンチは、ジェノアを巻き入れるラインとも共有しているんですね。なのでジェノアを巻き入れたり、出したりするときは、メインハリヤードはクラッチを閉めてウィンチからいったんはずします。でもハリヤードの外カバーがないので、クラッチを閉めてるだけだとウィンチから外した途端、滑ってセールがおりちゃうんですよ。ジェノアは今のところスターボード側にあるので、ポート側のシート用ウィンチは空いてます。この状態なら、メインハリヤードはウィンチから外さず、ジェノアシート用のウィンチにジェノアのファーリングラインを巻き付けて使用することは可能です。
ですが、主人は修理キットを持っているので、カバーがはがれた部分を修理しようと思ったようです。
夕方5時45分の時点。夜にかけて風が強まることを予想して、ジェノアは少し巻き入れておきました。
その後夕方6時から私は仮眠にはりました。その間主人は外で、何やらごそごそメインハリヤードの修理をしていたようです。夜10時から私のウォッチ開始です。11時過ぎ、風が13ノット~14ノットぐらいになっていたので、スピードも上がっていてだいたい6ノット後半から8ノットぐらいの間でした。
角度も90度になり、スピードに貢献。ヒールしてるだけなのですが、バウバースだと波の音がうるさかったので、スターンバースで仮眠しました。そしたら、本当にスムーズで動いてるのを忘れちゃうぐらいでした。
午前6時40分ですが、すでにこの明るさ!緯度的には、今はオーストラリアのクィーンズランド州のマカイという町のあたりなので、気候的には納得。10月は暑すぎずさわやかですごくいい季節なんです。
穏やかな海!
残り距離はすでに55マイル。ということは、確実に今日の夕方にはヌメアに到着します。マリーナは明日6日から予約しているので、完璧なタイミングです。
ジェノアーのファーラーラインは、いつもはドッジャー下のウィンチを使っていますが、今はメインハリヤードが外せないので、仕方なくジェノアシート用のウィンチで代用。このままポート側にジェノアを移さない限り、このウィンチを使い続けられます。
午前6時から10時まで私のウォッチ当番なので、その間主人はまた眠ります。6時から2時間ほど寝た主人が、そろそろ朝ごはんにしようかな、と起き上がってきました。とその時、いきなり主人が船内の天井ハッチから外を見上げて「信じられない!今度はメインセールの後ろが壊れちゃったよぉ~。」というではありませんか!私には何のことかわからず、外に出てみたら、あれ~!!メインセールの後ろ、ブームから外れてる!!!セールをブームに固定しているフックが壊れちゃったのです。そういえばさっき、バン、という音がしたっけ。時々セールがバタバタするので、その音なのかな、と思ってましたが、これが壊れた音だったのかも。
主人は最初、このままセールし続けるといったのですが、もし強風になったら、後ろの部分がブームからかなり離れちゃったりしてセールが破れるかもしれないし、下ろすときもレイジージャックに収まらないじゃないかと心配になりました。で、私的にはすぐにメインセールを下ろして、モーター走行で行こう、といったんです。だって残り距離はもう50マイルぐらいだったし。
10月5日(月):今日もいいお天気です。時々風が弱まりながらも、すぐにまたいい感じに戻り、でも相変わらず海は穏やかで快適なセーリングが続いております。朝になって昨晩主人が修理したメインハリヤードを見ました。破れてしまった部分に違うラインの外カバーを代わりに被せたのです。かなり時間がかかったみたい。でもこれ、あとでかえって面倒なことになるんですけど、この時点ではこれ以上問題が発生するとは思いもよりませんでした。
穏やかな海!
午前6時から10時まで私のウォッチ当番なので、その間主人はまた眠ります。6時から2時間ほど寝た主人が、そろそろ朝ごはんにしようかな、と起き上がってきました。とその時、いきなり主人が船内の天井ハッチから外を見上げて「信じられない!今度はメインセールの後ろが壊れちゃったよぉ~。」というではありませんか!私には何のことかわからず、外に出てみたら、あれ~!!メインセールの後ろ、ブームから外れてる!!!セールをブームに固定しているフックが壊れちゃったのです。そういえばさっき、バン、という音がしたっけ。時々セールがバタバタするので、その音なのかな、と思ってましたが、これが壊れた音だったのかも。
でもちょっと考えた主人は、「リーフィングすれば大丈夫なはずだ。」とアイディアを思いつきました。で早速ジェノアを巻き入れエンジンをつけて、いったん少しメインセールを下ろすことに。
これで、メインセールの後ろ部分もちゃんとブームにつながったままとなります。
SATOMI号はハイパフォーマンスボートなので、マストが船のサイズに関して通常よりも高いので、必然的にセールも大きいのです。なので、ファーストリーフィングぐらいだと、スタンダードな船のメインセールとあまり変わらない面積だと思います。なのでパフォーマンス的には、それほどダメージはありません。最悪、ヌメアで修理が間に合わなくても、リーフィングしたままオーストラリアまで航海することは、十分可能です。
ですが、新たな問題は、応急処置したハリヤード。とにかくクラッチを通過しないので、セールを全部下ろすことができません。でせっかく主人が昨晩苦労して被せた外カバー、カットして、さらにすべての外カバーをメインハリヤードから外すことにしました。もうどうせ新しいハリヤードを買うしかない状態になりましたから。
細いのが中身だけの部分。部分部分、外身をカットしてそこから少しづつ中身だけ引っ張りだす方法を見つけてからは、比較的早く作業が進みました。
15分ほどで、全部のカバーを取り外し、コアの中身だけの状態になったメインハリヤード。これだとクラッチに引っかかる部分がなく、細くなったので、ウィンチに巻き付けても滑ってしまいます。なので、普通よりも沢山ウィンチに巻き付け、さらにすぐ隣のクリートに結び付けて固定やっと固定できました。これで、到着した時も、ちゃんとメインセールを下ろすことができます。
コース想定では5泊6日の航海だったのですが、10月1日に出発して、からなんと4泊5日で到着しそうです。
なんか毎日いろいろあって、これでもかっていう感じですが、その都度冷静に対処法を考え出すキャプテン・ロブには本当に感心です。我が主人ながら、本当にすごい!って自画自賛しちゃいます。
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