皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
これが更新される頃には、実はトルコを出国して既にギリシャのレスボス島に入国しております。18日にAyvalikの湾にあるカスタムのワーフに近づいていったら、そのまま流れで出国する事になっちゃった!
8月18日:朝9時頃Ayvalikに向けて出発。この時点では、この日がトルコ最後の1日になるとは思ってませんでした。
反対側にぐるりと回ればAyvalikの湾の入口です多分今日も3時間もあれば着いちゃうでしょう。アンカリングしてたビーチから丘を挟んだ反対側にもビーチがありした。こっちはパラソルの森はなくヒッソリとしてていい感じ。自然のビーチって感じ。私達ならこっちのビーチのがいいなー。アンカリングしてるヨットが居ました。人は疎ら。
最初、巨大ウォータースライダー?!と思ったけど違いました。巨大レーダー?クルクル回ってました。
湾内に入るたもには決められた航路があります。
正面がドライブ旅行でも渡った橋がある場所で、いわゆるこの湾の端っこ。本日はそこにアンカリングして街に行く予定でした。
ワーフに近づいていくと、白いポロシャツを着た男性が3人ぐらい出てきて、笛を鳴らして私達に合図していました。そしてフェリーが接岸している場所からちょっと奥の方にあるワーフに案内しています。近づいていって「ここはカスタムですか?明日トルコを出てギリシャのミティリニ湾に向かうんですけど。」と言うと「はいはい、ここに接岸して。」と誘導してくれました。横抱き接岸だったしラインを受け取ってくれるようなので、楽々。じゃあってことで接岸することにしました。11時半でした。
それから、カスタムの建物の中に入って行いくと「ここで待っていてください。」と言われ入国管理のゲートがある場所に通されました。そのうち、カスタムの職員が何人か来たので、ヨットで明日出国するんですけど、ここで手続きできますか、と聞きました。そのうち全員が英語がわかるわけではなく、比較的若手の職員が英語がわかり「エージェントを使いますか?自分でやりますか?」と聞いてきたんで「自分でやります。」と答えました。「ではパスポート、トランジットログを出してください。」と言われたので、あ、ここでやってもらえるんだ、と思い書類を渡しました。トランジットログをぺらぺらめくり最後のページを指して「ここに記入してください。」と言われたので、記入。入国の際はエージェントがすでに記入していたものでした。それから今度は別の係員がパスポートをチェック。日本のパスポートを見て私に「こんにちは!元気ですか?」と日本語で聞いてきました。なごやかな雰囲気になってなにやら手続きが進んでいます。なんかこのままの流れで出国手続きが進んでいるよう。ま、明日には出国してもいいかなって思ってので、丁度いいかな。
税関のパソコンがなかなか立ち上がらなかったりして、1時間ぐらいその建物の中にいましたが最終的に出国スタンプを押してもらいました。その後若い方の係員がまた別の書類を持ってきて「この書類はいつ出国するかの宣誓書です。出国の日付と署名をここに。」と言われたので主人が、翌日19日の日付を書こうとしたら、ここで誤解が生じていることがわかりました。私達は最初から「明日」つまり19日の朝出国するつもりで、手続き自体をすぐにやるつもりはなかったのですが、やり方を聞いておこう、今日のうちに出来ることがあるならやっておこう、程度の気持ちだったのですが、「明日出国」という部分が忘れ去られていて、18日のうちに出国する手続きが進められていたのですね。その時点ですでにパスポートが出国のスタンプが押されてしまっていたので、街の中には行けないと言われました。さらにトランジットログはまず最初にハーバーオーソリティーの所にいって、やることがあったのに、そのスタンプが捺されていないのに「トランジットログキャンセル」の手続きをされちゃったんです。そうなると、湾内といはいえトルコ海域に係留していることができないらしいのです。こんな誤解が生じたのは、英語はわかったけど、ちゃんと確認しなかった例の若い係員のミスだと思います。だいたい出国は19日って言ってたのに。その英語がわかる係員はずっとその場にいたわけではなく、知り合いが会いに来ていたのか、連れてきた子供と遊んだりしてなんか注意散漫な感じだった!
