2022年8月3日水曜日

バスが通っているんですけど電車の駅!!こんないいアイディア目から鱗ートルコ陸路の旅日記TekirdagーIstanbul

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!





8月2日はいよいよイスタンブールに向けて移動しました!イスタンブールの郊外から大きな道路の真ん中に「トラムかな」って思ってたらバスが走っていて驚きましたよ。よく考えてみたら、これすごいいいアイディアじゃないか!またしてもトルコに対して、目から鱗の発見をしました。


8月2日テキルダーのブティックホテルで朝食。

一階がカフェになっていてそこで朝食です。でも私たちがいた間にカフェにお客さんがいたのは見たことがない。

家族経営のようで、前日はみかけなかったおばさん(ここのお母さんと思われる。)が朝食を運んできてくれました。この他にパンとトルコ紅茶がつきます。主人が「トルコ風コーヒーありますか?追加お支払いしますので、ください。」と言ったら、サービスで出してくれました。すでに朝食込みの宿泊代は支払い済みなのです。トルコのコーヒー、やっぱ濃くて苦かった!私はちょっと口をつけただけですけど、それでもう充分でした。ただでさえコーヒー飲めない私なのです。

テキルダーからイスタンブールまでは2時間ぐらいなんですが、途中でビーチ寄って行こうと思ったので有料道路を通らずに行きました。その方がドライブが楽しいし。

10時半ごろにはこの看板が見えてきた。

イスタンブール周辺ですが、ずっとマンション群が続ていていて、一見どこの国の都会なのかわからない感じなんですが、その中にモスクのタワーが見えるのが「トルコ」らしい。このタワーにはスピーカーがついていてここから定期的にお祈りの声が聞こえるんですよね。夜は10時過ぎ、それと夜明けにも1回聞こえてきて、大音量だったりするのでその都度起こされていたんです。でもテキルダーの夜は、遠くでかすかに聞こえた程度。つまり、モスクが近くにないということ。田舎にいた時は、もう日本でいう町内に一つどころか、隣組ごとに一つ的な密度でモスクがあったので、どこにいてもすぐ近くにモスクがありました。さらに、お祈りの大音量ぶりがすごかったのです。おかげでちょっと寝不足が続いてました。多分それで毎日お昼寝が必要だったんだと思います。でも都会のテキルダーでは遠くにかすかに聞こえた程度。4月にイズマルに来た時も、大音量では聞こえなかったので、やっぱり都会では音量を控えているのかしら?それとも1モスク辺りのカバー範囲が広いのかしら。トルコは意外にイスラム教じゃない人の人口も多いらしいので、都会の方がイスラム教じゃない人が多いのかしら。いずれにしても夜明けに起こされることがないのはありがたいです。

ちょっと古めのマンションですが、きれいに色が塗ってありポップな感じになっていました。

丁度このあたり。もうすぐイスタンブール。でもその前にビーチに寄ろうとしておりました。でも都会に近いビーチは、フェンスで囲まれていて入場料も払わないといけない「海水浴場」だったので、ドボンとしか入らない私達には向いてないと思い、駐車場に入ったけど出てきた!駐車場代は1ドル50セントなので気にしません。

イスタンブールまで20キロぐらいの郊外ですが、大都会です!


道路の両側には大きなショッピングセンターが何か所もつらなっていました。

この陸橋を見た時、最初電車の駅が道路に平行してあると思ってました。都会の真ん中だからとラムかなって思ってたんですね。

本当に見渡す限り、マンション群に高層タワーマンションも見える。

わお、またでっかいショッピングセンターがあるよ!と思って、はっと気が付いたのは、トラムまたは電車だと思ってたのが、なんかバスみたいな形なんですよ。

反対側にもショッピングセンターがあるよぉ~!!

