皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!
7月17日の午後「なんちゃってカリブ海」のPlage de SalecciaからSaint Florentの街のアンカレッジに移動して一晩過ごすことにしました。翌日18日には街に上陸。Saint Florentはこじんまりとした小さな港町で、観光客もいますが大半はここに宿泊して昼間Plage de Lotoビーチにフェリーツアーで行くのが定番みたいです。
17日午後2時ちょっと前Plage de Salecciaを十分楽しんでからこの日のお宿に移動しました。
岬を回って朝までいたPlage de Lotoを通過して、湾のどん詰まりの場所にあるSaint Florentの街のアンカレッジに移動です。丁度いい微風が吹いていて距離も短いので、ジェノアだけだしてノロノロ優雅に進みます。あれがSaint Florentの街
午後3時50分ごろアンカリング終了です。この位置でも水深はキール下2.6メートルしかありません。つまり水深5メートル弱。スペースが充分空いているので30メートル弱出しています。強風の予報はありませんけど、これでどの方角に回転しても安心してグルグルスイングできます。
1時間弱で戻ってきました。お肉やさんで串刺しになったお肉を2本買ってきてくれたので、それが今晩の夕食です。串が長すぎてフライパンに収まらなかったので、残念ながら串から外して料理することとなりました。味付け肉だったので、野菜をちょっと足して炒めたらお肉のマリネソースで味付けが不要だったので楽でした。美味しかったしね。
ご飯と一緒にいただきます。
夕方過ぎまでは、小型ボートがゴムボートをけん引してそれにお客さんを乗せて猛スピードであちこちを走り回っていたので、その波で時々揺れていましたが、夜になったらすっかり落ち着き、とっても平和でした。ここ数日のアンカレッジはみんな平和な場所でしたが、潮の流れが変わった時だったのか、一晩のうちに数時間だけちょっと横揺れがあった場所もありましたが、Saint Florentの街のアンカレッジはそれもなく、海上にいることを忘れちゃうぐらいでした。ま、風もないからね。
7月18日(木):ぐっすり眠れたせいか、朝は7時ちょっと前に目が覚めました。最近朝は8時半ぐらいまで寝ちゃっていたので、それに比べたら早起きです。
街の反対側にも沢山いるなぁ。なんか昨晩より増えている気がするので、夜になってから何隻か増えたかも。Plage de Salecciaは横揺れがあると思われるので、夜はここに戻ってくるのかも。私たちもそうだったしね。本当に広いアンカレッジなので、スペースは十分にあるし、かなり広い範囲で水深が10メートルを切るので、暗くなってからでもアンカリングしやすい場所です。
最初イタリアのサルディーニャ島のシップシャンドラーに在庫があることがわかり、そこに連絡して7月末まで取り置きしてもらう手配をしていたんですね。でもオンラインで見つけたのは今使っているのと全く同じのもので、しかも値段がサルディーニャのショップより数百ユーロ安いかったのです。で、サルディーニャの方は取り置きをやめてもらいました。これまでの経験ではイタリアのシップシャンドラーの方が品揃えもいいし、英語がわかる人が多くて親切でサービスもいいんですよ。でも値段が高いのだ。
港があって、マリーナもあります。
観光船発着所のワーフの一番奥にすでに他のテンダーが係留されている場所があったので、私たちもそこに繋ぎました。すぐ前に観光船のチケット売り場がありましたが、お店の方は全然気にしてませんでした。今のところフランスでは、港とかマリーナとかにテンダーを乗り入れることに関して寛容な場所ばかりで、上陸が便利です。
Captenerieはフランスでハーバーマスターオフィスの事。
すでにランチ時、お腹が空いてたのでまずは食事。写真右のお店にDorado(地中海にいる真鯛の一種)がセットメニューのメインコースで選べたので、そこに決めました。
このお店のセットメニューは一人25ユーロで前菜、メイン、デザートの3コースで、それぞれ選べるメニューが豊富なんですよね。
私が選んだ前菜はテリーヌ。前菜だけで10種類ぐらいから選べるので迷っちゃう。セットメニューの前菜にしてはテリーヌ3切れもあってこの時点でお値打ち感でした。
主人が選らんだ海老も、3匹もあってしかも結構いいサイズです。
私のメインはDorado。どうしても魚が食べたい気分だったのです。セットメニューだから切り身で出てくるかと思ったら、小ぶりですがちゃんと一匹でした。長さは15㎝ほどですが、ぷりぷり太っていたので食べ甲斐がありましたよ。丁度いい塩加減で美味しかった!
