2024年6月26日水曜日

街並みだけじゃなく人も洗練されてて親切ーSaint Jean Cap Ferratの街

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!





25日はアンカリングしている場所からテンダーですぐのマリーナから上陸して街散策を楽しみました。Saint Jean Cap Farretはマリーナを中心にしたこじんまりとしたリゾートタウンですが、過度に観光地化されてなくておしゃれな街並み。お店の人も洗練されてて、すごく親切で気持ちのいい対応をしてくれます。イタリア人より丁寧だな、という印象。

一夜明けてさらにまっ平な海。あっち側のウネリはほぼゼロと言っていいぐらい。

6月25日(火):ぐっすり熟睡して気持ちよく目が覚めました。天気予報ではこの日も雨、ですが、朝のうちは太陽が輝いていてきれいな泊地がさらにきれいに見えました。昨晩にはいなかったモノハルのヨットが2隻アンカリングしていました。この後もう1隻入ってきました。

ほとんどのパワーボートは、マリーナや街が近いからか、あっち側にアンカリングしています。大型パワーボートは比較的沖合にアンカリングするので、すみ分けができていてるみたいで、気持ちよく過ごせる泊地です。パワーボートは発電のためずっとエンジンをつけていたりするので、あまり近くに来られるとうるさかったり、排気ガスの匂いがしたりするので、嫌なんですよねぇ。ま、あれぐらいのサイズだったら、ジェネレーターを回しているだろうから、エンジンはつけていないと思うけど。

海の透明度は、まあまあ。海底に短い草が生い茂っていますが、丈が短いので砂地もちゃんと見えます。なのでアンカーの効きも悪くありません。魚は比較的小さいサイズのものが船の周りに群れていました。パンくずとかご飯粒をあげると、サーっと寄ってくる!天気がよければ泳ぎたいな、と思うんですが、曇りがちなせいか気温がずっと21度から23度ぐらいにしかならないんですよね。暑すぎて死にそうっていうことはないので、過ごしやすくていいけどね。

12時ごろ、あそこにあるマリーナから上陸してみることにしました。

マリーナの一番奥のワーフにテンダーを付けて上陸。マリーナオフィスのすぐ前だったので、一応オフィスの人に「テンダーをあそこにつけさせていただきました。」とあいさつしておきました。オフィスの人は英語がわかったかどうかは不明ですが、笑顔でうなずいていたので大丈夫でしょう。


マリーナ周りにはレストラン、カフェ、ブティックなどがつらなっていてすごくおしゃれな雰囲気です。

ガラスのおしゃれな食器。船の上ではガラス物は禁物ですが、ちょこちょこっと週末にお出かけしてアンカリングする程度の船だったら、きっと食器にも気を使っているでしょう。モナコからも近いから、ヨットオーナーさんもおしゃれで洗練された人ばかりかも?!

結構広いマリーナでした。



ヨット関係のブティック。港の名前がはいったトートバッグとかも売っていました。

木製の可愛らしいサイズの船も何隻か係留されていました。

マリーナ沿いのお店の終わりがけに来た頃、1本奥に続く道を発見。裏通りにも街並みがあるのかなと思い入ってみました。

するとどんづまりで、上に上がる階段がありました。

上がってみるとこじんまりとした街並みが広がっていました。



観光客みたいな人ばかりで、街の目抜き通りらしきものは数百メートルぐらいしかなかったので、ここはマリーナを中心としたちょっとしたリゾートの街なのでしょう。お店が続いてるエリアを出ると、宿泊施設らしき建物が並んでました。


お店はこじゃれたものが多く、ブティックもそれぞれ個性があって洗練された商品が並んでいました。

ここはブッチャーなんですが、加工食品が美味しそうで、真空パックにはいったテリーヌみたいなものや、美味そうなスペアリブなんかが売られていたのでランチとディナー用に買いました。


レストランは、Menton同様、イタリアと比べてちょっぴり高め。イタリアでもフィレンツェみたいな大観光地は同じぐらいお高めだったのですが、フランスは全体的に高いみたい。最低一皿20ユーロから、という印象です。おそらく料理の質は高いので値段には十分見合うんでしょうが、それでもすごく食べたいと思うものでなければちょっとためらう値段です。なので今後はお家ディナーが増えると思うんですが、お惣菜の質も高そうなので、そういうのを買ってきてお家で食べるのがいいかも、と思い始めています。


アンカリングしているSATOMI号。ブルーの船体がそうです。

コンサート会場みたいなのができていました。もしかしたら前夜ここで花火鑑賞をしていたのかな?

お肉やさんで美味しそうなテリーヌ、リブ肉、ソーセージを買い込んで船に戻ります。

豪邸はホテルなのかな?確かレストランがあのあたりにあるはずだけど。

海上ように使っていたサングラスがとうとう壊れたので、数年前に使っていた街用サングラスを海上ようにしました。サングラスも度付きなので、そこらのお店で買ってくるわけにはいかず、壊れると不便なのです。幸い、一昨年オーストラリアに帰った時街用サングラスを新調したので、古いサングラスを降格されてもOK。つるの部分の金属部分がすでにサビているので、海用にしても気が引けません。


グーグルには表示されていないのですが、あれはホテルだと思うんですよね。夜になるとネオンサインの看板みたいなのが見えたから。

天気予報どおり、午後1時を過ぎたころから雨が降り始めました。しとしと雨ではなく、結構ざ~と降ったので潮を洗い流してくれると思う。


なので外でランチを食べようと思いましたが、船内ランチとなりました。買ってきたリブ肉をオーブンで温め、ついでにベークドポテトも作りました。

その後も、雨が降ったりやんだりで気温も涼しかったので、船内で過ごしました。久しぶりにクラフト道具を引っ張りだしてきて、カードメーキングもできちゃうぐらいゆったり過ごしました。主人はお決まりのお昼寝。

夕方になってから晴れてきたので、夕食は外で食べました。お昼が遅かったので、夜はスナック程度。買ってきたばかりのテリーヌをいただきます。もうこれが、すっごく美味しくて・・・・今まで食べたこの手のものって、脂っこいというか途中でくどくなってしまう事が多かったのですが、サッパリしていてそれでいてちゃんと味付けがあり、すごく上品な味でした。これレストランで食べたら前菜としても20ユーロ近くするよね~と主人と話していました。これからこういうの買ってきてお家でゆっくり食べよう!と話ていました。


小瓶のプロセッコはワイングラス一杯分で、あまり沢山飲めないのにワインが好きな私にはぴったりのサイズ。でも晴れ間が出てきたきれいな泊地で気分がよくて、2本開けてしまいました!

Mentonでも感じていたんですが、フランス人の人たちは想像していたよりも、うんと親切だなっていうこと。親切というか、お店の人たちの応対が洗練されているというか、無礼な感じがしないんですよね。ギリシャではぶっきらぼうな店員さんは結構普通でした。無礼とういわけではなく、ギリシャ人の方は全般的に素朴なんですよ。だからおべっかがなし、という感じ。イタリアでは、ちょっと品がよくなったな、と思いましたが、それでも大きな観光地じゃないような街のお店だったら、やはりぶっきらぼうな雰囲気はありました。

でもフランスに来て・・・・というかこの地方だからなのかもしれませんが、お店の人たちとのインタラクションがすごく気持ちがいいんですよ。人間が洗練されているから、丁寧な応対なのかもしれません。押し売り感もないしね。なので今のところ、私たちにとってのフランス人の印象はすごくいいです。


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