2022年7月26日火曜日

トルコのレストランは基本ぼったくり特にローカルっぽい場所ほど

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!




トルコに来てから約1カ月ちょっと立ちました。北上するにつれて、また国際的観光地度合いが薄れるにつれてお値段が下がりつつありますが、レストランに関していえば、トルコではどこも多少の「ボッタくり」気質なんだな、という結論に達しつつあります。

チェスメ到着日24日に、最終的にディナーをした場所。

7月24日(日):ディナーはシーフードレストランに行こう!という事でグーグルで評判のよさそうな店を探しました。場所的にもマリーナ周辺から離れており、街中にあるレストランなので、行く途中も楽しめそうです。場所は商店街から一歩入った路地伝い。外観が特にいいということではありませんが、その分素朴な感じでいいなと思ってました。英語メニューを見せてもらうと、思ったよりも高いんですよ。グーグルで見た時は、値段は書いてなかたものの、レビューからするとそれほど高い店という印象はありませんでした。さらに、グラスワインの値段もビーチクラブ(普通の場所よりお酒が高い)よりも高いぐらい。サーモンのグリルなんか、なんと600リラ!さすがにこれは1キロ当たりの値段でしょうって思って質問しても、その時は英語がわからないふりなのか、さっきまでは意思疎通は問題なかったのに、はっきり答えないんですよね。1匹600リラだったら、超級にボッタくりです。他のお料理も、マリーナのレストラン並み、またはそれより高いぐらいなんです。どう考えてもおかしいと思い「トルコ語のメニューを見せてください。」と言ったら、はいはいという割にはまた英語のメニューを持ってきた!この時点で、二つの価格帯があるんだということを確信。だって、隠す必要がなければちゃんと見せてくれるでしょう。で、席の予約までしていった店ですが、そのまま出てきました。

トルコに来て、レストランでボッタくりに合う確率は本当に高く、メニューを見ながら値段と実物を比べて、これとこれをお願いしますって言わないと、最終的に思ったよりも高い値段になってきます。他のお店ではこういう経験が今のところないので、外食産業に限ったことなのかしら?この部分私の中でトルコの印象は非常に悪いです。主人と二人で「マリーナ周辺のレストランの方がいいねぇ。明朗会計だし同じような値段を請求されるぐらいなら雰囲気がよくて、おそらくクォリティーも良いと思うからそっちの方がお値打ちだ。」っていう結論に。

その後、通りがかりに見ていた、一見おしゃれな感じだけど大衆食堂っていう雰囲気のお店に入りました。メニューを見せてもらったら、トルコ語の下に小さく英語が書かれていました。ということは、ここはメニューが一つってこと。お値段も単品が45リラがほとんどで、一番高いものでも150リラでした。ただそれは各単品なので、実際はそれを数種類組み合わせ一皿のディナーにするので、最終的には一皿が45リラだけっていうことでありません。でもスタートが45リラだから、それほど心配するような値段にはならないです。

ケースの中の料理を見て「あれとこれと」と言って皆さんオーダーしてました。

店は奥が広く、ガーデン風にかなり大きなスペースがありました。ほぼ満席状態で、とてもにぎわっていた。海外からの観光客らしき人達は、私達を含めほんの数グループ。後はすべてトルコの方達。
とても活気があって、席を立つとすぐ片付けがやってきて、次のお客さんをいつでも迎えられるようにしていました。ウェイターさんの数も多かった。

まずは前菜で、タズキにナスのトマト煮、それとナスとピ―マンの炒めもの?トルコのナス料理、本当に美味しいのです。

運ばれてきた時、写真を撮るのを忘れてがっついてしまった。私はラムの串焼きをチョイス。

主人はチキンのもも肉グリルとビーフの煮込み。どれも美味しかったです!お財布にも優しかった。例のお店のサーモン一匹よりも、この日オーダーした全ての金額&ワインビールの方がうんと安かったです。

