2022年8月2日火曜日

トルコは予想外に近代的しかも成長中の国かもートルコ陸路の旅日記ーTekirdag

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!




トルコに来てからもうすぐ6週間近くになります。最初はセーリングで移動だったので海沿いしか見ることができませんでしたが、陸路の旅を始めて、予想外にトルコが近代的な国で成長中の国だという感想を持ち始めました。


アジア側とヨーロッパ側を結ぶ海峡の渡るとても立派な橋

8月1日(月):この日はエジェバトとイスタンブールまでの半分ぐらいの場所にあるTekirdag(テキルダー)という海辺の街まで行きます。ドライブ時間は例によって2時間ぐらい160キロメートル。イスタンブールまで4時間、300キロメートルほどなので一気に行けなくもない距離ですが、途中の何気ない普通のトルコの街を通過するのを楽しんでいます。自分達だけで行くドライブ旅行でもない限り、普通なら観光地から観光地に直行しちゃうから、見逃してしまう部分ですよね。ダーダネルス海峡を越したマルマラ海沿いの街です。ちなみに、ダーダネルス海峡沿いには「ガリボル」という街があるんですが、「ガリポリの戦い」とされている割には実際に戦地になったAnzac湾とは全く違う場所なんですよね。なんでかなって不思議。最終的に占領しようと思っていた場所だからかなぁ。

途中高速に入ったのですが、できたばかりからなのか、有料じゃない道路が近くに通っているからか、ガラガラでした。

陸路の旅をしながら、有料道路以外でも大半の道路はとてもきれいに整備されていて感心しきりです。勿論昔ながらの田舎町の市街地の道路は石畳になっていますが、沿岸に新興住宅地街が沢山できていて、そいう場所を結ぶ道路はすごくきれいです。

給油のためサービスステーションに入りました。オーストラリアではスタンドは全てセルフですが、ギリシャでもトルコでもちゃんとスタッフが給油してくれます。さらにこのスタンドではフロントガラスもきれに洗ってくれました。

あっちがさっきのガソリンスタンド。こっち側はトイレがあるサービスエリア。

主人のお目当てはバーガーキング。他にもカフェの看板がありましたが、営業開始しているのはバーガーキングだけ。久しぶりなので私も同意して、ここで朝ご飯です。

他には誰もお客さんいません。朝ごはんといってもすでに11時ちょっと前なのでランチ兼用。

ダブルチーズバーガーセット。パンのサイズが普通のより小さいですよ、と言われましたが、普通のマクドナルドのパンのサイズでした。あ、そうかバーガーキングのはもっと大きいサイズの方が有名だもんね。でもこれで十分。セット二つで135リラ。安いねぇ。オーストラリアだと1セットでこのぐらいの値段しちゃいます。ファーストフードは今やオーストラリアでは「安い」とは言えません。

出発前にお手洗いに行きました。新しいから清潔で気持ちいい。しかもこれ、女性用トイレだけのスペースなのです。入口を入ると向かって左側におむつ替えコーナー。このおむつ替えコーナーは結構重要視されているのか、Anzacの記念碑とかを見学に行ったとき、お手洗いがある大きな記念碑の場所にも必ずこれはあったんですが、トイレに隣接されておらず、なぜかセキュリティーの事務所に繋がってこの部屋があったんですよね。

正面がお祈りの部屋。イスラム教の国ならでは。

そしてやっと普通のトイレです。洗面スペースもすごく広い。

個室も沢山あってきれいでした。驚いたのは、別サービスエリアに立ち寄った時のこと。どこもサービスエリアは同じだと思ったので特に写真を撮ることはないだろうと、携帯をもっていかなかったのが悔やまれました。

その場所はサービスエリアはまだ工事中で完成してなかったので、ガソリンスタンドのマーケットの中にトイレがあったのですが、まずすべて自動ドア。ドアに触れることなく、出る時は手をかざすと扉が開きます。個室のトイレのドアも自動。しかも、便座全体にビニールカバーがされていて、手をかざすと、そのビニールがぐるっと一周して新しいものが出てくるんですね!こんなの日本でも見たことないなぁ!紙の便座シートが設置されている場所は何か所みましたが、ビニールで自動っていうのは初めて見た!すごいぞトルコ!オーストラリアよりも発達しているじゃないか!!!

