2022年7月10日日曜日

なにがしら毎日事件が発生&ダッチャの街散策

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!




ダッチャの街散策だけのゆったりした一日になるはずだったのに、予期せぬ小さなアクシデントが発生して、またしても刺激的な一日となりました。

7月8日(金):街散策の前にお皿を洗ってしまおうと、海水くみ上げ蛇口を作動させたら、音がするだけで全然海水が上がってきません。おまけに蛇口を締めてもポンプが作動しっぱなし。やばい。朝からまた修理開始です。

どうも、水漏れがあったようで、ポンプの方はすぐに直ったのですがその後若干配管工事をすることになり、また船内はちょっとだけ部品やツールで溢れました。でも1時間ほどで修理完了。それから出発準備をしようとしていたら・・・・またしても事件が!

最近、港内のアンカレッジでアンカリングしている時、アンカーボールっていう黒いボールを掲げるようにしているんですね。正式にはアンカリングする時は常にやっておくことなんですが、やっている人はほとんどいません。でも、アンカリングしている船の間を縫ってジェットスキーが行きかったり、交通量が多い場所では、もしそういう動いている船にぶつけられた場合、アンカーボールを設置しておくと完全に相手の責任となり、こちら側にはまったく非がないことが証明されるんですね。なので、Marmarisの港の時も出しておきました。ダッチャの港も観光船の行き来が激しいので、念のためアンカーボールをしておきました。

さあ、テンダーに乗り込んで出発・・・と思ったら主人が「xxxx」と悪い言葉を小声で発し、問題発生がわかりました。なんと、アンカーボールが外れてしまい、それをつっていたスピニカ用ハリヤードが宙にまっているではありませんか!しかもアンカーボール海に落っこちてしまったようで、デッキ上どこにも姿が見えません!!!! OMG(オーマイガー)!!!!

まずは、風にあおられて宙に舞っているハリヤードをつかまえるため、主人がマスト登となりました。いつもならメインハリヤードでつり上げて、スピニカハリヤードは命綱としてダブルで着けているのに、それを捕まえないといけないので、メイン1本でつり上げです。メインセールの後ろ側辺りからバックスステイに捕まった状態で引っ張り上げていったので、それほど上空高くまではつり上げる必要がなかったのが幸いでした。すぐにスピニカハリヤードをゲットして、事なきを得ました。後は海中に沈んでいると思われるアンカーボールですが、これは後でやることに。まずは街中散策にでかけます。すでに11時になってた!

前日ほぼメインストリートは全部下見しており、朝食を取ろうと思ってたベーカリーに向かいます。
ダッチャの街は、それほど大きくないですが観光地みたいです。海外からの旅行者ほほとんどいないようで、トルコ国内のホリデータウンっていう感じ。その分落ち着いた感じです。

湾に沿って町ができているんで、ちょっとした路地からこんな景色が見える、可愛らしい街です。


パン屋さんでパンを買い、トルコの紅茶(チャイ)で朝ご飯。あ、ここでもボッタくられました。パン二つと紅茶2杯、オレンジジュースで、160リラするはずないと思います。支払いの時、突然レジのお姉さんに変り、キッチンからオーナーらしきおばさんがやってきてレジを変ったらしく、それを見て主人は「やられるな。」ってわかったそうです。ちなみに、別のお店で、サンドイッチがたったの35リラでした。サンドイッチ3個買っても160リラになりませんよね。多分3倍取られたと思います。私達的にはオーストラリアドルで16ドルなので、特別高いわけじゃないです。アンカリングしていると碇泊は無料なので、ま、ここはひとつ地元経済に寄付っていう気持ちでボッタくられておきましょう。値段が書いてない店は、本当に要注意のトルコです。

小ぎれいなホリデーアパートらしき建物が沢山ありました。


地元名産の蜂蜜とかオリーブオイルのお土産屋さん。

朝食後は、主人がコーヒーとバクロバというお菓子が食べたいというので、いい感じのカフェを探しました。

このお店には、イタリア風のコーヒーが入れられるエスプレッソマシンがあったのでカプチーノを主人がオーダーし、私はハーブティー。バクロバはこのお店にはなかったのですが、ちょっと先にある甘いものやさんを教えてもらい、そこで買ってきたものを持込みできました。こういうの、ギリシャでもできるんですよね。

お茶の後は、またしばらく街をぶらぶら。可愛いお店が沢山ある!皮サンダルはロードス島で買ったからもういらないけどね。


港に戻ると、アンカリングのSATOMI号が見えた。

テラス席のあるレストラン。眺めがよさそう。ここ辺りが昨晩すごくうるさかった場所だけどね。

港沿いに沢山のレストランがあります。ちゃんと値段が書いてあるのでその意味では安心。お値段的には観光地でもMarmarisとかフェティエよりも安いです。



野外劇場があるようで、SATOMI号からも見えてました。

結構本格的。ステージも座席も石造り。本日のスターは誰でしょう!

