皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
8月3日は待望のイスタンブール有名どころ観光。ブルーモスクにアヤソフィア、グランバザールに行ってきました・・・がちょっぴりがっかりな部分も。期待しすぎはよくないのかな。
ホテルの朝ごはん。トルコ風朝食バフェ。内容はどこも同じですが、毎日食べていても飽きない私。
イスタンブールは大都会なので、観光ですが数カ月ぶりにお化粧していくことにしました。これまで行ってきた田舎とか地方の都会よりも、イスタンブールって都会の割にはイスラム教色が強いみたいだし、モスクに行く時はドレスコードがありますからね。いつもの短パンはご法度。
前日ホテルの近くのお店でゲットした、コットンパンツ。150リラでした。涼しくてとっても気に入ってます。モスクの中では女性は膝や方を出してはいけいのです。上は長そでシャツ。水着の上にさらっと羽織るシャツですが、涼しいし日よけにもなり、このパンツに合わせるのにぴったり。ちなみに主人も長ズボンが必要ということで、偽ナイキの涼し気なパンツを買いました。180リラ。やっすぅ~!!バーゲン大好きな私達。
9時ちょっと過ぎにホテルを出て路面バスの駅に向かいます。グーグルで行き方を調べ、ルートをスクショしておきました。改札のセキュリティーにそれを見せてプラットフォームの場所を教えてもらいました。バスが来た時も近くに並んでいる人に降りるバス停名を見せて、そのバスに乗っていいか聞きました。これなら言葉がわからなくても完璧だった!9時半には無事乗車!降りるバス停が終点のバスが来たので、気にせず乗れました。公共交通機関内ではマスク着用義務があるはずですが、半分以上の人はマスクをしていませんでした。イスタンブールに来てからは人込みでは、私達はマスクを着用しています。自衛ですから。
バス内にも路線図があるので、確認できます。通常のバスだとバス停がどこで降りていいかわからないのですが、この専用バスレーンバスは(正式名不明。)はバス停が電車の駅みたいだから名前がわかります。なので降りる一個前の駅名を気にしていれば間違える心配もありません。
次は路面電車に乗り換えです。乗り換え駅はバス停駅から見えるぐらいの場所なのですぐわかりました。今度もスクショを見せてどっちのプラットフォームに入ればいいか、若いお兄さんに聞きました。この駅からブルーモスク(スルタン・アフメトモスク)に行くので降り駅の名前「スルタン・アフメト駅」の事がすぐわかるのように書かれていました。トルコ語はギリシャ語と違ってほぼアルファベットと同じ(たまにCやSににょろっと尻尾みたいのがついてますけど)なので、駅名とかが読めるのがありがたいです。2年ちょっとギリシャにいてもさっぱりギリシャ語のアルファベットが覚えられない私ですが、1カ月ちょっとでトルコ語の方がわかるようになってきました。
かなり混んでいて、思い切って乗らないと乗れないぐらいでした。
30分ぐらい乗ったかな。やっと着きました。ホテルを出てから、時間的にはウロウロしている時間を含めて1時間弱ぐらいかかりましたが、バス、電車が次々来たので、待つ時間がなくとてもスムーズに来れました。
あれが通称ブルーモスクと呼ばれるもの。
メンテナンス中のようでテントで囲まれていてほとんど様子がわからず。
中に入って行くと、服装ルールのサインがありました。スカーフを持っていない人や、膝が出ている人などはロングスカートやカッパみたいな上着を貸出していました。
中はこの大聖堂みたいな場所しか見れませんでした。メンテナンス工事は今年の今頃には終了しているとネットに書かれていましたが、まだまだやっている最中みたい。鉄筋の足場が張めぐされているので、モスクっていうより、工事現場みたい。
こんな感じだから、残念ながらそれほど感動することはありませんでした。
天井は確かに美しいですけどねぇ~。
以下ウィキペディアからの説明です。
「スルタンアフメト・モスクは、トルコのイスタンブールを代表するモスクで、世界遺産であるイスタンブール歴史地域の歴史的建造物群のひとつ。オスマン帝国の第14代スルタン・アフメト1世によって1609年から1616年の7年の歳月をかけて建造された。設計はメフメト・アー。『世界で最も美しいモスク』と評される。」 ウィキペディア引用
ね、これでは壁のステンドグラスもほとんど見られなかったし、足場で隠されている場所がほとんどで、なんだこれだけかって思わずにいられませんでした。工事が予定より遅れているのかな。
出口から振り返ったところ。入場料はなかったので、しょうがないかって思いましたが期待していたので、その分がっかりが大きかった。
