皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ！
前のオーナーから引きついだ船体上の日よけですが、サイズが小さいので幅全体をカバーできません。そこで見かけは悪いんですが、以前使っていたタルポランシートを復活させたところ、これが一番でした。使ってなかった日に軽い熱中症になったので、効果は抜群です。
見かけはひどいけどやっぱこれが一番効果がある！
7月29日（月）：お昼ちょっと前から一時的に北からの風が吹いてくる予報でした。予報では4ノット程度でしたが、実際は15ノットを超えるぐらい。そのため前日から着けていた船体上の日よけをはずことにしました。波も徐々に大きくなっていきましたが、それでも不快だとか危険という感じではありませんでした。ただ、テンダーで街に上陸するには正面からの波を超えて進んでいかないといけないのでずぶ濡れになること間違いなし。そこれで風が収まるまで船内でぐたぐたしていました。でもこれがいけなかった。お昼ご飯を食べて数時間ぐらいしてから、なんだかぼーっとしてきて脱水気味かなと思ったので水分補給をしていたのですが、水の飲みすぎだったかのかなんかお腹の調子も悪くなっていったのです。そのうち頭は熱いのに（でも熱はありませんでしたけど）体は軽い悪寒を感じると、という変な状態になり、アイスブロックで頭を冷やしながらタオルケットをかけて横たわっていました。スポーツドリンクを少しづつ飲みながら。結局ずっと調子が悪いまま29日が終わりました。夕方船内の温度計を見たら、多分直射日光が当たっていたせいだと思いますが、なんと42度になっていた！（実際の室温は多分38度ぐらいだったと思います。）同じ場所にいたのに、主人はなんともなく、私だけが具合が悪くなったのですよねぇ。
7月30日（火）：一晩寝たら気分がかなりよくなった私ですが、消化不良も起こしているようで食欲があまりありません。お昼ちょっと前にキャベツと玉ねぎ、マッシュルームに生姜をいれたスープを作って食べたら、かなりすっきりしました。暴飲暴食に気を付けなければ！
この日も気温が上がる予報だったので、日よけが必要になるのですが、専用の日よけはもう使わないことにしました。代わりに出動させたのは、以前使っていたタルポランシート！外側がシルバーで内側がブルーのビニールシートです。
あれ？あのクラッシックなスクエアリグの船、エルバ島で見やつだ！10時頃きましたが、午後遅い時間にはいなくなっていました。
サイズも船体の幅をしっかりカバーしてくれます。シルバー部分が日を反射するのでシートの内側はすごく涼しい。ブルーのカバーは布が熱を吸収しちゃうので日はよけられても内側は結構熱くなります。本当に気持ちがよくて、午後はここで軽くお昼寝したり、まったりしていました。主人は午前中1回ゴミ捨てとクロワッサンを買いに街にいってくれましたが、私は29日からずっと船におこもりしています。
たまに魚に餌をやったりね。硬くなったパンを捨てずに魚用にとってあります。
左前のブルーの船もイタリア船籍。本当にこのあたりイタリア船籍の船が多いです。
エーゲ海のギリシャ諸島をクルージングしていた当時、気温はギリシャの方が高かったのですが、常に風が強くて海上は結構涼しかったんですよね。それに乾燥していた。だから熱中症みたいになったことは一度もありませんでした。でも6月末にフランスに来てから、なんとなく体がだるい日が続いていて、時々消化不良気味でした。これって夏バテ？温度はギリシャより低いのにね。でも湿度が高いのと、陸付近で風があまり吹いてないので船内の温度が夜になっても下がらない事が多いのが原因かもしれません。日差しもギリシャより弱いからあなどっていましたが、これからはタルポランシートを常に発動しなければ！
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