皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
飽きた、と言うと語弊がありますがホリデータウンのSarandeはとても賑やかで、一晩過ごせばもういいかなっていう気になりました。なので、23日はアルバニアの海岸線を楽しむく自然タップリなアンカレッジへと北上移動しました。
海賊船タイプではない観光船もいます。この船は24日に移動したKakoma Bayで再会しました。
お土産屋さんとかも、ぎっしり詰まっているという感じではなく、ポツポツと所々にある感じ。観光地としては、閑散としたムードが漂っていますが、もしかしたらまだシーズン真っ最中ではないのかも。7月や8月にはもっとにぎわうのかな?ギリシャへの帰路で立ち寄る時にどうなっているのか興味しんしんです。
夕暮れになってきた湾にいるSATOMI号。ギリシャと1時間の時差があって、日本とアルバニアの時差は現在7時間。日本が7時間進んでいます。
港沿いにあるお土産物屋さん。木の細工がアルバニア名物なのか、それとも単に変わったものが受けるだろうということで、ここだけのモノなのかはわかりません。そこまでまだアルバニアのことわかっていないのです。だいたいアルバニアという国に対する情報、これまでそういう名前の国があるなぁ程度しか知らなかったしね。
これは戦争中の遺物。ここから銃を出して攻撃していたんでしょうね。アルバニアの海には今でも海底地雷が埋まっている場所があると聞いた事があるんですが、泊地アプリにはそういうことは書かれていなかったし、エージェントのジェリアさんも何も言っていなかったなぁ。ま、そういう場所は泊地として紹介されていないだけなのかも。
港への坂道の途中にお目当てのレストランがあります。
おやイスの上で子猫が爆睡中。ギリシャほどではないですが街猫がチラホラいるみたい。
サービスで出てきたブロシェッタ。ガーリックブレッド感覚で美味しかったです。
白身魚のカルパッチョ。これも美味しいかったなぁ。
ビーフタリアータ。中までしっかり味がついていて、柔らかいお肉、さらにトリフの削ったものが乗っかっていた!
おつまみ的なサイズだったので、どの料理も食べ切れてよかったです。
締めはラビオリ!ゴルゴンゾーラ風味のクリームソースでラビオリの中味はカニ肉でした。スタッフの対応もすごくよくて、お値段的にはワイン2杯、小ビール一本を含めて52ユーロだったのできっと現地ではお高い方でしょうが、バリューを考えたらギリシャよりも安いと思いました。
カスタムの建物に入って行きます。入口で「テンダーを置いてます。ボートの名前はSATOMIです。」と言えばOK。
一応、ハーバーマスターに無線で「SATOMI号港から出ます。」と連絡しておきました。丁度同じころにハイドロフォイルが近づいてきたし、港からも出発するフェリーがいましたので。
同じ頃海賊船も出発です。
カスタムのワーフから奥には行かなかったのですが、海岸線にそってリゾートホテルみたいなのが連立しています。こういう風景は通りにしたら1本か2本ぐらいで、その後は何もない感じでした。
微風ながら、思ったよりも風があったのでセールは目一杯だしました。
前日コーフのシップシャンドラー、フランクさんのお店で買ったUVシャツ。気に入ってます。
すぐに1回目のタック。
この後も何回もタックしてようやく岬を超えれた!と思ったんですけど・・・・・。
5ノット台のスピードに興奮。これならのろのろじゃないね。いい気持ち。
あれは教会じゃなくてモスクだと思います。アルバニアはイスラム教徒が大多数だそうで、時々お祈りの音が聞こえてきましたが、トルコの時ほど強烈ではなかった。かすかに聞こえる程度だったので心地よい感じでした。
沖に出たら風ももう少し強くなるか、と思って突き進んでいました。もう何回タックしたかな~。オートタック機能を使っているのでシートを緩めたり引っ張たりするだけなので楽々で気になりませんでした。
今度はコーフ島に戻るぐらいの勢いでギリシャとの境ぎりぎりまで進んでいったんですが、この時風の角度を設定したオートパイロットで進んでいたのと、あまりにもリラックスしたセーリングだったので、進路をあまり頻繁にチェックしておらず、気が付いたら、だんだん斜めに後戻りしている感じになっておりました!!!
