2024年6月27日木曜日

テンダーで2マイルほど先の別の街に行ってみました!Port De Beaulieu sur Mer

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!





居心地が良すぎて3日目も移動せずSaint Jean Cap Farretに泊地に居ました。午後になってから2マイルほど先にある Beaulieu sur Merの港にテンダーで行ってみました。その街からニースまで電車で行けることがわかりました。アンカリングしている場所からすぐのビーチの方にも上陸。岬伝いに素敵な散歩道があることを発見!この泊地、最高です。

青丸の位置にアンカリングしていて、スーパーマーケットのマークがある港までテンダーを飛ばしていきました。多分2マイルぐらいは距離があると思いますが、波が全くないのでテンダー移動でも全く問題なし。出かける前に念のためテンダーのモーターのタンクを給油しておきました。さすがにこの距離は途中で燃料が切れると痛いので。

ここは近くのマリーナがある港よりもさらに大きい港でした。

一番奥まで入って行ったら階段があるワーフみたいな場所があったので、そこにテンダーを係留。置きっぱなしにしておいても大丈夫そうな場所です。

すぐ目の前で工事をしているので、常に人の目があるし、ちょっとした広場にはオブジェなんかも置いてあって、観光船の発着地のような様子もありませんでした。だいたいこの港、ツーリスト港っていう感じじゃないしね。

街並みはし~んとしていて、簡素ですが、清潔感にあふれております。


午後2時ぐらいにでかけていったのですが、時間帯からなのか道行く人たちもあまりなく、静かでした。




建物がみな小奇麗で、人どおりが少ないので、まるで映画のセットの中にいるような印象を受けました。普通に機能している街っていう感じじゃないんですよね。とにかく小奇麗なのだ。




スーパーマーケットを探していたら、電車の駅に行き当たりました。中に入って行って行先表示を見ると、ここは前にいたMentonからモナコを通りさらにニースまで繋がっている路線上の駅でした。ということは電車でここからニースに行ける!駅のスタッフの女性は英語も達者ですごく親切に時間とか料金とか教えてくれました。だいたい30分に1本の割合で電車はあるようです。二人分で往復11ユーロということなので、それほど高くありません。

明日辺りには移動して半島の反対側の泊地に行き、そこから電車に乗ってニースに行こうかな、とも考えていたのですが、Saint Jean Cap Farretにはすでに3日も滞在しているので、すごく安全な泊地だということがわかっています。アンカーは一回もびくとも動いていません。なので未知の場所にアンカリングして長時間留守をするよりも、安全だということが分かっている場所の方がいいね、ということで移動しないで27日にニースに行ってみることにしました。まだまだ風が全然ない平和な天気が続くので、特に移動する必要もないしね。

電車の駅のすぐ隣がスーパーマーケットでした。

あっち側が電車の駅。


品揃えが豊富で、お寿司コーナーなんてのもありました!

鮮魚コーナーもある。

お惣菜コーナーもいい感じ!ここで、トマトやナスの肉詰めみたいなものをゲット。

餃子も売っているじゃないか!アジアン料理にも認知されているんですねぇ。


そしてカップ麺とかお醤油とかのアジアンコーナー。かなり充実しております。本当にこの3年間ギリシャの片田舎のスーパーが基準になっていたので、イタリア以降、スーパーでの買い物が楽しくて仕方ありません。カップ麺も買い溜めしなくても、これからはどこでも手軽に入手できるみたいだし。

マリネされた味付け肉に前菜になりそうなものをゲットしてきたので、今晩のディナーもお家でレストラン並みの食事ができそうです。これからはあまり買い溜めしなくてもよさそうです。その都度スーパーやデリカテッセンでその日食べたいものを買ってくるだけで、十分。帰りにパン屋さんでバゲットを買ったんですが、これも本当に美味しくて、夕食前に半分ぐらい食べちゃいました。