劇場の一番上からはとてもいい眺め。昨日までSATOMI号の後ろにアンカリングしていた船は、朝には誰もいなくなっていましたが、この後、午後になって数隻またはいってきました。


遠方に見えるのが北湾です。

さて、昨日のブログで書いていたトラベラーのプーリーの破損はこんな感じ。割れているのが見えますか?

こっちも亀裂が入ってます。

交換するまで使用しないことにしましたが、万が一走行中にプーリーが破損してトラベラーが固定できなくなることを考えて、ロープをかけておきました。

街中散策から戻り、午後はアンカーボール捜索開始です。

主人が潜る時って、いっつも遊びじゃなくてこういうアクシデントの時だけなんです。


ものの10分ぐらいで見つかったみたいで、上がってきました!

でもちょっと早く上がってきすぎたっていうことで、もう一度沈んで圧力調整です。

戻って来てから、アンカーボールまた設置。支えていたロープが切れてしまったのが原因だったので、新しいものをに代えています。これで、万が一誰かぶつかって来ても、私達側に責任が問われることは全くありません。そんなことは絶対起こってほしくないですけどね。

夕方になって再び街に上陸しました。ディナーにお出かけすることに。港沿いのレストランは街中と比べるとお値段が高いのですが、雰囲気は最高。高いと言っても、これまで訪れてきた場所と比較すると安いんですけどね。レストラン選びはちょっと最近賢くなってきましたよ。

何軒も見て回り、値段をチェック。冷たいメッチェのミックスプレートがあるお店があって180リラだったので気に入りました。でも他のお店も見に行いき、そこで「ミックスプレートってできますか?」と聞きました。客引きのスタッフは「できます。できます。」っていうので「じゃ、これとこれとこれを選んだいくら?」と聞き返すと最初は200リラ・・・と言いかけて250~270リラ辺りと言い出したので「200リラならいいけど、別のお店では200リラぐらいでやってくれるそうだから。」って返事。それでもごにょごにょ言っていたのでそのお店はパス。

その後、本当に目をつけていたお店に戻り、「このミックスプレートの中味はなんですか?」と聞くと、ディップみたいな安いものばかりしか含まれておらず、タコの酢漬けとかは入ってませんでした。そこで、「別のお店ではそういうのも含めてやってくれるって言った。」と交渉。う~ンとうなっていたから、主人と「あっちの店の方がよかったねぇ。あっちにしようか。」と立ち去ろうとしてら、「じゃ、半分のサイズでやりますよ。値段も半額。」と言ってくれました。ミックスプレートは結局好きなものが含まれていなかったので、それはなしにしましたが、全部半分サイズにしてもらえたのですっごく得した気分。勿論金額も半額です。でも量的には十分でした。
半部サイズの冷たいメッチェ。ナスのトマト煮、海老サラダ、タコの酢漬け、お豆のサラダ。
そして、本来はメインコースサイズのミートボールも半分。以上が私のディナーです。前菜的に主人もちょっと食べましたが。
主人がオーダーしたのは真鯛のグリル。これにワイン1杯とビールが加わって、全部で600リラ。予め値段を知っていたので、だいたいこんな感じだと予想していました。これまでしたディナーの中では一番安かったです。特に、冷たいメッチェって何種類もオーダーすると結構高くなっていて後で驚くんですよねぇ。食べたいものだけを食べたい量でゲットできたので、大満足でした。これからこの手でいこうっと。

食後はデザートのアイスクリーム。こちらも二つで40リラだったから安かったな。ちなみに主人はダブルスクープです

手作り作品風屋台マーケットがあった。

夜の方がにぎやかで、9時を過ぎているのにかなり小さい子が遊んでいます。昼間暑すぎるからね。



振り返ると本当に盛沢山の一日でした。

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