遠方から見た方がきれいですね。
次はすぐ近くのアヤ・ソフィア。これはもともとギリシャ正教のキリスト教会だったのをオスマントルコ帝国になってから、モスクに変えちゃったものです。
近づいてみるとこの長蛇の列。どうも入場を待つ列のよう。一瞬ひるんだのですが、ブルーモスクがちょっとがっかりだったので、リベンジ的にここは絶対外せないと思いました。それにこんなに行列があるぐらいだし。ちなみにブルーモスクは人気がなかったのか、こんな風に行列は出てきておりませんでした。
以下ウィキペディアから引用
アヤソフィア(トルコ語:Ayasofya Camii、古典ギリシア語:Ἁγία Σοφία (Hagia Sophiā)、現代ギリシア語:Αγία Σοφία (Agia Sophia) /aʝa sofja/)は、トルコ共和国のイスタンブールにあるモスク。2020年7月までは[1]博物館[2]であった。元々は東ローマ帝国(ビザンツ帝国、ビザンティン帝国)時代に首都コンスタンティノープルで建てられたキリスト教正教会の大聖堂を起源とし、帝国第一の格式を誇る教会、コンスタンティノープル総主教座の所在地であった[3]が、1204年から1261年まではラテン帝国支配下においてローマ・カトリックの教徒大聖堂とされていた。その後はオスマン帝国によるコンスタンティノープルの陥落が起きた1453年5月29日から1931年までの長期間にわたりイスラム教モスクとして改築を繰り返し使用されて現在の特徴的な姿となった[4]。トルコ共和国政府は1935年2月1日、世俗的な博物館(トルコ語: Ayasofya Müzesi)[5]とし、それが2020年7月まで続いた。
東ローマ帝国の代表的な遺構であり、しばしばビザンティン建築の最高傑作と評価される。その歴史と威容から、キリスト教建築物でありながらオスマン帝国の時代においても第一級の格式を誇るモスクとして利用された。日本語では慣用的に「ハギア・ソフィア」と呼称されるが、厳密にはトルコ語読みは「アヤソフャ」、古典ギリシア語読みは「ハギア・ソピアー」、現代ギリシア語読みでは「アイア・ソフィア」に近い。正教会では「アギア・ソフィア大聖堂」と呼ばれ、「ハギア・ソフィア大聖堂」と表記されることも多い。ー引用終わり
画面奥の方が最後尾です。入り口付近までたどり着くのに30分かかりましたが、途中で団体で並んでいたグループが諦めて列から出ていったりしたので、もしかしたら速い方だったのかも。
入り口。ブルーモスク同様、入り口で靴を脱ぎます。この時点では服装チェック後。
中に入ると、確かに教会だった頃の面影を感じました。でもそれを打ち消すかのようにでっかいコーランに出てくる文字があっちこちに眼にはいってきました。
このちょっと前に「カレン」を二人も見た!カレンっていうのは、You Tubeとかに動画が出ていますが、だいたい白人の女性で非常識なクレームをつけるクレーマーの代名詞なのです。カレン自体は普通の女性の名前なんですが、今では非常識女性を意味する英語となっています。で、私が見た「カレン」は、モスクに入るためのヘッドスカーフを否定する発言をして、靴を脱ぐ場所でヘッドスカーフを取っていた女性二人。「女性を抑圧する象徴だから私はそういうネガティブなことは受け付けない主義。」って言ってました。アメリカ人白人女性。だったら、来るな!って思わず心の中で叫んだ私。強制的に来させられたわけじゃないんだから最初からイスラムのルールに同意できなければ入ってこなければいいわけです。一般人が入れても、機能しているモスクです。お祈りをしている人だっているんですよ。観光施設じゃないです。でもきっとイスタンブールに来たからには見たかったんでしょうね。だけどヘッドスカーフは「私の主義に合わない。」からチェックポイントを過ぎてから外す。(チェックポイントがちゃんとあって、セキュリティーがいます。)下駄箱エリアですが、そこは室内なので服装ルールが適応されている場所です。ちなみに、実際にモスクに入ってからもチェックの人がいて、別の白人女性がスカーフをネッカチーフ状態にしていたのを注意されていました。おそらく二人の「カレン」はモスク内では仕方なしにヘッドスカーフをして、一歩外に出た途端に外したんでしょう。非常識な言い訳をしながらね。思わず写真を撮って「カレン発見」としてインスタとかに載せようかなって思いましたが、見つかるとカレン達の逆襲は怖いので、小心者の私は主人に「あれひどいよねぇ。カレンだよ。」と愚痴っただけでした。
さすが行列ができるぐらい。見ごたえばっちりです。本当に美しかった!