よくみるとバス。線路もなくフェンスの中は普通の道路でした。

でもバス停というよりは、立派に電車の駅でプラットフォームみたいになっています。

道路も片側3車線とかあって大きいんですが、渋滞もすごいんです。これ渋滞対策用の完全バス専用レーンなんですね。これ物凄く賢いアイディアだと思いました。シドニーも10年ぐらい前から街のど真ん中の目抜き通りの渋滞緩和のため、大昔に廃止した路面電車を復活させ始めていて、やっと一昨年ぐらいに完成したんです。それでバスがその通りは廃止になったのですが、トラムですから、道路に線路を敷いたり、新しく駅を作ったり、といろいろ専用設備が必要で工事にすごく時間がかかってたんです。おまけにトラムも新しくスペインから買って(なんでスペイン?って感じですが。安かったんでしょうね。)スタートしたんですけど、一年目からトラムの故障が相次いでおります。莫大な費用がかかったわけですよね。でもこんな風に普通の道路にフェンスを設置するだけで、バスは普通に走っているものですから新しくどっかから買ってくることもないし、製造する必要もありません。道路は普通の道路ですから線路を設置する必要もありません。唯一、バス停(駅?)ごとに陸橋は必要になりますが、線路を引く工事と比べたら、陸橋を作る方が工事中の道路への影響は少ない気がします。(シドニーは道路工事中、物凄い不便でした。)
何でこの方法、気がつかなったかのかなぁ。シドニーもこれにすればよかったのにぃ~!って主人と二人で物凄く感心しちゃいました。専用レーンだから、同じ方向行のバスが何台も連なっているので、時刻表とか必要なさそうでした。すごいねぇトルコ。本当に見直すことが沢山ある!NATOでもますます発言力が強くなりそうだしねぇ。トルコ、これから目が離せない国になるかも。

イスタンブール滞在中に泊るのはホリデーイン系列のホテルです。地理が今一つわかっていなくて予約したので、着いてみたら中心地まで10キロちょっとある場所でした。

お部屋は清潔でモダンな感じ。ちょっといい感じのビジネスホテルっていう感じかな。



で、最初思っていたほどイスタンブール中心地に近くなかったのでがっかりしたんですけど、ここまでの道のり、交通渋滞が物凄くて来るまで観光エリアまで行くのは絶対無理だ、と思いました。徒歩で行ける距離に泊れていればいいんですけど、それだと物凄くホテル代が高いので、お値打ちな場所を見つけたと思ってたら、距離があった!

ホテルの周りも十分繁華街で、物凄い都会です。で、すぐ近くに例の路面バスの駅があったんですね。有名なアヤソフィヤとかブルーモスク、グランドバザールまでこの路面バスと電車を乗り継いでいけば簡単に行けそうでした。主人もホテルにたどり着くのに何回も道を間違えてしまい、大変な思いをしたので来るまでは中心地に行きたくないとのこと。渋滞がもっとひどいらしいし。

取り合えずランチをしにぶらぶら歩いていると、あるある!例のトルコ大衆食堂!(と勝手に名付けております。

私はライス、チキンスープにおナスのピリ辛トマト煮。(トルコに来てから本当にナスが好きになりました。)主人はドーナーケバブ。ジュース、水、それとデザートに紅茶もオーダーしてなんと全部でたったの170リラ!これ嬉しすぎ。

物凄い活気があります。

お店も沢山あって、歩いてるだけで面白い。


ランチ後一旦ホテルに戻り、公共交通機関を使って移動する方法を調べました。タクシー以外の交通機関共通のカードがあることがわかり、最寄りのメトロ(専用レーンバス)の駅の自動販売機で買えるみたいでしたが、自販機を見に行ったら、沢山人が並んでいたのでわけがわからない私たちがもたもたしては申し訳ないなぁっていう雰囲気だっだんですね。でもその後、駅前広場のキオスクでも買えることを発見。このカードは50リラ(昨年まで20リラだったみたい。値上がり具合がえぐい。)で、それはカード代だけ。乗車代は含まれておりません。でもその場で乗車代をチャージしてもらえるとのことで、取り合えず30リラチャージしておきました。ちょっと余るかもしれませんが、30リラってオーストラリアドルではたったの3ドルだから無駄になっても気になりません。ちなみに、市内中心までいくとだいたい8リラぐらいかかるようでした。私達がゲットできるのは旅行者カードで、住人用より高いのですが、1回づつ切符を買うより断然安くなるんですよね。だから2回ぐらい乗ったら最初の50リラは元が取れそうです。チャージも機械でやると訳が分からずもたもたすると思うけど、キオスクのおじさんにやってもらえることがわかったので、楽々!キオスクはあまり混んでいませんでした。

ということで切符を買う手間がなくなったので、バス電車の乗車が俄然簡単に思えてきました。最初は徒歩で有名観光スポットに行ける距離に泊れなくて、ちょっぴりがっかりしてましたが、地元の電車とかバスに乗るのも楽しいと思います。そうしたらこのホテルの場所が、気に入ってきました。周りには面白いお店も多いし!あ、すぐ隣に大手スーパーのミグロスがあるので、ジュースとかヨーグルトとかお菓子とか早速仕入れてきました。3日も泊るしね。

ということで、2日の夜は遅めのランチだったのもあり、夜はフルーツとかペイストリーとかでお部屋で済ませました。明日(3日)は一日おでかけなので、体力を温存しておかなければ!

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