2022年8月18日木曜日

砂地をめがけてピンポイントでドボン!ーDikiliの街を楽しめました

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!





8月16日Dikliの漁港をめがけて出発したのですが、結局漁港は入り口すらも入れず諦めました。でも、アンカリングポイントになっていない場所でも、深さと海底の感じを数回アンカリングして確認して、3回目でアンカリングポイントを見つけたのです。


入り口が半分の狭さになっていた漁港。しかも開いている側は浅いのです。つまり深い場所を大型漁船が占領していたってこと。

漁港は結局入り口すらも入れず、中に空きスピースがあるかどうも見れませんでしたが、入る時に座礁しては意味もありません。ユーターンする深さもなかったので、そのままバックで戻ってきました。チャートを見ていた主人が「アンカリング禁止区域はあるけど、それ以外だったら大丈夫ってことだよね。水深が結構浅いから取り合えず試してみよう。まだまだ風はほとんどない天気だから、どこでも大丈夫だよ。」と言い、漁港を左手に観た位置にアンカーを下ろしました。後でわかったんですが、つい最近入れた泊地情報アプリZuluには、その位置もアンカリングポイントとして載っていました!其アプリは主人は入れていないのと、泊地での風の強さや方向、ウネリの方角や高さなどの情報が載っていないので、まだ活用していないのです。(もしかしたら私が見方を知らないだけかもしれないけど。)

1回目に下ろした時、念のためバックにギアを入れてふかしてみたのですが、なんかアンカーが突き刺さった感触がないんです。それをしなくても、バウでチェーンの張り具合を見ているとだいたいアンカーが効いたかどうかわかるんですが、どうもいつもの感じと違う。バックに入れたらどんどん後ろに下がっていくんですね。つまりアンカーが流れているということ。水深は5メートルちょっとで50メートルまで出してるのですが、どうもきいてない感じ。すぐに引き上げました。すると海草がこんもり根こそぎアンカーに乗っかっていました。やぱり。海水がクリアなので、止まってから海面が穏やかなになってきたら海草の森が見えたんですよ。それで、もう一度、念のため少し場所を変えてアンカーを下ろしました。2回目も同じことに。この場所はあきらめました。

次は、貨物船とかのワーフの反対側のビーチ前で挑戦。

ここはさらに海水がクリアで、よく海底が見えました。さらにこんな風に明るい色をした部分が結構ありました。つまり砂地のスポットが結構あるということ。これは止まっている時の写真で走行中はこんなにクリアには見えませんけどね。

主人がだいたいの位置を決めた後、砂地だと思う場所にさしかかったら、私の判断でアンカーを下ろすことにしました。いつもは主人に「下ろせ」と言われてからウィンチを回してロックを外し重力でアンカーを落っことすんですが、それだとバウが見えません。そこで、ウィンチでロックを外した状態のままにしておき、バウに立って下を見て、ここだ!と思うあ所に来たら足でチェーンを踏みます。すでにロックが外れているので、その振動でアンカーが落っこちるんですよ。ロックはギアを緩めることで外しているので、加減ができるます。もうずっとアンカー係をしているので、だんだんその加減がわかってきました。アンカーが落っこちるギリギリにしておいて、足でチェーンを踏む技は、ピンポイントでアンカーを下ろしたい時に最適です。

今回は、チェーンを出した後の引っ張られ具合で突き刺さった感じがわかりました。でも念のためバックに入れてエンジンをふかします。チェーンのテンションでアンカーがしっかり抵抗しているのがすぐにわかりました。主人にもわかり「今度は大丈夫だ!」となりました。例のZuluのアプリにも、こっち側のアンカリングポイントも表示されていましたが、私達はもう少し岸に近い方にいるようです。水深は4.5メートル。でも念には念を入れてチェーンは50メートルちょっと出しています。

このあたり、大型貨物船もいるし、地域のヨットクラブがディンギーの練習をすぐ近くでしていたので、念のためアンカーボールを出しておきました。これで万が一誰かぶつかって来た場合の全責任が、相手側になるのです。

アンカリング禁止ゾーンの外におります。

水は本当にクリアで水温も丁度いい具合。水の中にいるのがとても気持ちいい。

キャプテン・ロブはさらに念のためシュノーケリングでアンカーを見に行きました。

チェーンは結構先まで見えます。
50メートルだもんねぇ~あんな場所にあるんだ。浮いているのはトドではありません。

戻ってきた主人が「ぐっさり砂地に埋め込まれていてアンカーは見えないぐらい。チェーンしか見えない。これならびくとも動かないな。」と安心の答えでした。

一息ついてお昼になっていたので、お腹が空いてきて、上陸することにしました。SATOMI号の周りでディンギー練習はさらに続いております。

Dikliの街、こちら側はビーチエリア。きれいな砂ビーチ。

でもあまり混んでないですね。週日だからかな。

あっち側が街の中心みたいですね。


まずは港を見に行きました。さっき入ろうとしていた漁港です。ここは小さいながらも出入国手続きができる港です。

うわ〜予想よりうんと狭いし混んでる。良かった入らなくて。一旦入ったらバックで出てくるしかない狭さ。しかも入口は片側が浅いので、バックで出るのはハラハラだっただろうな。空きスペースも全くなし。
港から、街の方に戻りランチ場所を探します。
商店街らしき場所に何軒か大衆食堂がありましたが、一番大きくてメニューに写真が付いてる場所があったのでそこに入りました。

まずはレッドレントルスープ。レントルスープはトルコ名物みたいでどこにでもだいたいあるんですが、これは今までの中で一番美味しかった!パンも焼きたてみたいな新鮮さ。
2人でミックスグリレをシェア。お腹いっぱいになりました。勿論お値段は地元価格。英語メニューもありましたが、トルコ語メニューがテーブルに貼ってありましたからお値段も同じです。サービスのトルコ紅茶もちゃんと出てきましたよ。

お腹も満足で街散策開始。
テント!という事はバザールがある?

なんだあれは!メロンのトラック移動販売?凄い人気でした。

そして、これぞマーケット!といのにあたりました。

野菜や果物マーケット。

見るからに新鮮で美味しそうな野菜やフルーツがあふれていて、特に必要ないのに買いたくなった!
でも玉ねぎと桃、バナナなどを買いました。

奥にはチーズ屋、オリーブオイル屋さんが何軒かならんでました。


多分、このマーケット、毎日じゃなくて週一だと思います。皆さん買い物トローリーを持っていて買いだめ体制でした!かなり遠方に車を止めてまでやって来る人達と沢山すれ違ったし。ラッキーだなー目掛けて来たわけじゃないのに。

商売上手なおばさんがハニーメロンの味見をさせてくれて、美味しかったのでおもわず買ってしまった!ラグビーボールサイズでオーストラリアドルだと2ドル50セント!日本円なら200円ぐらい?
お買い物にもランチにも大満足してヨットにもどりました。

ビーチから見えるSATOMI号。
これまでは、泊地情報アプリに示されている場所にしかアンカリングした事が無かったのですが、2回続けて、自分達で場所を確認しながら時間をかけて納得のいく場所を探し、ピンポイントでアンカーを降ろす事もできるようになり、風なしモーターセーリングの日々でしたが、凄いいい経験になりました。アンカリングポイントは2箇所とも、別のアプリに記載されているのが後で分かりましたが、それを知らずに発見できたのが、なんかクイズに正解したみたいで、嬉しかです!

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