このステンドグラスとかは本当に教会を思い起こさせます。
下駄箱エリアに1匹の猫ちゃん。モスク猫ちゃん?!可愛かった。触れても全然気にしてませんでした。
もう一か所近くに宮殿があるんですが、主人が「もうモスク関係は十分だ。バザール行くぞ」と言いました。もともとこの日はブルーモスク、アヤソフィヤにグランバザールの予定だったのでスケジュール通り。
グランバザールまでは徒歩15分ほどでした。途中の道にもお店が沢山あって退屈しません。この通りはイスラム教の女性にとったら原宿か表参道ってところ?イスラムのドレスコードに沿った洋服のお店が連なっていました。長袖ロングスカートが基本ですが、デザインが豊富で「これなら日本でも着れるね。」と思うデザインの服も沢山ありましたよ。
そうこうするうちに、グランバザールのサインが見えてきた!
まずは入り口付近は宝石店のお店郡みたいで、もうキラキラでまぶしいぐらいでした。
何十件と宝石店がならんでいて、本当に目がくらんだ!けど宝石には興味がないので、私には目の保養にもなりませんでしたけど。
意外だったのは、こういうトラディッショナルな洋服とかのお店が、ここ1軒ぐらいしかみかけなかったこと。かなり何時間もいたので、ほぼ全部の通りをもれなく歩いたと思いますが、他には似たようなお店がありませんでした。
思っていたよりも通路が広くてごちゃごちゃ感がありません。
それと思ったほどお店の種類にバラエティがなかったこと。宝石店、偽ブランド革製品のお店、スカーフのお店が大半を占めていて、次がお土産物屋さん、ティーカップとかを売っているお店、Tシャツなどを売っているお店、という感じ。トルコ紅茶用のティーカップはお土産に買いたかったので、探しておりました。最初眺めていたら1セット750リラって言ったんですけど、離れようとしたらすぐに650リラに負けるよってお店の人から割引きオファー。それでも別のお店を見たいと思ったので一旦引き上げました。でも他のお店では同じデザインは売っておらず、最初に見たものが一番作りも良いことがわかりました。それとお値段もだいたいこれぐらいまでなら値引きするなっていうのもわかりました。ただ、半額にはならないようでした。物によるみたい。で、最初のお店に行って、最終的に600リラでOKすることに。作りがとてもよかったのと、装飾も手が込んでいておしゃれでした。他の物凄く安くしてくれるデザインと比べたら、比べ物にならないほど素敵だったのです。なので600リラ=60オーストラリアドルで大満足でした。
朝ホテルを出てからずっと歩いてたので、一旦休憩。バザール内でもおしゃれな感じのカフェを発見。
席の後ろに古いティーポットが壁にくっついてました。
休憩後再びバザール観光開始。
そのうち「Old Bazar」という看板を見つけて入ってみると路地が狭くなっていて、私がイメージしていたバザールみたいな場所になりました。
売っているものは、相変わらずスカーフとか宝石、革製品ですが、雰囲気がちょっと違いました。さっきのは新しい建物だったのかしら。
天井の模様がきれい。新しい方は白っぽい感じで清潔感はありましたが、あまり趣はなかった。
革製品のお店には毛皮とかジャケットを売っているお店も沢山あって、品質がとてもいいのはわかりました。でも今の私達には不要なもの。20年ぐらい前の私だったら、絶対買ってただろうなぁ。ラムスキンのバックとかも、偽ブランドではなくトルコのオリジナルブランドらしきお店があって、デザインもおしゃれなものが結構ありました。お値段的にも日本円にして15000円ぐらいだったので、非常にお値打ちでした。多分同じような品質のものを日本で買おうとしたら3万円は下らないだろうなと思います。でも、今の私にはそれも不要。だからお値打ちなものがあっても、結局私たちが買いたいと思うものは、ほとんどありませんでした。ヨット生活だからねぇ毛皮コートを着ていく機会もないし、おしゃれなバッグも潮にさらされた意味ないしね。ただ、パッシーミナのショールはお土産用に複数買いしましたよ。交渉の結果、最初1個の値段だったものからちょっと高い程度で3個ゲットしました。ま、それでも利益が出るからOKしたんでしょうけどね。別物で、私が値切りすぎて交渉決裂となったものもありました。予算があったので、その値段で買えなかければ買わないつもりだったから、やめておきましたけど。どこまで値下げできるのかのいい目安となりました。
