皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!
6月24日(月)はお昼ごろゆっくりとMentonのアンカレッジを出発して、ほんの10マイルほど先のAnse de la Scalettaというアンカレッジに移動。途中モナコ王国を海上から見学。近辺に係留されたどでかい豪華ボートの林の中をぬうように通過しました。到着したアンカレッジではいきなり夜に物凄い花火が上がり、思いがけぬ花火大会を堪能しました!
近すぎて灰を被っちゃうんじゃないかと思うぐらいの特等席で見た花火
6月24日(月):朝ごはんを食べて少しゆっくりし、12時ちょっと前にやっと腰を上げました。お天気は曇りがちで、風もなく退屈な移動となりそうですがどうせ10マイルほどなのでメインセールをあげるまでもなくエンジン移動です。その分今夜は暖かいシャワーを浴びれるので良し、としよう。それにソーラーパネルを増やしていてもお日様が上がってくれないとバッテリーチャージできないので、エンジン走行も悪いことばかりではありません。
30分ほど進んだらもう遠目にモナコが見えてきました!Roquebrune-Cape-Martinという場所にも泊地があって、モナコに一番近いアンカレッジなので気になっていた場所です。この日は2隻のキャタマランがアンカリングしていました。揺れもなく良さげな場所でした。
あの岬を回るとモナコ!
大きな港の前には何隻もの巨大パワーボートがアンカリングしていました。テンダーを収納する倉庫が普通の車のガレージぐらいのサイズだった。
52フィートのSATOMI号の2倍は最低あるよねぇ~っていうデカさ。
またまたこちらもでっかいヨットですなぁ。5階建てぐらい?お客さんの数よりクルーの数の方が多かったりして。
オーシャンライナーが港にいました。
丁度この船が出てくるところで、小さいのがウロチョロしてお邪魔になると怒られそうだったんで、退散しました。モナコのカーティシーフラッグをあげていないから、あまり目立つことはしない方がいいですし。皆様のご迷惑になることは避けなければ。
「Clube Med2」地中海クラブ2号。きっとLe Speziaではお客さんがChinque Terra観光するためにとまっていたんでしょうね。あんなでっかいけどちゃんとセールで走れることもあるのかな?
でっかい港を少し超えると小さい港があります。20メートル以下の船用?それともこの辺りじゃ50メートル以下ぐらいが小さいっていうのかしら?
午後1時30分、目的地のAnse de la Scalettaの泊地に着きました。
ここは南東のウネリからは完全に守られている位置ですが、外を通行するフェリーの起こす波が時折岬を回って入ってくるみたいですが、気になるほどではありません。緑に囲まれてすごくきれいな場所で、ここ一週間ぐらいで一番綺麗な泊地かも。
夕食は中華丼風でお家ご飯。この日はどこにも上陸せずゆっくりしようと思ってましたから。とっても平和な夜で9時ぐらいには私はうとうとしていました。主人は夕方までお昼寝してたので、テレビを観ていたのですが、夜10時40分ごろ、突然外で「ドカーン」という大砲みたいな爆音がきこえてきたんですよ。ドドド―ン、ドカーン、が続いたので何事かと思って外に出たら・・・・!なんと花火が上がり始めた。
最初お金持ちの個人がなんかのお祝い事とかで花火をあげているのかな?と思ったのですが、その規模といったら・・・シドニー湾の年末の花火を思い起こさせるぐらい。日本の夏の地方の花火大会ばりの豪華ででっかい花火が次々あがるんですよね。
これでもかこれでもかと、次々上がる花火を息をのんで鑑賞しました。あまりにもすぐ近くだから、灰がふりかかってくるじゃないかな?って思うぐらい。シドニー湾で年末の花火を前の船で観覧した時、翌日船体一杯に灰を被っていて掃除が大変だった!
思いがけなく、目の前で花火大会を鑑賞できて、物凄く得した気分になったのでした。しかも夜が更ければ更けるほど、泊地内は穏やかになっていき、全く揺れなくなって海上にいることを忘れてしまうぐらいだったんです。物凄く幸せな気分ですぐにまた夢の世界に戻りました!
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