夕食のために再び上陸。お目当てのレストランは決まっています。昼間前を通っていい感じの店を見つけていました。そこへはランチを食べたレストラン前にあるちょっとしたボートランプに乗り入れるのが一番近いのですが、街に行く時はカスタムのハーバーに係留した方が安心だとエージェントに言われたことが気になっていたので、ちょっと逆戻りにはなりますがその通りにしておきました。おそらくボートランプにテンダーをつけても大丈夫だとおは思いましたが、それだとその周辺のレストランで食べないといけない気がして・・・。
それに遠いと言っても徒歩で5分ぐらい増えるだけ。街の中を通っていけるのでお散歩と街散策できるので気になりません。
青物市場があった。もう時間的にほとんどのお店が閉店してましたけど。
レストランやバーがあるのは、港沿いの一本の通りだけ。それ以外はこんな感じの雰囲気でした。普通の住宅街なのかな。ギリシャの住宅街とはなんとなく雰囲気が違います。
ここ。残念ながらアルバニア伝統料理ではありません。イタリアン。
Saranadeはアルバニアの中でもインターナショナルな観光地なので、レストランもおしゃれなメニューがある場所がありますが、これから北上していくときっと普通のアルバニア料理しか選択肢がないと思うので、今のうちに違うタイプのものを食べておきたい、という気持ちから。インターナショナルといっても、あるのはギリシャ料理とイタリア料理のレストランですけど。
おつまみ的なサイズだったので、どの料理も食べ切れてよかったです。
夜景が綺麗でした。音楽もかかっており、ますます賑やかになってた。
SATOMI号に戻ってから、しばらくはデッキで涼んでいたんですが、陸から聴こえてくる音楽、うるさくて眠れないというほどの音量ではなかったんですが、それでも午前2時過ぎぐらいまで賑やかな雰囲気で、私は熟睡はできませんでした。寝る前から「なんかもうSaranadeはいいねぇ。明日は移動してもっと静かな場所に行こう。」と主人と話していました。
6月23日(金):微風だけどタックしていけばなんとかセーリングできそうな気配。いずれにしても二晩はここに居たくないなっていう気持ちだったので、風あろうとなかろうと出発することに決めていました。朝ごはんを食べてから10時ぐらいにゆっくりと動き出しました。
同じ頃海賊船も出発です。
カスタムのワーフから奥には行かなかったのですが、海岸線にそってリゾートホテルみたいなのが連立しています。こういう風景は通りにしたら1本か2本ぐらいで、その後は何もない感じでした。
前日コーフのシップシャンドラー、フランクさんのお店で買ったUVシャツ。気に入ってます。
げ、これじゃあさっきまでのジグザグが意味ないじゃ~ん。湾内Saranadeの街の端子の方まで来ていた。この後は風向きはさらに悪くなって、前方50度ぐらいがやっと。しかも風は4ノットとかで(体感で)スピードは2ノット以下に落ちてきました。
1時間半ぐらいジグザグを繰り返しても、一向にSarandeの街から離れていかず・・・そのうちに風はほとんどなくなり、仕方なくエンジン付けました。でもこの日は予報的には全くセーリングできるような感じではなかったので、セール遊びをした、と思えばいいかな。それに目的地はそれほど遠くない場所です。最初に目指していたのは、画面真ん中やや下の2つの緑の碇マークのうち右側の場所。Saranadeは右端の白いマークの場所です。だからすっごく近い場所なのです。でも行ってみたらフィッシュファームがあり海もきれいじゃなかったので通過。隣の緑マークも見てみました。すでに一隻大型ヨット(60フィートは軽くある感じでクルーが5人も乗っている。)がど真ん中に係留していました。スペース的には大丈夫だったのですが、アンカーを下ろしたけど全くきかず。こんもり海草がくっついてきたパターン。それと思ったほど湾に特別感がなかったので、次に進み、最終的に黄色の碇マークの場所Kakoma Bayに向かったのです。
おお、あそこだ。まあまあの広さだし海も綺麗。泳ぐのが楽しみ。
すぐ左手にはパラダイス・ビーチがあってにぎやかだけどここには小型ボートが数隻とビーチに数人いるだけで静かでした。Sarandeの街でみたケッチの観光船やってきました。でも音楽とか流してなかったので静かだったけどね。ブイに長いバウラインを通してバックして岸に近づいていました。あの船アンカーを積んでないみたいで、きっとモーリンがある場所しか行かないんでしょう。
到着したのは午後2時半ぐらいでした。それからすぐに海に入りひと泳ぎ。水温は丁度いい感じで、いつまでも入っていたくなる感じでした。岸沿いがシュノーケリングが楽しそうだったのですが、24日も滞在することにしたので、それは翌日のお楽しみにとっておくことに。
ずっと船の上でリラックス。夕食も主人が作ってくれたので、私はお昼寝までしちゃった。
夕方になってきて、外で涼んでいたら噂のホワイトホース発見!
夕方までにキャタマランが1隻と、2番目の湾でみた大きなイタリア船籍のヨットも入ってきて3隻で過ごす夜となりました。キャタマランのイギリス人のカップルの方は夕方パドルボードでご挨拶に来てくださり、SATOMI号で食前酒を楽しみました。
夜は本当に平和で、一回だけゆるやかに横揺れしましたが、もしかしたらフェリーとか沖を通過した波かな、ぐらいですぐに落ち着きました。その後はもうまっ平。海の上にいるとは思えないぐらいの心地よさで朝を迎えました。
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