グランバザールも最低2回ぐらい巡回したようなので、帰ることに。帰り道の外の出店が案外面白かった。他の街でよくみたバザールと同じような、衣料品のお店が多かったですが、そのうちに問屋街みたいな場所に行きつきました。
グランバザールは思っていた以上にハイソなお店が多く、宝石とか革製品をとかを探してたらきっともっと楽しかったんだろうなって思いました。イメージしていたのとちょっと違ってた。もっとごちゃごちゃ蚤の市みたいな感じかなって想像していたんですよね。さらに思っていたほど混雑していなかったのと、お客さんも見ている人がほとんどで、実際にショッピングしていそうな人を見かけなかったのです。ショッピングバッグを下げて歩いている人がほとんどいませんでした。みんな見ているだけっていう感じだった。時間的なものもあるかもしれませんが、お店の人が、こちらが値切る前にいきなり値下げしてきたり、「いくならなら買いたいですか?」と聞いてきたり、かなり強引な感じを印象だったりで、売れなくて苦労してそうな感じを受けました。コロナの影響で観光客がまだ完全には戻ってきていないのかな。
午後4時過ぎにホテルに無事戻りました。路面電車、バスを乗り継いで中心街まで行きましたがスムーズに移動できて良かった。車だったらかなりストレスだっただろうなぁ。渋滞が本当にひどかったです。それと、思ったよりも乗車料金高かった。というよりネットに書かれていた時から値上がりしていたようです。30リラあれば余るぐらいかなと思ってたら、片道18リラぐら使ったみたいで、帰りが分が不足してしまい、乗り換え時に自販機でトップアップしました。マシンだとお釣りが出ないので、50リラ札は1枚しかなく、主人のカードだけトップアップしました。1枚のカードで複数人使用できるんですね。私のは夕食の後で100リラ札を崩してから4日の出発前にチャージすることにしました。というのは、前日カードをゲットした時にチャージしてくれたキオスクに行ったら、別のおっさんがいて、そのおっさんは「ここではチャージしない」って断っていたんです。私達の前にいたトルコ人の人にも断っていたので、やる気がなかったんですね。ま、機械でのやり方もわかったからいいけどね。
ホテルに帰ってから、少し休憩してまた夕食に出かけました。前日行った場所とは違う大衆食堂に行きました。セルフサービスのカフェテリアみたいなお店を見つけて、興味があったんです。トレーをもって、あれください、これくださいってお皿にとってもらい最後にお会計するタイプ。
かなり種類があって、試したいものが沢山ありました。
で二人でゲットしたのはこれだけ。ライス、鶏もも肉、マッシュルーム煮物、
チキンドラムスティック、豆腐無マーボナスみたいなものに、トマトビーンズ。合計イクラだと思いますか?!これまでで最安値。この写真には写っていないけどミルクプリンみたいなデザートに水にソフトドリンク込みで全部でたったの153リラ!セルフサービスと言えどもお味はどれも美味しかったのですよ。
お店の奥にもテーブルがあって、すごくにぎわってました。男性一人で来ている人も多かったけど、家族連れもいました。お巡りさんのグループも来ていた。毎日来てもこのお値段なら自分で作るより安いんじゃないって感じ。
他でも、だんだんトルコでのお値打ちな楽しみ方がわかってきました。銀行が沢山あって、ほとんどの銀行でオーストラリアのATMカードが使えるんですが、銀行によって手数料がかなり違うんです。その中でこのGaranti銀行が一番レートがいいのがわかりました。クローバーのマークを見ると「あ、ここでリラをおろしておこう」と思います。私達はオーストラリアの銀行口座から、リラをキャッシングしているので、別の外貨だったらもしかしたらこの銀行が一番ではないかもしれませんけど。
お腹いっぱいになってホテルに戻ります。本当に賑やかな街だなぁ。
あれが路面バスと電車の駅に続く陸橋。反対側には高層住宅街が立ち並んでいます。ベッドタウンなんでしょうね。普通のトルコの都会の風景かな。
イスタンブール観光第2日目もまた同じ場所に戻って、網羅できなかったトプカピ宮殿に行ってみたいと思います。
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