食後、夜の街をお散歩。すごい賑わい!4月にチェスメに来た時は、チェスメには滞在せずすぐに車でイズマールとか別の場所に移動しちゃったんですよね。だからチェスメの事は全然見てませんでした。商店街が結構広がっていて、楽しい雰囲気だった。


ナッツやターキッシュデライトのお店。こういうお店でボッタくりにあったことはありません。ま、値段が書いてあるしね。

主人はターキッシュデライトを数種類、私はローストされたドライコーンをゲット。




バザール風な商店街の奥には普通の商店街があって、果物やさん、スーパー、お肉屋さんなどが集まっていました。食品買い物エリア。マリーナのすぐ近くにもスーパーがあるので、ここまで来なくてもいいけど、野菜とかフルーツがこっちの方が沢山あるかも。

お土産屋さんも沢山ありました。


おしゃれなブティックもたくさんあった。でも他のバザール街にあったような「偽ブランド」のお店はチェスメではあまり見かけませんでした。チェスメって、海外の観光客にはあまり知られてないみたい。でもトルコの中ではチェスメと言えば、ビーチのリゾートという印象らしいです。

アイスクリーム屋さんには必ず立ち寄ります。


食事を終えてヨットまでの帰路。マリーナがコの字になっているので、私達のポンツーンまでレストラン街に沿ってぐるりと回ります。このあたりのポンツーンの人は、いちいちメインゲートまでいかないで、所々にある小さいゲートから直接レストランに出られます。

こういう小さいゲートがあっちこちにある。

帰り道、マリーナ周辺レストランもすごい賑わいでした。ライブ音楽とかもやっていました。レストランに直接アクセスできるポンツーンもいいけど、泊ったら夜遅くまでうるさいだろうな。ビジターの私たちは出入り口に近い場所なので、レストランとかお店側からは反対側にあたります。でもその分マリーナオフィスやプール、メインのシャワートイレやランドリーから近いので便利。


これがシャワー&トイレの建物

とても広々としていて、これは個室の中。個室に全部そろっているのは便利。全部で8個ぐらい個室があります。さらに洗面台だけのスピースもあり、とても広くて清潔感にあふれ気持ちいがいいです。

何となく感じてましたが、基本的にトルコのレストランは、言葉がわからない外国人からは「ボッタくる」ことになっているみたいです。というのは、海外からトルコに来るのは圧倒的にイギリス人が多いそうなんですが、イギリスのポンドが強いので、イギリス人にしてみたらボッタくりの値段でも安く感じるようです。だからきっと気になっていないんだと思うんですね。ボッタくりが通常ならば、それを考慮してこちらが対応すればいいわけですね。

マリーナ周辺のレストランは、きっと普通の場所よりも高いんだろうって思ってましたが、日曜日夜、物凄いレストランが混雑していたのを見て、案外そうでもないのかもって思いました。地元でもチェスメマリーナがお出かけの場所になっているようなので、もしすごく高かったらトルコ人観光客でも来ないでしょうしね。何より私達海外からの観光客にとって安心なのは、メニューが写真付きでしかも英語とトルコ語とのものと両方お値段が同じってこと。入口にメニューが出されているんで簡単に比べることができます。明朗会計というのが安心できるし、数軒試した中で、どのお店も料理の質と雰囲気とお値段がちゃんとマッチングしている印象です。

つまり「ボッタくり」にあった、という感覚って一概にはお値段だけでは判断できないということですよね。値段と提供されるサービスのバランスが取れて居れば「ボッタくり」と感じないわけですね。そういう意味では、チェスメマリーナは滞在費のみならず、周辺施設の関しても、もしかしたらトルコで一番コスパが高いマリーナかもしれません。

ちなみに、マリーナに滞在しているのは80%がたトルコ船籍。外国籍はなんとアメリカ船籍がほんとんど。これまでよく見たイギリス船籍の船はまだ見たことがありません。アメリカ船籍といっても、実際はトルコ人が所有していたりします。つまり、それだけ地元ヨッティーのためのマリーナっていうことなんでしょうね。

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