皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!
6月22日、23日はフランスのMentonの街で、楽しい再会がありました。昨年里帰り中にお会いしたMご夫妻の船と落ち合ったのです。同じマリーナに予約を入れたのですが、なんと私の間違いで二晩予約したはずが、一晩しか予約が取れておらず、しかも翌日はフルブッキングでキャンセル待ち、と言われてしまった!そんなことにもめげず、目一杯ご一緒できる時間を楽しみました。
Mご夫妻はフランス側からイタリア側に向かって進んでいる途中。私たちがランチに出かけている時に到着されましたので、夕食をご一緒することに。
前にお会いしたのは今年2月でした。その時共通の知り合いのヨッティ―の方お宅でお初にお目にかかったのですが、実はMご夫妻のご主人とはすでに10年以上も前から「メル友」(なんて今でもいうんでしょうか?)だったのです。私たちがオーストラリアで船に乗っていた時、当時の私のブログを見つけていただき、Mご夫妻がシドニーでベアボートチャーターされた時にコンタクト頂いたのがきっけでした!
ディナーのレストランはマリーナ近くのお店をチョイス。
お互いヨッティ―!共通の話題はつきなくて、時間がたつのをすっかり忘れました。
6月23日(日):熟睡したせいか、朝6時半に目が覚めてしまった私!近くのベーカリーを調べたら7時45分まで開店しませんでした。仕方がなくちょっと船内の掃除をして時間をつぶすことに。マリーナ側に近い方の街並みは、観光風ではなく普通の住宅街もあるようです。あと1キロぐらい先はイタリアだった!
ゆっくり朝食とおしゃべりをしていたら、あっという間に11時を過ぎていました!私たちはスーパーへのお買い物、Mご夫妻はモナコ観光、とそれぞれのスケジュールをこなします。残念ながら、朝マリーナオフィスから電話がかかってきていて「申し訳ないですが、やはりキャンセルは出ませんでした。」とのこと。でも何時に出て行ってくれとは言われてなかったので、ゆっくりしております。
この橋みたいなのは階段になっていて、坂の上の教会らしき建物までずっと繋がっています。
昨日はこのあたりまでしか来なったな。日曜日だからか、観光客らしき人々でにぎわっていました。
お店も沢山ありました。
また小雨が降ってきた!ここのところ毎日、一日一回は小雨が降るんですよねぇ。そのたびに船が汚れ行く。
前日アンカリングした場所よりも、少し港のブレークウォーターよりにアンカーして、ウネリの影響を減らします。
他にも2隻ほどアンカリングしていましたが、あちらはウネリをまともに受けるので私たちよりもかなり左右に激しく揺れていました。でも夜になるとウネリが穏やかになる予定です。
街歩きも楽しみ、お買い物も済ませて午後1時半、マリーナを出発しました。
主人の風邪はかなりよくなっていますが、まだまだ咳が酷くて、それで体力を結構消耗するみたいなんですよね。直ぐ疲れてしまうので、夕方近くまでずっと寝ていました。
夕方6時ごろ、テンダーを下ろしていたら、すぐ近くのヨットの方がテンダーで港に向かうのが見えたのですが、気が付くとSATOMI号のポート側で漂っているのです。「大丈夫ですか?」と英語で聞くとフランス人の方だったのでジェスチャーで、エンジンがかからないというのを示されました。ガス欠?!で、主人がレスキュー出動。
夕方7時すぎにMご夫妻からディナーのご招待を受けていました。テンダーをぶっ飛ばしてさっきまでいたマリーナに入ります。こんな時間なのに、SATOMI号がいたバースはまだ空いてました。オフィスに朝聞きに行った時、チャーターボートエージェントらしき女性が長いクルーリストみたいなものをもって手続きをしていました。その女性が出て行ってからオフィスの方が「あの人たちが、お宅のスポットを予約しちゃったんですよ。」と言ってました。
船内も明るくて、すごく素敵です。機能的で使いやすいインテリアは、さすがモダンなボートならでは。
名残惜しい気持ちを抑えて、夜10時ちょっと前に退散いたしました。実際にお会いしたのはこれでやっと2回目ですが、全くそんな感じではなく旧知の仲という親しみさえ感じましたよ。次に日本に帰る時がいつになるかわかりませんが、その時が今から楽しみです。
6月24日(月):当初、この日にまたオーバーナイトでコルシカ島まで戻ろうと思っていた私たち。でもせっかくならニースやサントロペの方まで行ってからにすることにしました!なので次の泊地はたったの10マイル。朝はゆっくりです。昨晩は午後とは違い、とても穏やかなゆりかごに包まれている気分で熟睡しました。起きたらすでに9時ちょっと前!
で、外の様子を見に行ったら、ちょっと心配していた方角にスイングしていたんです。東風に変わると港のブレークウォーターに近づきすぎになる位置にアンカーしていたので、前夜も主人がそれを心配していました。今朝、なんと吹くはずのない東からの風が吹いていて、なんとスターンがブレークウォーターの岩の数メートル先まで近づいていました。深さはぎりぎりまで十分深いのですが、ちょっと気になるぐらい近づきすぎていたんで、リアンカーすることに。
アンカーをあげて動いていたら一隻の船がマリーナ側から近づいてきました。呼ばれる声が聞こえて、Hiro号だということがわかりました!出発前に来てくださったのでした。
丁度リアンカーしていた最中だったのて落ち着いてお話はできませんでしたが、Hiro号が動いている雄姿を遠巻きながら見ることができて、良かったです。
リアンカーしたら風向きがまた変わっていました。さっきはあそこに見えるブレークウォーターがスターンのほんの数メートルまで近づいてたんですよね。だいたいはこの向きにスイングするはずなので、あのままでも問題はなかったのかもしれませんが、これから朝ご飯を食べるので、どうせなら安心した位置にいた方がいいです。
以前は一度アンカーを下ろしたら出発まで引き上げるのが面倒に感じていましたが、最近は、ウィンドラスの調子いいのでチェーンが途中でストップすることなく、するする上がってくるのでアンカーの上げ下ろしが億劫でなくなりました。ウィンドラスのモーターがダメだと思って、ローマにいた時整備してもらいましたが、結局オーバーヒートの原因は配線接続部分の不具合だったみたいで、新しいものに変えていこう、とっても調子がいいのです。次に同じ症状が現れたらまたリレー部分を交換すればいいことがわかったので、また一つ学びました。
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