なんかトルコには申し訳ないんですが、オーストラリアの方が西側諸国の一員だし先進国だと思ってたんで、トルコの方が遅れているイメージをもっていました。これは私自身のトルコに対する知識が無知すぎるからで、もしかしたらご存知だった方も沢山いらっしゃるのかもしれません。でも少なくとも私の日本の家族や知り合いも、ここにいたらきっと「トルコ案外すごいじゃん!」って驚くと思うんですね。

現在はウクライナとソ連の間にたって、物資輸送の経路を提供する重要な役割を担おうとしています。大昔からトルコは国際舞台で結構重要な役割を果たしている国なんですね。そういう情報が日常的にヨーロッパ以外では流れてこないからかな。確かにオーストラリアにいた時は、ウクライナ戦争という大きな出来事がなければトルコに関するニュースは報道されなかっただろうし。アンザック・デーの式典に絡んでぐらしか、記憶にないし。


あっという間にテキルダーの街に着きました。おお~ここも新興住宅街の最近発展してきた町っていう感じ。

そしてあれがマルマラ海か。

まずは海岸線を見学。とても穏やかな日だったからか、海がまっ平。

沖には入港待ちの貨物船が何隻もアンカリングしていました。

ここは博物館らしいのですが、残念ながら月曜日はどこもお休みでした。

街の中を見に行こうとと思い駐車場を探したら、地下駐車場がありました。30分たったの7リラだって!70セント!シドニーじゃあり得ない!30分で3000円とか当たり前なのです。入口ではチケットなど出なくてスルーできました。ということはカメラでナンバーを認識しているタイプですね。お~これは日本では当たり前かもですが、ギリシャでも経験していないし、オーストラリアでもまだないと思う。


こぎれいな広場がありますね。この付近は大きなモスクとか公営の場所みたいな建物があったので、市民の憩いの場にしようという姿勢?

あっち方面が商店街ぽい。

チャナッカレみたいに、道路の両側にお店がぎっしりでした。観光客らしき人達は見当たらず、普通の「トルコの都会」なんでしょうね。この辺りは道がごちゃごちゃしていたので、旧市街地の名残かな。お店はごく普通のものばかりだったので、特に興味を引くものはありませんでしたが、ちょっと郊外にでっかいショッピングセンターがあるようです。

商店街からほど遠くない場所に、宿泊先がありました。ブティックホテルということでしたが、一階がお店でその上がホテルになっています。お店のおやじさんと息子さんらしき人が一回のカフェらしき場所にいて、そこでチェックイン。ブティックホテルって名前についてるけど、素朴な感じでした。お部屋は清潔でいい感じでしたよ。(写真撮る前に荷物広げてしまったので、画像はなし。)

お昼寝ご、涼しくなってから行動開始。ディナーのお店まで徒歩10分弱なので歩いていきます。ホテルのすぐ前が公園になっていて、涼しくなってきたので昼間よりも人出がありました。遊具で遊ぶ子供たちも。

路地の坂道を降りたら、昼間車で通った沿岸の道路に出ました。このあたり、マンションが立ち並ぶ新興住宅街って感じなのです。道もきれいだし、緑も両側に沢山あり、「計画して作った新しい街」の雰囲気が出ていました。

グーグルで調べたお店。トルコ料理のお店ですがモダンな感じ。


お店の雰囲気もおしゃれ。

海沿いに広がる公園地帯が見えます。

冷たい前菜。もうこれ本当に美味しくて、いつかメインを頼まず前菜だけ沢山オーダーしてみたい!


ビーフは本当にトルコ美味しい!柔らかでした。でも焼き加減とかは聞いてもらえず、気がついてから慌てて「ミディアムレアにしてください」と言ったんですが、ちょっと遅かった!私達的には焼きすぎだったんですが、お肉の質がいいせいか、柔らかくて美味しかったです。

この信号機全体の色が変わるから遠方からでも見やすい!


遊園地がありました。


移動遊園地みたいでした。夏の間だけかな?常設の遊具も他にあったし、自転車専用道路もあったりして家族連れが楽しめる場所になっています。現に小さい子供連れファミリーが沢山いました。こういう場所を見ると若い世代を意識した街計画だというのがわかるし、同じような新しい街を沿岸地域に沢山みてきました。トルコは今どんどん成長している国!という印象です。





ここはマリーナとNavilyアプリには書かれてますが、未完成のよう。利用した人のコメントでは電気は無料で使えたけど水道は無かったらしい。それとすぐ入口外でアンカリングした人もいたようです。船で来る予定はないですが、係留できそうな場所にすぐ目が行ってしまいます。

現代の円形野外劇場

観光地ではないトルコ、陸路の旅ではならの普通の田舎街や普通の新興住宅地を見ることができ、とても興味深い旅となっています。

本日2日はいよいよイスタンブール入りだ!


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