水性マーカーならお子さん用のでもできると思う！ースタンプ多色塗テクニックで自作ペーパー

皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ！

今日で2月も終わり！早いなあ～。ここキオス島ではまた昨日27日からお天気が崩れて冬に戻ったみたいな寒い日となっております。そんな中ちょっと春を感じてみたくて、コーナーブーケスタンプを葉っぱとお花の部分を水性マーカーで色分けしてスタンプしてみました。水性マーカーだったらお子さん用のマーカーでもできると思うんですよね。オリジナルバックグランドペーパー作りの楽しいテクニックの一つ。

このテクニックは水性マーカーであることが重要です。アルコールマーカーはスタンプを傷めるだけではなく、スタンプから色が落ちないしペーパーにもインクを映すことができません。そして、スタンプはフォトポリマー製よりラバースタンプの方がきれいに発色すると思いますよ。よほど使い込んだフォトポリマースタンプじゃないと、水性マーカーを弾く傾向があるのです。でもラバースタンプなら、マーカー自体がお子さん用とかの安いものでも行けると思います。私自身は実際にはお子さん用マーカーで今は試したことがありませんが、オーストラリアにいる時に、文房具屋さんで子供用のぶっといマーカーでやってみたら大丈夫でした。

マーカーでスタンプを着色するので、同じスタンプでもこんな風に塗分けできるんですよね。塗り終わったら一度「は～」と熱い吐息をスタンプにかけるのがポイント！これで渇き気味になったインクがまた復活します。

インクを使った時よりは、ちょっと薄目になりますがスタンプのデザイン自体を水彩画風のものにすると、かえってその薄目がいい感じになるのです。スタンパレイタスを使ったので、ペーパーをくるりとひっくり返し対角に同じスタンプをしてみました。

「コーナーブティック」スタンプセットは、実家に置いてあった昨年のセラブレーションセットで、里帰り中に試し押をしましたが、ちゃんと遊ぶのは今回が初めて！コーナーにスタンプするだけじゃ面白味がないと思ってましたが、多色刷りにしてみたら、いいね～！！！水彩画っぽい雰囲気の仕上がりに大満足。

小さい方のコーナースタンプは色を変えて四方のコーナーに押してみました。重なってしまう部分がありますが、それはそれでいいねぇ。グリーンの部分オールドオリーブで塗った部分とガーデングリーンで塗った部分と混ざっております。先にオールドオリーブで所々ぬっておいてその上から濃いガーデングリーンを部分的に重ねてみましたが、きれいにグラデーションできてました。

大きい方のコーナースタンプ、今度は面倒だったのでインクキューブも使ってみた！お花の先っぽの方はフラーティーフラミンゴのインクキューブで押して、葉っぱ茎の下の方はグラニーアップルグリーンのキューブで押しました。小さいインクだとこんな風にインクパッドでも部分塗ができますが、細部までは無理。残りの部分をマーカーで足しておきましたよ。

そんでできあがったのが、これ。こっちの向きで180度ひっくり返してみました。インクパッドの部分にマーカーで塗った部分がちょこっと混ざったりして、いい感じになっております。しかも全部マーカーで塗り分けるより早かった！葉っぱもお花も混ざった感じになって、より水彩画感が増した気がしませんか？！

同じスタンプですが、押す位置を変えたりインクやマーカーのコンビネーションをちょっと変えてみたりしたら、違った雰囲気が出せて夢中になってしまいました。

こんな風に自作バックグランドペーパーやスタンプパネルだけを先に作っておいて、後日これを利用して完成品をささっと作る予定。この前ご紹介した「DSPを使わないでもゴージャスデザインにして満足感を得る」っていう観点からいくと、これは②の方法になりますね。あれ？それ何？って言う方は＜ここをクリック＞するとその記事に移動できますよ。

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