主人はお肉。クリーミーソースには栗がはっていた!
デザートは主人がフルーツカップ。白っプ漬けのももとクリームが一杯。
私はチョコレートムース。とにかくここのセットメニューはとてもバリューが高いと思いました。サイズはおそらくでっかかいでしょうがDoradoを単品でメインでオーダーしても23ユーロ。だったら一つ一つのサイズが多少小さくてもいろいろバラエティーに富んだものを食べられる方が嬉しい。さらにどのお料理も質はとても高くてセットメニューだからと言って手抜きは感じませんでした。何より、選らべる料理がすごく多くて、毎日ここに食べに来ても飽きないぐいの組み合わせができます。久しぶりにお値打ち感を感じた外食でした。
街の雰囲気もこじんまりとしていていい感じ。観光客もいますが、フランス人韓国客がほとんどです。ま、ほとんど知られていない場所だからわざわざ海外からここに観光に来る人はよほど物好きでしょう。でも私たち的にはサン・トロペよりもコルシカ島の街の方が断然好きです。レストランもバリューが高いし、ビーチだってここの方が断然いい。正直サン・トロペのどこがいいのかわかりませんでした。多分ネームバリューで「サン・トロペにいる」ことに意義があるんじゃないかな。有名人が来る場所だし。
坂道の上にシタデールがあります。
中には入れないみたいで、保存にもあまり興味がないみたいで、建物の周りは落書きならぬ落書き彫刻で一杯でした。
街の反対側の湾。
あ、SATOMI号がいた。
城壁から港の方の眺めはとても綺麗。海の透明度も湾のどんつまりにしては悪くないですね。
おしゃれなお店やカフェもチラホラ。派手過ぎず賑やかすぎない程度に観光地化されているのが、落ち着きます。
美味しそうなトマトだなぁ。
地元のワインを売っているみたいですが、お値段が結構高くて…在庫は結構あるので止めました。
こじんまりとした街だったのでものの30分ぐらいで街中散策終了。気温が上がってきたので3時ちょっと過ぎに船に戻ることにしました。
街の雰囲気もこじんまりとしていていい感じ。観光客もいますが、フランス人韓国客がほとんどです。ま、ほとんど知られていない場所だからわざわざ海外からここに観光に来る人はよほど物好きでしょう。でも私たち的にはサン・トロペよりもコルシカ島の街の方が断然好きです。レストランもバリューが高いし、ビーチだってここの方が断然いい。正直サン・トロペのどこがいいのかわかりませんでした。多分ネームバリューで「サン・トロペにいる」ことに意義があるんじゃないかな。有名人が来る場所だし。
まわりにブルーの船がいないので、見つけやすかったです。
城壁から港の方の眺めはとても綺麗。海の透明度も湾のどんつまりにしては悪くないですね。
古い噴水みたいなのが広場にありました。
昼間にガッツリ食べたので、夜になってもお腹が空かず、外で涼みながらフルーツを食べて終わり。魚にクラッカーをやったりしてゆったり過ごしましたよ。
さて、本日19日は島の北の端に向かいます。だいたい20マイルぐらいの距離で、11時ぐらいから風が出てくるのでそれからゆっくり出発です。目的地はBarcaggioという港の近くのアンカレッジです。
本日もご訪問ありがとうございました!ご覧いただいた記念によろしければ「ペーパークラフト」ボタンをポチっと押していただけますか?
0 件のコメント:
コメントを投稿