いい買い物ができたし、普通の街なのにすごく洗練された街並みを見ることができて、Beaulieu Sur Merもいい街でした。


街自体は特に大きくなく、ほとんどがアパートの住宅街だったので、スーパーに行っただけで家路につくことに。

午後3時ぐらいまでは天気が良かったのですが、4時を過ぎるころから再び空が曇り始めポツポツ雨が降ってきました。まわりを高い山に囲まれているので、雨が多いのかなぁ。

夕食はまた外で。変な写真しか残ってませんでした。さっきスーパーで買ってきたマリネートされた豚肉ステーキに、イタリアオスティアの冷凍食品専門スーパーで買ったハッシュドポテトを合わせて。主人はさらにスーパーで買ったピーマンやナスの肉詰めも添えてましたが私は肉料理が多すぎるので、サラダに変更。

ディナー中は小雨がポツポツしていたのですが、しばらくすると雨が上がり素敵な虹が出てきました。


でお天気が回復したので、テンダーで近くの岸に上陸。ちゃんと桟橋みたいな場所があるのでそこをお借りして上陸です。

このお家のものかな?でも誰もいなさそう。

ぐるりとこういう小道がつなあがっているんですよね。まずはビーチのレストランの方に行ってみました。

砂利ビーチでレストランには更衣室ロッカーとかトイレとかが隣接されてました。メニューを見たら、最低でも25ユーロ!ひぇ~!!!

アンカリングしているSATOMI号。どこに行っても一番素敵な船がSATOMI号って思うのは、手前味噌精神丸出しです。

反対側の方に歩いてみました。岬に沿って道が続いているみたいのなので、反対側に行けるはず。

この小道、マンホールが途中何個かあり、どうも下水のパイプを隠す目隠しとなっているようなのです。いいアイディアですねぇ。景観を損なうことなく、さらに住民の散歩道としても利用できる。

このお宅は専用の小さな港がありました。プールにもなるかな。


小型ボートで乗り付けて、こっから入るわけですね。




岬をぐるりと回って外海の方にきました。

時々、こいうい看板がたっています。

このお宅はお庭にこんなにでかい銅像がありますね。


海岸沿いに立っているお家はどれも塀で囲まれていて、プライバシーがしっかり守られていました。建物は見えませんでしたが、塀の長さからするとかなり敷地が大きそう。

反対側の湾にやってきました。ここも泊地です。





ここにもレストランがありますね。

こっちのアンカレッジに来ることも、最初考えたんですが、ウネリの影響がありそうだったので、Saint Jean Cap Farretの方にしたんですよね。風向きが変わったらここもいいかも。




この辺りはでのお宅も豪邸です。別荘なのかな?人が住んでいる気配がありませんでしたが、デカい家なのでひっそりと暮らしているのかな?




岬を伝って歩いてきた時は、大回りなので30分ぐらいかかりましたが、実際は反対側まですぐ近くなのです。

帰りは10分もかからずアンカリングしているSaint Jean Cap Farretのレストランビーチに出ました。

船に戻ってから食後のデザート、これもスーパーで買ってきたプリンをいただきます。ガラスの容器に入ってて、手作りみたいな味わい。容器は小さくてピクルスとかをいれるのに丁度いいのでとっておこう。


同じ場所にアンカリングで三晩も泊まっちゃうのは、私たち的には珍しい方。だいたい二晩で飽きちゃうんですよね。でもウネリの影響が全くなくて、しかもそこそこ遊びに行く場所もあり、スーパーもあるから便利さもそこそこある。主人もゆっくり体を休めることができました。

風がない日が数日続いているので、特に移動する必要もないし。アンカーがしっかり効いていることもわかっているし、ここ数日の間にどんな風にスイングして方向が変わるのかもわかったので、長時間放置しておいても安心できます。ということで、本日27日は、滞在4日目となりますが、電車に乗ってニース観光に行くことにしました!

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