ギリシャでは出国手続き完了から24時間以内に出国すればよかったので、早朝出発の場合などは必然的に前日手続きをするんですよ。トルコも同じなのかなって思ってましたが、どうも違うみたい。さらに、カスタムのワーフに係留したまま翌朝までいられるかどうか、バース代を払えばいいよ、と言われたかと思ったら、税関責任者がダメだといった(確認してから提案してこいよ!って思いました。)とか、もう何回もコロコロ話が変わるんですよね。それで、その時点でもハーバーオーソリティーに行く必要があること知らなかったので、その場で手続きが全部済むなら、もうこのままレスボス島に出発するよ、って思い始めました。で、「じゃ、今から出ます。」と言ったらその後で「じゃ、これからハーバーマスターの所にいってきて。」とやっと言われたんです。その時点ですでに午後1時半。なんですと???まだやることあったの?だったら出発が超おそくなっちゃうじゃないか!で、すったもんだの挙句、結局、一旦出国手続きをキャンセルして、ハーバーマスターの所に行き、翌日19日に再度またそこへ来て、出国手続きをやり直すことになりました。
最初からちゃんと説明してくれればいいのに~!!!!
で、一旦ワーフから離れ、アンカリングしようとしていた場所に移動し、すぐにテンダーで上陸しました。ハーバーマスターの場所は日本語挨拶の係員が、グーグルマップ上で「このあたりだよ。」と教えてくれました。その係員が私達に同情的で本当に助かりました。誤解をしたのが、税関職員の方だってわかってくれたので、とても協力的だったのです。本来だったら一旦キャンセルされたトランジットログではトルコに滞在できないから、再度新しいものを申請してすぐにまたキャンセルしてもらうっていうことになるみたいなんです。そうなれば有料です。
で、ハーバーマスターの所に行ったら案の定「トランジットログ、キャンセルになってますよ。」と言われました。で、誤解があったのでカスタムの人が大丈夫と言いました、と言うと電話をし、おそらく例の日本語挨拶職員と話したのでしょう。問題なく手続き完了。追加料金なしでした。
すでに午後3時となっており、もうお腹がすごく空いてました。でもトランジットログの部分が解決したし、出国手続きもキャンセルになっているので、合法的に街中を歩けます。
ここの木曜マーケットはとても規模大きく、前回はほんの一部しかいってなかったことがわかりました。まだ行ってなかった路地が沢山ありました。売っているものは同じような感じでしたけどね。
8月19日(金):風がない穏やかな夜だということもありましたが、本当に波まったくなしの朝。
前日と同じ日本語挨拶の係員が、パスポートチェックをして再度出国のスタンプを捺してくれました。その後、トランジットログをカスタム責任者に提出して、やっと全ての手続き完了です。トランジットログは残りページは返却されました。
で、さあ出発という時に係留を手伝ってくれたスタッフから「ワーフ使用料をいただきます。」と言われ・・・・え~?もしかしてて、アンカリングしたままテンダー上陸だったら無料だったの?と思いつつ、料金は400リラだったので、ま、いいか、となりました。キャッシュはマーケットで使い切っていたので、クレジットカードで、とも思いましたがユーロでもいいよってことだったので25ユーロ現金で払いました。ちゃんと領収書はくれましたけどね。フェティエの時はワーフ使用代なんかかからなかったけどねぇ。ただ、税関ワーフは黄色のペンキが塗られているんですが、Ayvalikではそれがなかったので、地元のワーフ会社から場所を借りているだけなのかもしれません。
ということで、やっとトルコを出国し、ギリシャ入国のためにレスボス島に向かいます。
この続きは明日21日のブログでどうぞ!
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